さて。
携帯し易いカードタイプ
ラファエラです
イタリアで働く為の
一般情報シリーズです
イタリアでお仕事シリーズ
第1弾、一般情報編
⑥ 電子身分証明書の申請 今ココ。
第2弾、滞在許可編
2019年9月の
個人の経験をまとめた事項なので、
最新の情報は
各自でお調べ頂きますよう
お願い致します。
イタリアでは
様々な規律が頻繁に変更されます。
最新の情報は
各自でご確認下さい。
久しぶりのお仕事シリーズです。
今回の内容は
就労事情とは少し違いますが、
一般情報としてご紹介します。
先日、
初めてNFCシステムを使った、
その際にCIEで登録したINPSの登録方法もまた今度紹介する、
と書きましたが、
その前に
CIE「チ・イ・エ」(カルタ・ディデンティタ・エレットローニカの略:電子身分証明書)の
申請手続きを見ていきます。
●電子版カルタ・ディデンティタ(CIE)
カルタ・ディデンティタは
直訳してアイデンティティ・カード、身分証明書です。
カルタ・ディデンティタは
身分証明を必要とされる場において最強キャラで、
各役所手続き、
大学の試験時、
果てには
郵便窓口での荷物の受け取り等にも求められます。
※同等レベルの最強キャラとして、テッセラ・サニターリア(保険証)も有効です。
これまでは
カルタ(紙)と呼ばれる通り
紙面の物でしたが、
2016年以降
電子カードタイプ(エレットローニカ)の物が
順次発行されるようになりました。
(2018年以降、完全カードタイプに移行したそうです)
紙面/電子版ともに
有効期限は、
発行後最初の誕生日から
- 3歳以下:3年
- 3歳~18歳の未成年:5年
- 成人:10年
です。
詳細は、イタリア政府のHPでご確認下さい
https://www.cartaidentita.interno.gov.it/presentazione-della-richiesta/
Photo by https://it.wikipedia.org/wiki/Carta_d%27identit%C3%A0_elettronica_italiana
イタリア政府HPやWikipediaに掲載されている、
CIEの実物例写真です。
●申請場所
居住区域の市役所の
戸籍課で申請します。
●必要書類
申請時に必要な物は、
- パスポート(原本)
- 滞在許可証(原本)
- 税務番号(コディチェ・フィスカーレ) ※滞在許可証に記載されています。
- 居住区域の住民登録
- 証明写真1枚
- 申請料
です。
申請料は
各居住市役所にてご確認下さい。
因みにシエナ市役所では
基本料金の16,79ユーロ+諸費で
約23ユーロ(2019年当時)でした。
●申請の流れ
担当官にパスポートと写真を渡すと、
- 氏名
- 生年月日
- 出生地
- 税務番号(コディチェ・フィスカーレ)
- 電話番号
など、必要事項をパソコンで入力してくれます。
氏名は相手が慣れない外国名なので、
自身も注意して見守りましょう。
個人識別要項として
身長と瞳の色を訊かれた後、
臓器提供の意思も必須事項で質問されます。
入力が終わったら
印刷された用紙を確認し、
全ての項目に間違いが無ければ
申請料を支払って終了。
手続きはとても簡単です。
●申請確認用紙
印刷して渡された用紙には
個人識別の
PINコードとPUKコードの
前半4桁が記載されているので、
絶対に無くさないように!
このコードが、
次回紹介する
「CIEでのINPS登録」に必要な暗証番号になります。
●電子身分証明書(CIE)の受け取り
申請から約1週間で出来上がるので、
指定の日以降に
市役所の同じ窓口へ受け取りに行きます。
自宅への郵便発送ではありません。
その際にも
パスポートで身分証明をする必要があります。
受け取った際に同封されている用紙に
PINコードとPUKコードの
後半4桁が記載されているので、
こちらも絶対に無くさないように!
カルタ・ディデンティタは
有効期限が10年もある上
身分証明書として1番効力が強いので、
1度取得するととても便利です
市役所への住民登録が済んでいれば
留学生でも申請出来ますよ
住民登録申請については、
必要書類、申請料等、
各居住区域の市役所にお問い合わせ下さい。
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