今日は 洋梨 オーロラを使った焼き菓子を作ります
ほろ苦い カリッとしたアーモンドと
きびとうの優しい甘さ。
きびとうで作っているので、生地はふんわりしっとり
秋の大人のスイーツです
昨日作った 和梨のジュレ「モンマルトルの丘」に合わせてプレートデザートに。
パウンドケーキの材料ですが、型を変えて作っていきます。
マドレーヌのように食べることができます。
秋なので 秋らしい味に洋梨を仕上げて
焼いていきます。
オーロラといえば ディズニーのお姫様の名前にも。
モンマルトルの丘の心のお姫様は ほろ苦くカラメリゼされ
包みこまれます
シャンソン モンマルトルの丘より
Mais voilà qu'il flotte
La lune se trotte
La princesse aussi
Sous le ciel sans lune
Je pleure à la brune
Mon rêve évanoui
けれど雨がぱらついて
月はゆっくりと歩み去り
通りのお姫さまもまた…
月のない空のもと
僕は あかつき時に
消え去った夢を嘆く
邦訳 朝倉ノニーの歌物語より抜粋
材料 カラメルオーロラ
洋梨1個 150gほど
グラニュー糖 90g
水 30ml でカラメリゼしてひやしておきます。
洋梨は薄く切りすぎるとなくなるので 少し厚めに。
カラメルは180度でカラメルソースとなり、
190度でカラメルとなります。
それ以上温度があがると炭になります。
カラメルは難しいので何度か挑戦してみてください。
ほどよい苦味と香
キャラメルは120度前後です。
キャラメルとカラメルは本来は違いますね
作り方
パウンド型1個分 今日の型だと10個ほど
バター 無塩70g
きび砂糖 60g (もしも手に入れば素焚糖を使ってください)
を白っぽく もったりするまでよく混ぜる。
素焚糖は店頭ではなかなか手に入りませんが
奄美諸島のサトウキビだけをつかった砂糖です。
ナッツにもとても相性のよい砂糖です。
今回のふんわりしっとりの秋の味覚の秘密は この砂糖です。
グラニュー糖に比べ 素焚糖は2倍の保水性を持ちます。
きめ細かな砂糖の粒子と保水性のため
ふんわり、そしてしっとりの焼き菓子が出来上がるのです。
外国ではほぼグラニュー糖でお菓子は作られています。
日本の豊かな四季、
地域差が生み出した 砂糖文化が
素晴らしい効果を生み出します。
ぜひ 砂糖について研究してみてください
全卵 60gを 何度かに分けてよく混ぜ
ふるったアーモンドパウダーを30g いれてゴムベラで混ぜる。
薄力粉100gとベーキングパウダー2gを2回ほどふるっておき
ここで入れてさっくりと混ぜる。
まとまってきたら 牛乳大さじ1を加え
粉感がなくなれば
冷めたカラメルオーロラを入れてさっくりまぜる
バターを塗って冷やした型に流して 180度に余熱したオーブンで パウンド型なら20分のち
170度に下げて20分ほど
小さな型なら 180度に余熱のち 170度で25分ほど焼きます。
生地は型に8分目ほど入れてくださいね。
膨らみます
焼き菓子は 前日に作ります。
食べる前にアーモンドのカラメリゼは作って
塗りましょう。
ディナーの後に 秋を感じながら
焼き菓子には やはり紅茶がおすすめです
美味しい焼き菓子ができた日は
紅茶の味が恋しくなります。
次の朝 ハロッズ 14番 イングリッシュブレックファストでいただきましたが
とても相性もよく 美味しかったです
ハロッズ イングリッシュブレックファストは ハロッズ第一位の人気を誇る紅茶。
スーパーブレンドティーです
ハロッズ創立以来の不動の人気No. 1ブレンド「No.14」
そのネーミングの由来は、ハロッズの前を通るバスの番号からきています。
今でも「No.14」のバスはハロッズの前を通っているそうです。
永遠のナンバーワンになるべくしてなった紅茶も 一度試してみてください
まるで魔法のような美味しさ! と貴族に言われた紅茶です。
いつの間にか秋ですね