余りにも 都合良すぎる 円高の 裏に潜むは 資本の意思か
サブプラショックのお陰で、日本の政策金利は据え置かれた。
日銀の政策決定会合の前の週に、歴史的大暴落が起きては、とても利上げになんぞは
踏み切れまい。
しかし、あまりのタイミング良さで大暴落が起きている。
まるで、或る大きな存在の意思で、暴落を起こし日本の金利引き上げに待ったをかけた
ように思えてしまう。
そう思わしめる程、今の日本の超々低金利は、奇跡的レベルであると思う。
では、何か大きな存在があったとして、日本の金利が据え置かれたメリットは何なのか?
そのメリットは何かを探り当てれば、今後「何か大きな存在」の行動が見えてこないか?
第一サブプラ問題は、今に始まった問題ではないし、もっともっと根が深い。
世界の景気が小康状態を保てば、次回の日銀政策決定会合で利上げ方向のバイアス
が生じることは明らかである。
その時、「何か大きな存在」は、また何かを仕掛けてこないか?
仕掛けの結果として、更なる大暴落があった場合は、何をどうすれば良いのか>
【カナダ円の週足チャート】
ほぼ、89MAレベルで止まる
【ユロ円の週足チャート】
89MAを切っているレベル
この2つの通貨ペアには、共通点がある。
今回のサブプラショックでの下落が、比較的軽微なのだ。
【キウイ円の週足チャート】
200MAを突破
【オージー円の週足チャート】
ピタリと200MAで止まる
【ドル円の週足チャート】
USDには食指が動かないが、軽く200MAを突破
これらの、5通貨ペアを見ると、カナダとユーロの安定性に、改めて注目させられる。
次の下落があった時の、大きな検討材料である。