オープン以来、長年通っている名店『カンテサンス』。
13品で構成されているこのレストランは、、
私も記述にかなりエネルギーを使います。
しっかりと記しておきたいと思うが故に、
最近毎日追われていることもありいつも後回し。
最近の傾向は、いつも伺う前日か当日に慌てて
ブログを更新しているという感じになっています。
でもこれを過ぎてしまうともう一生書かない。
写真だけがむなしく私のデータベースに残っているという
ことになっているので、また今朝も気を引き締めて。
最後までしっかり書けるのかしらと
心配しながら時間との勝負をしながら書いています。
ということで、今宵またお伺いするカンテサンスです。
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この日は東京のベストサロンのショーを少し見てから伺って
みなさんを10分ほどお待たせしちゃったんだった。
いつも個室でゆったりとお食事をさせていただいているのですが
お店の方々も友人たちも笑顔で迎えてくれました。
遅刻はいかんよね。すみませんでした。




オープン以来ずうっと変わらない四角い位置皿。
コーナーにはQuintessence と刻印してあります。
特に口に出していうわけではないので、みなさんご存知ないと
思いますがみな色が違うので、席に着くと今日す好きな色とか
いまいちな色とか、実はいつも心の中で思っています。
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時間との闘いで書かなければならないのに
無駄口ばかりで、全くとおしゃべりな自分を呪いそうですが
お料理もしっかり記したいと思います。
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自家製ボラコのサブレ
今回は自家製のボラコのからすみが乗った
あたたかなサブレ。口の中に入れると
強い香りを放ちそしてすっと消えていきます。
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オックステールのスープ 蕗の薹の香

昨年の12月のはじめ。早くも春の香りを使ってくれました。
この季節でしたらまだ下萌えも・・・してないかも。
どのレストランよりも早い春の訪れです。
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スープの中には牛の第一胃であるミノが入っていています。
コリコリした触感が印象的。
春の香りとともにいただきます。
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カイザーのパン
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロワ
言わずと知れたカンテサンスのスペシャリテです。
何度食べてもおいしいお料理です。
季節によって変わるミルクの味によって
ミルクやオイルの配合を少しずつ変えています。
この季節は山羊乳が一番おいしい季節でしょうか。
だからクリームも少しだけ。
オーストラリア産のフレッシュな
オリーブオイルを加えていました。
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北海道産ワカサギとボワロー
この日伺ったのが12月初め。
解禁されたばかりのワカサギをカリッと揚げています。
香味野菜やハーブでいただきました。
最近紫白菜はいろいろなところで出てきますが
一気にモダンな料理に見えますよね。
ビジュアル的にも味わいも大満足の一皿でした。
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北寄貝のファラフェルと雲丹
岸田さんはタブレやファラフェルなどちょっと
エスニックなものもお好きですね。
今回はひよこ豆と野菜で作ったファラフェルです。
ソースはタルティーヴォと雲丹。触感と香りが素晴らしい一品。
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炭火で焼いたセップのコンフィ
初め、なんだろう?と思ったところ、フランス産の
セップ茸でした。かなり立派ですね。
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コンフィをして炭火で焼いているので炭で炙った
香りが飛び込んできますが、それに負けずに
セップ茸の広がります。これに合わせたのは
鴨の生ハムと白トリュフ。どれも個性的な
香りのするものを絶妙の味わいでまとめています。
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鳴門の鰆 赤座海老のソース
美しい鰆が運ばれてきました。
赤座海老に軽くクリームを入れたソースが印象的。
いつも思いますが、火入れがばっちりですね。
蕪のベニエが添えられていました。
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ラカン産鴨の3時間ロースト
お魚、お肉とくると、岸田シェフの火入れの
すごさを感じます。言わずもがな、この写真に
映ったルビーのお肉がすべてを語っていますね。
違う部位を少しずつ。
堪能させていだきました。
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ソースは胡麻と蕎麦の実で風味豊かです。
ガルニチュールは、安納芋、カボチャ、
アリコベール(いんげん)、アワビ茸。
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ブルー・デ・コース
クルミのパンと紅玉のコンフィチュールが添えられていました。
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春菊のソルベ
野菜のデザートが出てきました。
はっとするグリーンのソルベの上に
サシカイヤのオイルで作ったクリーム。
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そして春菊の香りがしっかりするソルベです。
ちょっと苦みのあって、口の中がすきっとするものですね。
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和栗のフラン
秋の名残。
秋の味覚をさらに美味しく熟成された栗のデセールです。
雪室で熟成された熟成栗で作られた
栗のペーストやピュレなど、栗づくしの一皿。
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パンペルデュ
パンペルデュがしっかりフレンチに昇華。
上にはアッペンツェラーが散らしてあります。
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キャラメルのソースで煮込まれたという感じでしょうか。
12月ということもあり、濃厚な甘味と
キャラメルのあたたかな重みのあるデセールです。
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メレンゲのアイスクリーム
写真ではよく確認できないと思うのですが
抹茶の入ったピスタチオのソースが敷かれています。
ブラックタピオカが添えられて、
視界的にも深い感じに盛り付けてあります。
もちろんメレンゲはいつもの通り、滑らかで上質。
いつものメレンゲはいつも最後に大きな余韻を残してくれます。
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ダージリン
マーがレッツホープ農園の
ホワイトシャイニーデライトのファーストフラッシュです。
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小菓子
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個室を出るといつも最後のお客様に。
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岸田シェフとソムリエの小澤さんが
いつもお見送りをしてくださいます。
この日も楽しい時間をありがとうございました。






時間がないのであまりミシュランを見ないのですが
今年はぐるなびさんよりミシュランガイド2016をいただきました。
くるなびのロゴ入りの特別バージョンです。
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ふむふむ。カンテサンスはこんな風に書いてあるのかなどと
ちょこっと読んでみたりして・・・(;^_^A
もう9年連続ミシュランなのね~・・・。
10回、20回と三ツ星を目指していただきたいわ~!
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家Quintessence カンテサンス
品川区北品川6-7-29 1F
ガーデンシティ品川 御殿山
※五反田駅と品川駅からガーデンシティ品川 御殿山まで無料送迎バスがあります。
03-6277-0485 (お問い合わせ・リコンファームなど)
03-6277-0090 (ご予約専用)
定休日: 日曜日中心に月6日、年末年始、夏期休暇
【昼】 12:00~15:00 (L.O.13:00)
【夜】 18:30~23:00 (L.O.20:00)




[カンテサンス過去記事]
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・2015年6月の記事
・2015年4月の記事
・2014年11月の記事
・2014年5月の記事
・2013年3月の記事
・2013年1月の記事
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・2012年9月の記事
・2012年7月の訪問(プロローグ)
・2012年5月の訪問(後半)
・2012年5月の訪問(前半)
・2012年3月の訪問
・2011年冬の訪問記~前半~
・2011年冬の訪問記~前半~
・2010年夏の訪問記事
・2008年冬の訪問記事