さて。
迅速な行動が大事な手続き
ラファエラです
イタリアで働く為の
一般情報シリーズです
イタリアでお仕事シリーズ
第1弾、一般情報編
⑰ 失業手当の申請 今ココ。
第2弾、滞在許可編
1.就業 ⇒ 就労
2.長期
イタリアでは
色んな情報が頻繁に変更されるので、
最新の必要情報は
各自でお調べ頂きますよう
お願い致します。
失業手当の申請
まずは手続き情報を集める事から
イタリアでの退職後
失業手当の申請手続きについて、
個人の経験を基にした記事です。
最新の情報は各自でご確認下さい。
雇用契約と失業手当
前回記事で少し話したように、
失業手当が申請出来るのは
有期限雇用契約(Contratto a tempo determinato)である。
詳細記事
無期限雇用契約(Contratto a tempo indeterminato)から
退職の場合は、
失業手当の申請が不可なので注意。
失業手当申請の流れ
今回の記事の大前提として、
有期限雇用契約(Contratto a tempo determinato)
終了から、話を始める。
失業手当の申請は、
大きく見て以下の流れとなる。
- 必要書類を準備する。
- INPS(全国社会保障機構)にオンラインで手続きをする。
- ハローワークへ行く。
- 求職活動をする。
必要書類
- 無職になる前、最後の職場での雇用契約書
- 身分証明書
- イタリアの口座番号(IBAN)
- 外国人の場合、滞在許可証
ラファエラの場合、
身分証明書はCIEを使用。
普段使いの銀行はドイツ企業のN26だが、
イタリアのIBANでなければいけないので
Postepayを登録した。
Postepayの口座開設について
昨秋のパスポート更新に伴い、
滞在許可証は現在
登録パスポート番号の更新手続き中。
失業手当の申請だけでなく
滞在許可証が必要となる全ての状況で、
必ず
更新手続き支払い半券も掲示する。
申請方法
1人でオンライン申請するのは
心配だったので、
CGIL(労働組合)で手続きを行った。
- 雇用契約終了後、速やかに申請手続きを始める。CGILでは8日以内だと無料、9日目以降では有料で手続きを代行してくれる。
- 必要書類をオンライン申請してもらい、その後数日以内にCentro per l'Impiego(ハローワーク)へ面談登録に行く。ハロワへは予約無しで行ける。(シエナの場合)
- ハロワで申請済みという事情を説明し、登録してもらう。その際、必須面談を2回予約する。最初の面談は登録から1週間前後、2回目は約3ヶ月後である。
- 最初の面談では担当者が学歴・経歴を確認する為、履歴書を持参する事が望ましい。
- ハロワ登録時や最初の面談時などで、自分に合う企業や職業訓練講座などを提案してもらえるので、希望があれば行動に移す。
- 約3ヶ月後の面談は、どんな状況か確認される。
Busta paga(給与所得)という噂もあったが、
オンライン申請には給与所得ではなく
最終雇用契約書、つまり
Contrattoが必要なので注意。
履歴書は基本的にWordの自前だが、
内容の簡潔さやまとめ方がチェックされるので
絶対的に決まったフォーマットは特に無い。
職業訓練講座と面談
失業手当申請者が
ハロワで登録する職業訓練講座は
受講料無料だが、
1度登録するとキャンセル不可なので
開講場所やトータル授業時間など
熟考してから講座を選ぶ事を勧める。
2回目の面談予約が
講座の授業日時と被った場合は、
講座を優先するよう指示される。
その際はハロワの担当者へ
メール、もしくは電話で連絡し、
講座終了次第、面談予約を取る。
万一、講座受講中に仕事が見つかったら
有料になるのか、講座退会になるのか、
全授業時間のうち何時間が過ぎたのかによって
対応が異なるらしいので、ハロワへ連絡する事。
失業手当
- 直近4年間の平均月給から計算する
- 最初の半年は、75%
- 7か月目以降は、3%ずつ減額
- 最長2年間だが、受け取り可能期間は上記3点から個人によって異なる
新しい仕事が見つかり雇用契約を結べば、
失業手当の違法受給にならないよう
即日CGILへ停止手続きへ行く事。
失業手当の入金
個人の経験では、
申請後は2週間毎に少しずつ支払われ、
翌月からは
ほぼまとめて入金されている。
たまに
突然40ユーロだけ入金という事もあるので、
正直、よく分からないが。。
一般的に、
前月(3月)分が
翌月(4月)10日頃に入金される。
役所の手続きなどは
日本で、日本語でも難しい。
CGILもハロワも
職員は皆親切で丁寧だった。
CGILはイタリア人も頼る機関なので、
本当に心強い。
外国人は是非利用する事をお勧めする。
とりあえず最低収入は確保
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