さて。
これが無いとどうにもならない。。
ラファエラです
イタリアで働く為の情報シリーズです
イタリアでお仕事シリーズ
第1弾、一般情報編
④ 新規雇用許可枠 今ココ。
第2弾、滞在許可編
イタリアでは
色んな情報が頻繁に変更されるので、
最新の必要情報は
各自でお調べ頂きますよう
お願い致します。
(2020年6月撮影)
現在はロックダウン中
昨日の記事の最後に
「政府からの制限がある」と書きました。
これはデクレート・フルッスィ(Decreto Flussi)と呼ばれ
イタリア政府が発表する
何万人分の就労用滞在許可を新たに認可する
という制限です
つまり、外国人留学生が
イタリアで雇用契約が決まった!
滞在許可を就学用から就労用に切り替えなければ!
と思っても、
一般的には
このデクレート・フルッスィが解禁されなければ
切り替えの手続きが出来ません
そしてこの制限は
不定期に解禁されます。
2010年頃から数年間は
季節労働者にしか解禁されなかったとも聞いています。
直近過去の内容を見ると
毎年3万850人分の枠が解禁されていて、
- 2017年3月:1万3850人(非雇用/自営業用希望者)、1万7000人(季節労働者)
- 2018年1月:1万2850人(非雇用/自営業希望者)、1万8000人(季節労働者)
- 2019年4月:1万2850人(非雇用/自営業希望者)、1万8000人(季節労働者)
と、なっています。
例年は
春までに解禁、締め切られていたのですが、
2020年は新型コロナウィルスの影響もあってか
10月に解禁されました
内訳は2018年、2019年と同じく、
1万2850人(非雇用/自営業希望者)、1万8000人(季節労働者)です。
このデクレート・フルッスィが解禁されれば
就労用滞在許可の申請をしますが、
イタリア全土の外国人就労希望者が
解禁されるや否や申請する為に
すぐに定員数が埋まってしまうと聞きます。
申請が間に合わず締め切られてしまった場合は
次回の解禁を待つしかありませんが、
デクレート・フルッスィは通常年に1回の解禁なので、
翌年まで待つ事になってしまいます。
…とは言っても、
翌年のいつに解禁されるか分からないしね。。
そうこうしてるうちに
現行の就学用滞在許可は切れちゃうしね。。
語学留学の学生が
就労用滞在許可を希望する場合は、
タイミングが難しいかもしれません。
因みに
就学用から就労用滞在許可への切り替えには
デクレート・フルッスィに関係無く申請出来る場合もあり、
これはイタリアの
- 大学3年制学士課程卒業者
- 大学2年制専門課程卒業者
- 大学2年制修士課程卒業者
- 最低2年の専門学校(音楽院や美術院など)卒業者
- 大学の最低3年博士課程卒業者
などが当てはまります。
詳しくは
イタリア政府からの詳細をご確認ください。
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