暴れ馬 トルコとキウイ 並べれば 意外や同じ チャートを描く
前回の支那事変の時は、2正面での全面戦争 であった。
今回のサブプラショックは、前回の教訓が多少は生きたようだ。
いや、生きたと言うよりも、navi口座でのオセアニア売りがヘッジ効果を発揮し、円独歩高でも怖くなかった
だけである。
ポジションがクロス円の買いに偏っている、セ短資口座の資金管理さえ出来ていれば、円高の嵐を凌げた
のが大きい。
今度のサブプラショックからも、何等かの教訓を得たい。
クロス円と、非クロス円プラススワップ通貨ペアの、変動を見ておきたい。
【MXN/JPYの日足チャート】
マーマー金利が良いメキシコペソ円
揃いも揃って、良く動く。
ポジションが、これらクロス円に偏っていたら、サブプラショックでひとたまりもなかったであろう。
非クロス円はどうか?
【CHF/ZAR】
スイ笊も売りでプラスSWPだ
【GBP/CHFの日足チャート】
ポンスイは買いでプラスSWP
これらの通貨ペアを冷静に比較するには、変動額ではなく変動率であろう。
サブプラショック時の、下落率だけ見ても
最も凄まじかったのは、キウイ円で、31.6%の下落
次がトルコで、25.4%
以下、メキシコ:16.6% ユロアイ:14.3%、スイ笊:11.5%、ポンスイ:5.1%
と続く。
欧州通貨同士のポンスイが、穏やかな動きなのは頷ける。
クロス円や、ユロアイなど、高金利を目当てに、ポジションが偏っていたら、今回のショックは
乗り切れなかったろう。
支那事変では、全面戦争の危険を肌で感じることができた。
今回のサブプラショックでは、ポジションを分散する重要性を、改めて実感できた。
今後の方向性に、重要な示唆を受けた。