今までと違う様式の始まりのようなので、これは記録しておく。
3密時代ともいえるが、これは頭の中だけで理解していても実際その場その場で適時適切に考え、車間距離ならぬ社会距離を皮膚感覚で覚えて即対応しないと、余計な摩擦を生じかねない時代とも言えるのではないだろうか。
マスクするのは当然だが、しゃべる時はフェイスシールドの着用も求められる。
マスクも適応すればいいが、以前と違って大声は出しづらいし、顔認識も不確かになってくる。
フェイスシールドは……している女性を観ていたが、しゃべっているうちにだんだん上気してきて若返ってくるというか、紅潮して艶っぽく見えてくる。
本人は一生懸命なのだろうが、スーパーのレジ店員さんも今はあまりしていないようだ。長時間の着用は慣れないうちは健康にいいとは言えないようだ。
それから、着席も斜めとかぬいぐるみを置いたりと間隔を空けて密着しないように工夫されている。
密閉空間でないようにドアとか窓とか開けている。
密集を避けるためにオンラインとか工夫されているが、その環境にない者はどうするのかという不公平感もある。
そしてどこに行っても先ず検温。出ている肌に検温器をあてて、高熱があるかないかを即座に判定する。
その前後でアルコール消毒するのが慣例となってきている。
このコロナ時代ともいうニューノーマル時代、まだワクチンとか特効薬がない分、食事療法は欠かせない。
できればバランスのとれた食事。つまり五大栄養素である。
①ビタミン(体調を整える)人参、キャベツ、魚類
②ミネラル(骨や歯などつくる)バナナ、昆布、かぼちゃ
③炭水化物(活動エネルギーのもと)ご飯、ケーキなどグリコーゲンを含んだ食べ物
④脂質(体の熱やエネルギーとして)ベーコン、ドーナツ、チーズ)
⑤タンパク質(体を作って筋肉になる)玉子、豆腐、味噌など
これらを基本に食べる習慣を身に付け、適度な運動をすれば健康にならないわけはない。自然治癒の基本である。
食欲が無くても食べていれば元気が出てくる。
食欲が無いからと言ってアルコールやタバコに頼っていては負のスパイラルから脱出できないし、このコロナの時代それはリスクに繋がりかねない。
吾が国薬草医学の先人・貝原益軒が「養生訓」で、訓戒している「ほどほどに」は現代医学生の基本のようだ。
多くの方は、ともすると酒はセーブし難く度を過ぎる傾向があり、糖尿病などの副作用もあるので、段階的に酒量を減らし、ウォーキングなど運動習慣に移行すると健康のありがたみが分かってくる。
タバコはパッケージにも明記されているように肺機能を損ねかねないし、脳卒中や動脈硬化のリスクもあるので、これもこの時代やめた方が残りの人生を楽しめる。
私が煙草をやめたのはある言葉のおかげである。
その言葉とは
「タバコぐらい辞められなくて、何ができるか!」 という意志の籠った医師の言葉だった。
確かにそうだ、ニコチンなんかにに支配されて俺の一生、人生終わりたくはないものだ。と感じ入ってぷっつりと断った。
その代り、今はヨーグルトにはまっている。
ヨーグルトは腸内細菌と絡んで、免疫力を高め健康体に導いてくれる。
「腸からはじめる幸せ健康法」(新谷弘実・監修)などもそうだが、腸内環境を整えることで免疫力が高まるという定説。
それ以外でも自分で「ヨーグルトメーカー」を使ってカスピ海ヨーグルトとか作って食べたりしたが、いかんせんコストがかかって今では市販のヨーグルトで賄っている。
また人体60兆個の細胞を若返らせるべく、リコピンのトマトとかビタミンCをとって新陳代謝するも有効と言える。
やっぱりというか、いやこのコロナ時代だからこそ基本にかえって、健康の三要素「快食、快眠、快便」をコツコツ地道に積み重ねていくしかないと実感している。
また、知力、気力、体力のバランスも欠かせない。
そして、こまめな運動習慣が後々利いてくる。体が足が軽く動くのである。その為にはアルコールやニコチンを抜いて面倒臭がらずに皿洗いや買い物など事あるごとに体を動かす習慣が何よりである。
君はもうナポリを観たか? 「ナポリを見てから死ね」と言う言葉があるように、まだまだやることがあるぞ!
諦めたらそれでおしまいだが、気の持ちようも「病は気から」という言葉もあるように、ネガティヴになったら本当に病気になってしまいかねない。
楽天的に明日に希望を見出し、朝、目が醒めたら「おっ、やったぁ!今日も頑張れる」と気分を新たにして今日一日を開拓するのである。
LIFE SHIFT 100年時代に向けての試金石ともいえるこのコロナ時代、何とか生き残り、そして100年活き延びる方法を見つけようではないか。
舟盛りを喰ってからしね。……なんて言葉は無いわな。 フグじゃないのだから……。 (吟)