アロマトリートメントのすごさについて語る一週間の5日目です
アロマトリートメントのお話をしているのに
まだアロマが出てきてませんね
今日はやっとアロマ登場~
逆に言えば、アロマセラピーに頼らずとも植物オイルだけでも
1~4日目に語ったような働きができるのがトリートメントのすごいところなわけですが・・・
しかしオイルトリートメントに精油を組み合わせていくことで
その働きはぐうーーーんと一気にものすごく広がります!
今日はアロマセラピーのお話をします
アロマセラピーをご存知ない方のために
簡単にアロマセラピーの説明をしますね
アロマセラピーとは、「芳香療法」という意味です。
植物から抽出される100%純粋な香りのエッセンスである精油(エッセンシャルオイルともいう)を使って
その香りを嗅いだり、
その成分を体に取り入れたりすることで
心や体のバランスを整えていけるものです
アロマトリートメントでは、この精油を植物オイルに希釈して
体に直接塗って浸透させていきます
精油は植物のいろんな部位から抽出されていて
その種類はめちゃめちゃいっぱいあります
花、葉、花と葉、果皮、木部、樹脂、種子、樹果、根、花蕾、などです
代表的なのだと、ラベンダーとかローズマリーとかユーカリとかティーツリーとか
聞いたことあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか
最近は市販の洗剤や柔軟剤などに
アロマ配合とかうたってるものもあるみたいなので
そういうところで見たことあるかもしれません
アロマセラピーはヨーロッパ発祥なので
精油のもととなる植物は海外のものが大半で、
定かではありませんが、きっと100種類ちかくはあるんじゃないでしょうか
(ちなみにひだまりでは、何年か前から
和のアロマといって
日本産植物を原料とした精油を使っています
ゆず、ひのき、くろもじ、ひめこまつ、などなど20種類ほどです)
精油にはそれぞれ、心や体に働きかける力があります
本屋さんでアロマセラピーの本でもみていただければ、
たいがいの精油のはたらきについては書いてありますので
参考にされるといいと思います
アロマトリートメントを行うときは
そのときの体調や気分に合わせ、精油を何種類か選び、オイルに希釈します
2~3種類混ぜることが多いです
香りを感じ取る嗅覚というのはとても原始的で本能的な感覚です
香りをかぐということ、
それも天然のものの香りというのは
わたしたちの想像以上に、深くはたらきかけてきます
ふだん思い出しもしないような昔の記憶が鮮明に蘇ることもあります
日によっていいと感じる香りが変化することもあります
嗅覚だけが、
脳の中の深いところにある、大脳辺縁系という、
本能的な動物脳にダイレクトに作用します
とても動物的な感覚なんですよね
すきとか嫌いとか、心地いいとか、なんかヤダとか、
ほっとするとか、なんかなつかしいとか、
そういう理屈ではない感覚的なもの・・・
また、危険をいち早く察知するのに嗅覚は大事ですよね
生きていくうえでかなり重要な感覚です
そういう命の深いところに直結してる感覚が嗅覚だと思います
(アロマセラピーについてちゃんと語るとすごく長くなってしまうので
くわしく学びたいかたはひだまりアロマスクールへきてくださいませ!)
現代、いろんな不調が蔓延していますが
やはり「ストレス」が原因で起こるものが大半なのではないでしょうか
人間って脳がすっごい発達した生き物で、
それによってめちゃくちゃいろいろ便利なものも作り出してきたけれど
脳(考えすぎなど)がネックで病気することも多いから、せつないなーと思う今日この頃・・・
私たちの心とからだはおどろくほどつながっていて
「うれしー!しあわせ!」って思っていたら体調いいし
「いやだーいやだー」って思っていたらあちこち調子悪くなるのです
それは気のせいではなく、
私たちの感情は、さきほどお話した大脳辺縁系に影響を与え、
その近所にある自律神経やホルモンバランスを整えている場所にも影響します
いやだーって思うだけで
交感神経が興奮して、食欲がなくなったりおなかが痛くなったりします
逆にほっとリラックスすれば
副交感神経が刺激されて、体がぽかぽかしてきて眠くなったりします
ホルモンバランスにも影響しますから
不規則な生活をしてストレスをためていれば、生理周期も乱れます
うきうきして幸せでいたら、
脳からいろんな幸せ物質がでてきて、お肌がきれいになったりもします
まさに、こころとからだはひとつ
自律神経のアンバランス、
ホルモンのアンバランスなどが原因で、
検査してもどこも悪くないのに
なんかいつもどこか調子悪いという人がたくさんいます
アロマセラピーは、そういう深いところに働きかけ、
本能的なところから癒してくれます
また、そういう精神的なところだけでなく、
痛みを和らげる鎮痛作用、
流れをよくする作用、
脂肪の分解を促進する作用、
利尿作用、
傷のなおりをよくする作用、
鼻水やたんなどのねばねばを溶かす作用、
殺菌・殺真菌作用、
抗ウイルス作用、
免疫力を高める作用などなど
体にダイレクトに働きかけるいろんな作用を持っています
このすごいアロマセラピー効果と、昨日まで熱く語ったトリートメントの働きが合体したのが
アロマトリートメントなんですよ~!
すごくないですか~?
というわけで、語ればきりがないのできょうはこのへんで、
またあした・・・