東急Bunkamuraギャラリーで「Tiles 一枚の奥ゆき、幾千の煌めき。」を観てきました。主催のLIXILの前身はINAX、その前は伊奈製陶です。つまり、元々タイル屋さんです。以前、招待されて伊奈製陶の本拠地である愛知県の常滑に行ったことがあります。
LIXILギャラリーで開催される展示会にはINAX時代から、もう何度も足を運んでいます。「タイルが伝える物語-図像の謎解き-」展には、今回と同じもので「白地藍彩聖書場面タイル」として出されていました。また「ジオ・ポンティ展」も開催されました。それぞれ展覧会の趣旨や切り口が、今回とはもちろん異なっていました。
なお、展覧会は今日6日までで終わってしまいました。
さまざまなタイル
「Tiles 一枚の奥ゆき、幾千の煌めき。」
古代文明の発祥の地からイスラーム、イベリア半島、地中海を経てヨーロッパへ。古来、さまざまなタイルが人々の暮らしに寄り添い、生活文化を豊かに彩ってきました。創り手の魂が込められ、土と炎と巧みの技によって生み出されたタイル一枚一枚には深い表情があり、また、幾枚も連なって織りなす様も優美です。絡み合う蔓草の文様は神秘的、直線が展開する幾何学のデザインは、軽やかでリズミカル。本展では、愛知県常滑市にある土とやきものの複合ミュージアム、INAXライブミュージアムの「世界のタイル博物館」に収蔵するタイルコレクションから、選りすぐりの装飾タイルを展示すると共に、映像や空間再現展示を通してその魅力を体感いただきます。
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