暴れ馬 トルコとキウイ 並べれば 意外や同じ チャートを描く | 勝利の法則

暴れ馬 トルコとキウイ 並べれば 意外や同じ チャートを描く

前回の支那事変の時は、2正面での全面戦争 であった。

今回のサブプラショックは、前回の教訓が多少は生きたようだ。


いや、生きたと言うよりも、navi口座でのオセアニア売りがヘッジ効果を発揮し、円独歩高でも怖くなかった

だけである。


ポジションがクロス円の買いに偏っている、セ短資口座の資金管理さえ出来ていれば、円高の嵐を凌げた

のが大きい。


今度のサブプラショックからも、何等かの教訓を得たい。

クロス円と、非クロス円プラススワップ通貨ペアの、変動を見ておきたい。


【NZD/JPYの日足チャート】
0825njDD2  高金利通貨のキウイ円

【TRY/JPYの日足チャート】
0825tjDD  もっと高金利のトルコ円

【MXN/JPYの日足チャート】
0825mjDD マーマー金利が良いメキシコペソ円


揃いも揃って、良く動く。
ポジションが、これらクロス円に偏っていたら、サブプラショックでひとたまりもなかったであろう。


非クロス円はどうか?


【EUR/ISKの日足チャート】
0825eiDD  売りでプラスSWPとなる

【CHF/ZAR】
0825czDD  スイ笊も売りでプラスSWPだ
【GBP/CHFの日足チャート】
0825gcDD  ポンスイは買いでプラスSWP

これらの通貨ペアを冷静に比較するには、変動額ではなく変動率であろう。


【2回の急落時の変動率】
0825touraku

サブプラショック時の、下落率だけ見ても


最も凄まじかったのは、キウイ円で、31.6%の下落

次がトルコで、25.4%

以下、メキシコ:16.6% ユロアイ:14.3%、スイ笊:11.5%、ポンスイ:5.1%

と続く。


欧州通貨同士のポンスイが、穏やかな動きなのは頷ける。

クロス円や、ユロアイなど、高金利を目当てに、ポジションが偏っていたら、今回のショックは

乗り切れなかったろう。


支那事変では、全面戦争の危険を肌で感じることができた。

今回のサブプラショックでは、ポジションを分散する重要性を、改めて実感できた。

今後の方向性に、重要な示唆を受けた。