昨日は初訪問で感動したレストランをご紹介しましたが
本日は2か月に1度訪問しているレストランです。
伺ったのは2か月前。好きなレストランは気合を入れないと
かけないのとカンテサンスは13品が提供されるため
ブログを書くのにかなり体力を消耗するのでつい後回しに・・・。
というかかけないこともよくあります。
後回しをしていたら、またまた訪問の日が訪れてきてしまい焦ってしたためました。
ここまでくるとほとんどど根性です(;^_^A
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ちなみに4月2日の訪問です。
お料理の旬に少し違和感がありますが備忘録ですのでお許しを。
ちょうど2か月語の6月2日の今宵また伺います。



五反田の御殿山に移転して以来、すっかり料理にも磨きがかかっています。
この日のウェイティングスペースにはエアプランつがおかれていました。
その時の気分?というかイメージでいろいろなものがおかれています。
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すっかりお店のトレードマークになりつつある
テーブルの上のディスプレイとその上にある照明。
ここでしばし談笑をしてから個室席に向かいます。
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私たちはいつも6名の個室を予約させていただきます。
個室のみ写真撮影が可能です。
ショープレートは店名が刻印されています。
色がそれぞれ違うのでいつもどの色になるか楽しみなんです。
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白紙のメニュー。
こちらに本日のお料理は書かれていません。
すべてシェフへのお任せ。
ほぼ同じメニューを出さないというのが岸田シェフ流。
シェフからのメッセージのみが書かれています。
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猪のビスケット
暖かいアーモンドのビスケットがスタートです。
イノシシとラルドでぎゅっと旨味の凝縮したお皿からスタートです。
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アミューズブーシュは手でつかめる大きさです。
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焼きアスパラのスープ
アスパラガスとハマグリのスープです。
トマトの酸味み少し加わっています。
泡はアスパラガスの皮で作られているアスパラ三昧スープ。
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パンはメゾンカイザー。
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロワ
カンテサンスのスペシャリテです。
みずみずしいバヴァロワの仕上がっていました。
少しびりっと辛味のあるオリーブオイルの組み合わせ。
シャープな味の仕上がりでした。
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帆立とセロリのサラダ
5Lサイズの立派な帆立が主役です。
これを取り囲むように、アスパラガス、ウイキョウ、セロリ、
アンディーブが盛り付けられています。
スティルトンの味わい、少し燻製されたアーモンドやクルミなどの
ナッツ類が味わいに深みを加えます。歯ごたえと香りが素晴らしい一品。
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フォアグラと日向夏のタルト
ここで出てくるのはフォアグラです。
時々お料理の流れで別のちょっと濃厚なものが登場します。
このフォアグラ料理もいつもお楽しみのひとつ。
様々なバリエーションで楽しませてくださいます。
今回は全粒粉のビスケットに、マッシュリームのサラダが加わった
フォアグラを少し焼いた日向夏と日向夏のソースでいただきました。
フォアグラがフルーツの甘味と爽やかさでいただけます。
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ホタルイカと空豆
お肉の火入れに定評のある岸田シェフですが、
私はこのあたりに出てくる、内臓とか味噌系のお料理もかなり美味しくて。
飽きさせることなく、様々なバリエーションで楽しませてくれる岸田シェフ、大好き!!
富山県産の旬の蛍烏賊とこれまた旬の空豆の黄金の組み合わせです。
カンテサンス





鳴門のマナガツオ オールドシャルトリューズ
ここからが岸田シェフのキュイソンの真骨頂です。
マナガツオの表面を焼いて、その後低温で火を入れていくので
しっとり、柔らかく、滑らかにほぐれる身に仕上がります。
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どうですか。このほんのりピンクに色づいたマナガツオ。
蛤やフュメドポワソン。エストラゴンとビネガーを合わせて
作った爽やかな酸味のあるソースでいただきました。
淡路の玉ねぎは、グリーンピース、エストラゴンのソースで。
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ルーアン鴨の3時間ロースト
ここでメインの鴨が出てきました。こちらもいつも素晴らしい火入れです。
ミカンとグラマニエの少し甘めのソースが鴨によく合います。
ガルニチュールは、アピオス、新ごぼう、こごみ。
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フロマージュはモンドールでした。
ちょうどシーズン的に終わりの季節。
ぎりぎりの美味を味わいました。
クルミのパンとレーズンのコンフィチュールがあわされています。
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桜と苺のソルベ
高知のさちのかが細かくカットされて見た目がかわいらしい。
少しソースのような役割も果たします。
下には桜の香りがいっぱいです。
桜のリキュールと葉を使ったソルベは春を感じさせてくれますね。
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ペリエのジュレ
これはかなり大人な味です。
時々ヴィンテージのスコッチやバーボンを使う時もあるのですが
これはシンプルなだけにバーボンの味をストレートに感じます。
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フィッツジェラルドとペリエの香りが楽しいジュレに仕上がっていました。
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温かいパパイヤのタルトレット
全粒粉の上にクレームパティシエールそして
熟成したパパイヤをコンポートにしています。
ルビーのような赤が美しいです。
上にはメレンゲのかけら。楽しいデセールですね。
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メレンゲのアイスクリーム
とても滑らかなメレンゲのアイスクリームです。
いつもこれに様々なソースなどを加えてくれます。
金柑はたまたま。
濃厚な金柑の完熟感とチョコレートのほろ苦さが黄金の組み合わせに。
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紅茶はマーガレッツホープ
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岸田シェフは最後だけお見送りに出てきてくださいます。
今回も深みのあるおいしいお料理をいただきました。
少し新緑をイメージしたお料理でしたでしょうか?
この日もおいしいお料理をありがとうございました。
今宵も楽しみにしています。
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・2012年7月の訪問(プロローグ)
・2012年5月の訪問(後半)
・2012年5月の訪問(前半)
・2012年3月の訪問
・2011年冬の訪問記~前半~
・2011年冬の訪問記~前半~
・2010年夏の訪問記事
・2008年冬の訪問記事