巌流島の決闘

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ハッシュタグを使ってみる。 ハッシュドビーフといえばそれにご飯をつければハヤシライスになるが、ハッシュタグは果たしてなんになるのか。

 

ちなみにブログネタをつければどうなるか。

 

 

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ちばてつや さんの作品は人間味に溢れていてどれも好きですが、特に剣道ものは幼少の頃の私が武道に励むきっかけになっただけにバイブル的マンガともいえよう。

 

この場をお借りしあらためて ちばてつやさんの人間愛に感謝申し上げます。

 

 

ところで最近、ツグミだか野鳥がうちの軒先に巣を構え、チッチクチッチクやたら五月蠅い。

 

しかしこれは巣立ちまで一時の辛抱と気を入れ替えて何気なく観察しているが、どこから食べ物をついばんでくるのやら雌雄入れ替わりしきりと巣に餌を運んでいる。

 

ヒナの方も親の羽音で一段と大きなさえずりになって食欲旺盛で親鳥も働き甲斐がありそうだ。

 

また、この辺ではこのところツバメを見かけなくなったが、地方で見かけたツバメは、颯爽と鋭角的に身をひるがえして、さすがはツバメと呻らせてくれたものだ。

 

軒下の小鳥に気を惹かれ、そう云えば燕・・・・・・と、昔から有名な「ツバメ返し」という剣技が甦ってきたので、技術的にもっと多角的に考えてみたくなった。

 

佐々木小次郎といえば剣豪・宮本武蔵の宿命のライバルであったというのは史実にもある通り。

 

有名な「巌流島の決闘」はいまだに多くのエピソードがある。

 

だが、そも「ツバメ返し」とはいったいなんぞや。

 

小次郎は長剣で知られている。3尺余(1m強)であるとするなら、普通の帯差しでは鞘を下に投げ落とさないと抜けない。

 

したがって背中に斜め差しにしていた(時代劇などを参照すると)と見る方が自然。

 

それでないと「ツバメ返し」はできないのだ。

 

ツバメは人間より高いところを翔ぶ。

 

斜め上に飛んできそうなツバメに対して、背中から斜め上段に長剣を鞘から抜き、ツバメの前下方の空気を切り裂く。

 

するとツバメは一瞬、忘我に陥り何事かと羽ばたきを止め、重力の法則でやや落下する。

 

そこへ一、二歩踏み込んで斬り下げた長剣を、それこそツバメが身をひるがえす如く、さっと反転し射程距離に入ったツバメを返す刀で斬りあげる。

 

これを会得するには、バットをビュンビュン音を立てて素振りできるほど、長剣をスナップで空気を唸らす日頃の鍛錬と、返し技、眼、足腰の鍛錬が必要と認むる。

 

 

そして、あの真昼の決闘ならぬ「巌流島の決闘」

 

その「ツバメ返し」を研究し尽くした宮本武蔵は、小次郎の長剣よりも長い舟の櫓(ろ)か、太く長い棒で対抗する。

 

経験年齢的な余裕から焦らし戦術も織り交ぜて挑発。

 

そして武蔵が長剣の射程距離内に入ると、小次郎が背中から長剣を一瞬のうちに引き抜き、一の太刀(これは相手を怯(ひる)ますジャブ)。

 

そして小次郎、連続技であるアッパーカットの二の太刀を斬りあげようと一、二歩前に足を運んだその刹那。

 

武蔵はまさにその足の運びのスキ間を狙っていたように怯(ひる)むどころか待ち構えて跳躍の前の屈んだ姿勢で小次郎は次はこうくる、と読んでいたのである。

 

武蔵 (さあ、来るぞ)

 

武蔵 「今だ!」 (武蔵、櫓棒を片手に跳梁する)

 

砂地だから跳梁といってもしれておる。まして重い櫓棒を振りかぶってのジャンプ、特訓したとはいえ一尺も跳べば充分。

 

武蔵 「ふふふ、小次郎、二の太刀で的をはずしたら、どうするのかな。

かわいそうだ、嬲り殺すより、一撃で仕留めてやろう」 (一瞬のうちに思考は交錯する)

 

上背のある小次郎の脳天めがけ武蔵、飛びあがり面を打ち込むべく櫓棒を振りおろし、小次郎の脳天に雷(いかづち)のような一撃を見舞った。

 

狙ったターゲットに届かぬ長剣の行き場を求めて一瞬うろたえる小次郎。

 

実はこのとき、小次郎の振り上がってくる長剣の斬っ先の軌道は読まれていた。

 

 

これはアスリートでいうなら重い編上靴を履いてのインターバルトレーニングであり、野球で言うなら大リーグ養成ギブスなどにあたるだろうか。

 

櫓棒という太い重い得物で負荷をかけた筋力トレーニングと臥薪嘗胆のような強い精神力(根性)がなければ成し得ない勝利でもある。

 

普通の事をやっていて人に勝てるわけがない。

 

先ず嫌だと思う自分に克つことからはじめよう。

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