今最も予約のとれないレストランカンテサンス。今回は、しずりんの最後のお誕生日会の
ためにカンテサンスへ伺いました。自分の誕生日なのに頑張って予約してくれてありがとう。
今日の位置皿は、ちょっと緑がかった大理石。この色を眺めるのも楽しい一ひとときです。
道明寺さくらの美道楽日記




白いメニューには、岸田シェフのお任せコースにしている理由や料理へのスタンスが書かれています。
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予約の時にアレルギーのあるの等をしっかり伝えておけば安心です。
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Le Nombre d'Or Campanae Viteres Vites Brut AOC, Blanc
まずはシャンパーニュで乾杯。ノンブルドールで乾杯です。
シャンパーニュに認められている8種のブドウ品種をアッサンブラージュした
シャンパーニュ。ドメーヌは、L. オブリ・フィス。
(フロモントー,プティ・メリエ,ピノ・ノワール,アルバンヌ,
シャルドネ,ピノ・ムニエ,ピノ・ブラン,アンフュメ)

8種類の葡萄の黄金比からなり、かなり濃厚な琥珀色。
香りもかなり強く、味も複雑で楽しく、そして濃厚でした。
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※お酒に弱いのでワインはちょいとテイスティングする程度です。




自家製ボラコのサブレ
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アミューズブーシュは手でぱくっとひとくちで食べられるサブレですが、この上なく贅沢!
鳴門の沖ボラから作ったカラスミだとご説明いただきました。漁師M氏のものでしょうか?
ちょっと香ばしいサブレの上に、外側はかりっと焼かれ、中は半生状のからすみ。
ふつうカラスミは薄切りでねっとり食べさせますが、これは厚切り。でもこの濃厚な味を
難なく食べちゃうところもが何とも贅沢。玉葱とケイパーのアクセント。最後のビリっは胡椒かな。
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新高梨のスープ
フランスベアルヌ地方の田舎スープをカンテサンス流にアレンジしています。
フォア・グラをとったあとの鵞鳥で出汁をとり、グァンチャーレを加えているそうです。
豆や沢山の野菜を使ったトロミのあるスープですが、新高梨のシャキシャキ感が楽しい。
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メンバーの全員が気付きました。あれ?パンがかわったねと。
今までの半身のパンではなく、皮が全体を覆っていますので、皮のサクッと感が楽しめます。
少し塩分も少なくなった感じで食感を楽しみながら食事を引き立てるパンになった感じ。
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロア
バヴァロアの上部に百合根が美しく盛りつけられた、カンテサンススペシャリテです。
何度も食べておりますが、いつも味が違います。季節によって山羊のチーズの味が
微妙に違うから。晩秋には出産を終えた山羊の乳脂肪分は低く、その分みずみずしい
ミルクになるため、バヴァロアも軽く仕上がります。ワインセラーで保管しているという
ミルエ・ユンヌ・ユイルをブレンドしたオリーブオイルでいただきます。仕上げはゲランドの塩。
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Huber Grüner Veltliner Berg
オーストリアで数々の賞を受賞しているワインだそうですよ~。
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ポロ葱とエビ
エビ好きにはたまらない一皿でしょう。ボタン海老の濃厚にしてあのとろっとした
甘さ、そしてこれまたとろっとしたポロネギの野菜独特の甘さの素晴らしいコラボレーション。
上には乾燥した桜えびが掛かっているのですが、旨味と香りがぎゅぎゅぎゅぅぅぅ~っと
凝縮していて、これが鼻腔を抜ける時にはかなり強烈なインパクトがありました!
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SANCERRE
皆さんが飲んでいたサンセール。はい・・・飲んでません。
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枝豆のタブーレとリードヴォー
なんと美しいお料理でしょう。クスクスをハーブで色づけしたとのこと。
枝豆の食感と、リードボーのフリットが入っていてしっかりした味わいです。
ハーブの中には、パクチースプラウトも入っていてほんのりとパクチーの香りも。
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Chateau Paradis AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Blanc
ステンレスタンクで発酵と熟成をする珍しいワイン。
ボトルのデザインやロゴがとてもスタイリッシュです。
とてもフレッシュで軽い甘味がありました。花の香りのする爽やかな
飲み心地はお酒に弱い私でも、いくらでも飲んでしまいそうです。
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アーティショーのベニエと羽田のあなご
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エストラゴン等が入ったハーブの泡にふんわり包まれたベニエです。
泡の下にはあなごと目葱。まるでお寿司のようですが、しっかりフレンチに仕上がっています。
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ちょっと長くなったので、続きは次号続く




<カンテサンス過去記事>
2010年夏の訪問記事
2008年冬の訪問記事




家レストラン カンテサンス
 東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
 03-5791-3715