心の界隈、スピ界隈が
好きな人にありがちなこと。
思考、エゴ、執着、依存、
ねばべき、社会の常識
地道な努力や行動 etc
を、悪者にしすぎる。
その結果、
感情、ワクワク（ぽいもの）、
わがまま、好き嫌い、イメージ
その場のノリ、気分がいいこと etc
に、偏りすぎる。
偏りすぎるというのは、つまり、
思考や常識や左脳的なものを
極端に否定した上で
反対側に突っ走る、ってこと。
いや気持ちは分かるんだけどさ？
私も もれなく通った道。
でもなんか、それって、
塩分過多だった人が、
自分の体調不良の原因が
塩（の摂りすぎ）だったと知って
塩を一切断って糖分に突っ走り、
今度は逆に糖分過多になる、
みたいなさ。
いやいや。
ちゃうやん。
何事もバランスじゃん、
って思うのよね。
思考が悪者なんじゃない。
思考だって、あなたの一部。
愛があるから必死にあなたを守ろうと、
一生懸命考えてくれてる。
エゴも、そう。
背後には愛があるんだよ。
頭ごなしに否定して
敬遠するんじゃなくて、
その愛を受け取ってあげることが
まずは大事。
おすすめのエゴワーク↓
思えば私は、常にそういう観点で
初期の頃から発信しているな～と気づいた。
▷耳に痛い話～青い鳥Ver～
上記の記事にはすべて、
「バランスをとる」とか
「陰陽のバランス」ってことが
書かれてる。
思考と感覚、
男性性と女性性、
長所と短所、
陰と陽。
どちらに偏りすぎても
弊害が出る。
ひとりの人間の中の
バランスと
自分 対 周りの人、という
社会的なバランス。
自分の男性性（思考）が
モラハラ気味だった人が
心理やスピを学び、一転、
女性性（感情）優位になりすぎて
今度は女性性が暴走し、
男性を奴隷のように扱う
ケースをたくさん見てきた。
自分の中の男性性（思考）に
敬意を持ち、大切にできない人が
現実の男性を大切にできるわけがない。
結局は、バランス。
陰と陽の
調和。中庸。
これが私がカウンセリングで
目指しているゴール。
そのゴールを見据えた上で、
右側に偏りすぎてる人には
いったん左側に振り切ってください。
というアドバイスをすることはよくある。
頑張りすぎてる人には、
頑張らないでください。
ふわふわしすぎてる人には、
現実みて地道なことやりましょう。
現実的なことばかり見てる人は
「ふと」に従ってください。
執着してはいけない
と思いこんでる人には、
思いきり執着してください。
それは、右回転に丸まってる紙を
真っすぐにするためには（中庸にするには）
一度、左回転にギュッと丸めるのと同じ。
反対側に振り切ってはじめて、
自分にとって最善のバランスが
見えてくるのだ。
執着とか依存もさ。
それ自体が悪いわけじゃない。
中途半端に思考で納得して
諦めようとするから、
執着になるんだよね。
振り切ってしまえば、絶対に
自然と手放せるときがくる。
どんな性質も、問題も、悩みも、
否定からは何も生まれない。
人間って、上手くできてるのよ。
七咲佳那