------------------------------------------------------
昨年は、ダメダメ予想でしたが、振り返る意味でもリブログしてみました。
------------------------------------------------------
まずこのレースを考えるうえで、一番に重要視したいのは、
マイラーズC組で、上位に来た馬がすべて苦戦してるという事。
過去のデータでは、マイラーズCで1着だった馬の中には、
超有力馬たちも、勝った馬はいないし、2着が最高着順。
(2000年以降のデータ)
そして、マイラーズCで2着だった馬も、あまり良くない。
当然同レースで3着馬もしかりとなっている。
昨年もこの事について触れたが、おさらいすると、
これは、直前のレースで同距離のGⅡ戦を使ってくると、
どうしても、疲れが残るし、同じ距離というのも、鮮度が無く、
歴戦の名馬たちものこのローテになると力を発揮できなくなる傾向が強い。
むしろ、マイラーズCで4着以下の馬の巻き返しは結構あるので、
穴で拾いたいと思っている。
ただ、今年は、京都開催だったというのは、ミソで、
凡走してるのは、阪神開催でのマイラーズCが多く、
やはり阪神コースだと、疲労が残りやすいのは、コース形状からしても
明らかで、京都なら軽減されるという事だという認識です。
ですが、ここ2年に至っても、マイラーズCを勝利し、
安田記念に出走した馬も、着順を落としているように、
京都開催だとしても、阪神よりは、マシだとはいえ、
やはりこのローテはキツイと言える。
ですが、今年は、雨の影響があり、馬場が少し渋る可能性も否定できないので、
そうなると、超高速タイムでの決着では、無くなるので、
多少なりとも軽減される可能性はある。
あとは、前走の疲労を軽減するもう1つのポイントとしては、
外国人騎手の騎乗というのがある。
疲労を上手く軽減して、レースを運ぶのは、外国人騎手は得意なので、
今年は、モレイラ騎手が乗ってるのが、ちょっと手強い
昨年もこのローテに該当したのは、シュネルマイスターだったが、
ルメール騎手で、人気でしたが、3着でした。
京都開催のマイラーズC勝利からでしたが、
彼であっても、3着が精いっぱい。
今年も、1着だったソウルラッシュでモレイラ騎手なので、
しかも同じ京都開催ですから、条件は、ほぼ同じ。
ただ、プラスαとして、馬場が渋るのがあるので、
厄介ですが、やっぱ普通に考えると、良くて3着だという見解です。
仮に、マジックマンが、出ちゃったとしても、2着までだと思う。
ですが、これだけ、このレースをやってきて、ダメなんだから、
このローテは鬼門と言えますね。
一応、頭では、全く買わないつもりです。
良馬場だったら、即切りですけど、馬場が悪化しそうなのは、
来る可能性は、少し上がったと思っています。
------------------------------------------------------
そして、馬場が渋ったことにより、マイラーズCの2、3着馬も
上位に来る可能性は上がりましたね。
当然ながら、上記内容を踏まえると、1着馬よりは、断然あり得るので、
買いですが、頭までは無いような気がしている。
セリフォスについては、よく来るパターンの唯一のリピーターでもある。
昨年は、絶好のローテだっただけに、今年はマイナスですから、
他が走らなかったら、2着もあり得るけど、
やっぱ3着かな。
でも、買いの要素は、結構ありますね。
------------------------------------------------------
そして、香港馬についてですが、
馬場の悪化が予想されるので、人気してしまうだろうが、
出走するロマンチックウォリアーと、ヴォイッジバブルは、
ホントに怖い。
------------------------------------------------------
これは、高松宮記念でも触れたが、
ロマンチックウォリアーについては、近走で、マイル戦を使っていないし、
明らかに、ココを叩いて、本番は、宝塚記念が目標でしょう。
賞金を見れば、一目瞭然。
香港馬で、2,000m近辺の距離では、トップというか、現役馬では、最強馬なので、
マイルもこなせないわけじゃ無い。
唯一GⅠのマイルで使ったことのあるレースは、スチュワーズカップですが、
勝ったのはゴールデンシックスティに0.1秒差の2着。
その時の3着馬が、カリフォルニアスパングルで、4着がワイクク、5着がビューティジョイですから、
何もいう事無いでしょう。
マイルの最強軍団と戦っても2着に来てるんだし、
2,000m戦では、日本馬たちを撃破してるんだから、
いくらホームでの戦いだったとはいえ、馬場が渋って、早いタイムじゃ無ければ、
全然あり得ますね。
高松宮記念時も書いたが、渋れば渋るほど、上昇してくると思っています。
という事で、人気は無いが、ヴォイッジバブルも無くは無い。
むしろ、こっちの馬の方が、マイル適性は高いから、ありえますね。
マイルも走れて、2,000mでも行けるタイプなので、
馬場が渋れば、距離適性が長くなる傾向にあるので、
こちらは人気薄ですけど、3着ぐらいなら、全然あると思っている。
過去の安田記念で来た香港馬を見ると、
前走は勝っていた勢いのある馬が買いなので、前者は、クリア。
後者は、アウトになりますが、日本馬の上位人気馬が、マイラーズC組なので、
総崩れも全然あるんじゃないか?と思ってるだけに、
香港馬2頭の3着以内独占は、普通にあると思っています。
ちょっとだけマイナスかも?という点はあるんですが、
それは、JRA-VANの指数が低いという事。
これは気になる点ですが、高松宮記念で馬場が渋ったら、
普通に香港馬の が3着に来ちゃったからなぁ。
この馬も指数は低かったが、適性面で、凌駕されてしまった部分がある。
それに、最強馬クラスで無い馬だったのに、来たという点も、
今回のメンバーと比べると、買わなくてはいけなくなりますね。
------------------------------------------------------
過去の香港からの参戦馬では、古くなるが、
データ的に言えば、
1998年 オリエンタルエクスプレスが、2着(勝ち馬は、タイキシャトル)
(この時は、超極悪馬場だった)
2000年 フェアリーキングプローンが、勝利。2着が、ディクタット(ヨーロッパ調教馬ですけど)
2005年 サイレントウィットネスが、3着(勝ち馬は、アサクサデンエン)
2006年 ブリッシュラックが、勝利。3着が、ジョイフルウィナー
2008年 アルマダが、2着(勝ち馬は、ウォッカ)
近年で言えば、ビューティーオンリーが、2014年、2017年で、6着です。
------------------------------------------------------
今回は、ナミュールの前走人気してぶっ飛んでの、巻き返すパターンですし、
キレ味勝負の馬ですけど、ハービンジャー産駒だからなぁ。
本質的には、馬場が渋ったら、来るタイプですしね。
他の馬が馬場が渋って来れない時に、1頭だけ伸びてくる気がしている。
そして、怖いのは、ステラヴェローチェ。
記憶に新しいところで言えば、
先週は、横山パパのミラクル騎乗にやられてしまったが、
その影響もあってか、変に人気してるのは、嫌だけど、
馬場が渋れば、マジで怖い。
バゴ産駒ですし、馬場の悪化は、
待ってましたと言わんばかりに、強さを発揮する。
6歳になったが、本質的には、重馬場でタイムがかかった方がいいし、
年齢が高齢化して、早いタイムに対応できなくなってきただけに、
この距離でGⅠだと、即切りですが、馬場が悪化したら、
強さを発揮しそう。
デビュー2戦目のサウジRCでは、超不良馬場で、1頭だけ違う脚での圧勝劇。
このレースは見ていただけに、凄く覚えています。
その後も、神戸新聞杯もそうですし、馬場が渋れば、
上位に来る印象があるので、
GⅠで、重馬場になれば、狙おうと思っていた馬でもあります。
香港+バゴ産駒なら、これは、重馬場ならドンと来いの3頭ですね。
------------------------------------------------------
と、重馬場予想していますが、回復傾向にあるので、
とりあえずは、東京競馬場の馬場をキッチリ確認し、
タイムがどのくらい出てるのかも含め、
あとは、当日の気配や、馬体重は、ポイントですね。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)