奏でるために、まずは聴くべし
2023年も、あっという間に半分が過ぎました💦
ということで、
この上半期、
特に印象的だった
3つのステージを
【オリジナルテーマ】とともに
時系列順にご紹介します🎹
では、早速
夢が叶いました…✨
小曽根真さんのラプソディインブルーを生で聴くという夢が😭😭😭
しかも、×群響♪
最高すぎるコラボ…🥺✨
この方の凄さは一言では語れませんね😅💦
育ち、経歴、幅の広さ…
世界的ジャズピアニストの肩書を持ちながら
クラシックのコンツェルトも弾きこなし
国内外の主要オーケストラからオファーが止まない…
日本を代表する天才(すぎる?)ピアニストです。
初めてTVで小曽根真さんのラプソディ・イン・ブルーを聴いた日からずっと、
「生で聴く」が
一つの夢でした✨
そんな事すら忘れかけていた
母12年目の春。
子育ても少し落ち着いたどころか
娘たちも大好きになっていたこの曲
それも家から15分のホールに
小曽根様いらっしゃると!!!
家族4人分購入♡
今コレ書きながらも
夢過ぎて
おかしなテンションになってきます
小曽根真さん、ジャズピアニストなだけあって、とにかく作品でたくさん【遊びまくる】んです。
同じ作品でも、
かなり姿形を変えて音あそびをされます
音楽相手に、
楽器相手に、
オケ相手に、
サラッと遊んでおられるんです
みんなお待ちかねのカデンツァの即興なんて本当にため息通り越して笑っちゃう😅
「白紙の楽譜」ですから
毎回フレーズも尺も違いますし
クラシックの
「台本に重きをおいたセリフの深さ」と
JAZZの
「その場限りな感覚、感情的な日常会話」
を一度に魅せつけて下さるピアニストです!
テクニカルすぎて
かと思えば、お洒落すぎて…
崩れ落ちそうになります…❤
(伝わるかな…)
これぞ「BRAVO!!!」
生徒さん、親御さん方にも是非まずはYou Tubeで色んな作品聴いて頂き、いつか生聴きして欲しいです!
古典やロシア作品のコンツェルトも弾かれますし
JAZZ界でも
チック・コリア
アヴィシャイ・コーエン
このお二方はBlue note東京に聴きに行ったことがあるだけに、コラボ字面だけで興奮します
幅、広すぎますね・・・(タメ息)
伊藤正先生の印象派を初めて聴いたのは確か2005、6年くらい?
ウィーンから一時帰国された時のソロリサイタルでラヴェルの「夜のガスパール」を聴いたことをよく覚えています
中学・高校時代にも何度か演奏を聴いたことはありましたが
この日のラヴェルは特に記憶に残っています。
さて、
今回のプログラムは
~1900年の音楽~
フランス印象派とくるみ割り人形
印象派は私も大好きな時代の一つですが
音の乗せ方
重ね方
彩り方
がとても繊細な伊藤先生の奏法や魅力にピッタリで
プログラムを眺めるだけで音色が聞こえてきそうでした…♪
最近では都内で開催された
「音の色」を題材とした
オールドビュッシーのプログラムも
大変感銘を受けましたし、
オーケストラとの共演や、
金子三勇士さん方との6台ピアノでも
大活躍されておられます。
今回はソプラノ石原理恵さんとのステージ3回目ということで、なかなか聴く機会の少ないフランス印象派歌曲をたくさん聴くことができたのも新鮮かつ満足でした
後半は2階席へ。
歌の響きが凄く豊かで全然違いました!👀
ステキなプログラムの最後を彩ったのは
ピアノソロの
くるみ割り人形♪
色んな編曲があり、
ソロや2台ピアノなどで聴く機会の多い曲ですが、
冒頭部!!!
一気に惹きつけられました!
確かにトランペット🎺の音色が聴こえてくるのです!!!
その後も、
チェレスタ
弦楽器各パートの掛け合い…と、
まるでオケを聴いているかのような錯覚が起こり、スコアが浮かんでくる!くる!!
実は伊藤先生のピアノがオケに聴こえてきたのはこれが初ではなく、娘のヴァイオリン師匠のブラームスヴァイオリンコンツェルトで伴奏されていた時にもオケに聴こえた瞬間がありました!
聴こうとして聴こえたのではなく
勝手に変換されて耳に届く感覚?
まさに彩り溢れた感動的な瞬間を
密かに楽しんでます♪
他では味わえない
「ピアノ」という楽器の贅沢さ、ですね✨
こういう瞬間は、本当に、
オケ学んできてよかった!
ピアノ弾き続けててよかった!
こんな未熟な私でも
分かる!
楽しめる!
糧になる!!
と感じます
益々のご活躍、
応援しております!
それにしても
オケ譜をピアノ独奏で演奏するって
普通に考えて無謀なことですよね
音数の多さよ。。。凄
直前に一席だけ
購入できました。
見てください
このプログラム・・・
もしかして、
もう、最後…?
と言わんばかりのプログラム。。。
だって
御歳90!!
「え~…最後になるのかなー?次はあるのかな~。。。」
とつぶやいていて私に、
夫が
「聴いたほうがいいよ!後悔するよ!行ってきな!」
と一言。
それがきっかけで購入。
前回は杖をついてのご登場でしたが、
今回は押し車。
暗転のままゆっくりゆっくりステージ中央まで転がし
ピアノに到着したら照明が💡
一音一音、奏でられていくと
至るところで涙を拭う姿。
テクニックのピークはもうとうに過ぎているはずなのに、
満席にするほどの人々を
惹き付けて止まない
この凄さとは何なんだ?
と考えていると
ひとつの理由が浮かんできました。
それは、
「人生を聴きにきている」
母親からの厳しい指導
戸籍上の悩み
デビューステージ直前の難聴
浮浪者時代
無名時代の孤独な日々…
フジコ・ヘミングの奏でる音色には
これまでの計り知れない苦悩が染み込んでいて
それが聴衆の心の奥底に注がれていけばいくほど、言葉にならない、
「言語化できない感動」
が生まれているのかな、
聴衆はみんな
苦悩に満ちた、
でもそんな中に
消えることの無い希望
それらを音色に変換して敷き詰めた
「フジコ・ヘミングの人生そのもの」
を聴きに来ているのだな
と感じました…✨
これこそが
「演奏を届ける」ということの本質。
腰曲げながら、
片耳で一音一音確認しながら奏でる
ショパン
リスト
ドビュッシー…
またいつか聴ける日を
楽しみにしております…✨
このお三方の他にも
たくさんのステージを楽しみました♪
下半期も今からワクワクなチケットたちがたくさんスタンバっています
100回のレッスンよりも
1回の良質な生演奏を!✨
生徒の皆さんも親御さん方も
たくさんの感想
お待ちしています
最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^)
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