トランプ大統領の上級顧問であるスティーヴ・バノンが最近まで会長を務めていた「ブライトバートニュース」という独立系のニュースサイトがあります。スティーヴ・バノンは、ニューズウィークやハフィントン・ポストなど左派の大手メディアからは、「白人いちばん主義」、「国粋主義者」、「危険人物」などと、連日のように貶められています。アメリカ大統領の補佐官などを務める政府高官で、ここまで悪魔のように悪口を書かれた人物はこれまでいなかったのではないかと思います。

 

しかし、実はこのバノンと「ブライトバート」への大手メディアの過剰な貶めと攻撃こそが、現在アメリカで起きている情報戦の理由を解く鍵なのです。このニュースサイトは、元々はアンドリュー・ブライトバートが所有する独立系の情報サイトでした。元ハフィントン・ポストの記者だったのですが、2010年に路上で不審な亡くなり方をした後に、バノン氏が引き継いだという経過があります。

 

アンドリュー・ブライトバート氏の事件こそ、現在のアメリカで起きているグローバリストによる「言論弾圧」と関係している重要な事件と言えます。アンドリュー・ブライトバートは2010年3月、突然路上で倒れ、心臓発作でお亡くなりになったと言われています。

 

 

アメリカの左派大手メディアは、こぞって「ブライトバートニュース」を「トランプ大統領の提灯持ちだ」と言って、こき下ろしています。しかし、大手メディアが大統領選挙の時に「70%から99%以上の確率でクリントンが勝つ」と断言していたために、国民に虚偽を流していたと思われたために信用が失墜し、「ブライトバート」のような独立系のメディアの方に逆に注目が集まるという現象が起きました。

 

MSNBC 「科学者は、99%の確率でクリントンの勝利を予測」2016年11月14日

http://www.msnbc.com/the-last-word/watch/scientist-predicts-99-chance-of-clinton-win-801634371744

 

日本で「トランプが勝つ」と予測できたのは、ほぼ木村太郎さんと藤井厳喜さんだけでしたが、お二人とも、左派大手メディアだけではなく、「ブライトバート」や「ドラッジ・レポート」などの独立系のメディアが報道する内容もチェックしていたから予測できた、と述べていました。

 

アンドリュー・ブライトバート氏の事件に話を戻します。ブライトバード氏は、心臓発作でお亡くなりになったとされていたのですが、検死を担当したテッド・ガンダーソン検視官本人がヒ素中毒でお亡くなりになってしまい、正式な報告書が提出されませんでした。検視官の主治医であったエドワード・ルイジ博士が、死亡数時間後に顔と手足が黒い色に変わったことを指摘しており、それがヒ素中毒の特徴でもあることを指摘しています。 

 

 

ブライトバート氏は、オバマ大統領の再選前の2008年にお亡くなりになった直前に、「人種分断、階級闘争がオバマが希望と変革として大統領選の時に売り出したものの中核だったことを証明するオバマの大学時代のビデオを48時間以内に公開する」と会議で発言したのです。ブライトバート氏が死亡したのは、その直後でした。

 

後になって、フォックスニュースのショーン・ハニティ記者がテレビで問題のビデオを流しました。それは、オバマが「ハーバード・ロー・レビュー」の編集長をしていた大学時代にハーバード大学のデリック・ベル教授を紹介した時のビデオで「ベル教授の言葉にハートとマインドを開いてください」と述べています。デリック・ベル教授というのは、過激な人種かくり政策主義者として知られていました。その他にも、オバマはハワイで過ごした子ども時代にフランク・マーシャル・デイビスという共産主義者の詩人から薫陶を受けたことも知られています。

 

 

アンドリュー・ブライトバート氏は、ワシントン政界に渦巻く児童への犯罪スキャンダルについても調査をしており、右派にも左派にも証拠を握られた政治家や高官たちがいて、ブライトバート氏お亡くなりになったのはそのせいではないかという人たちもいます。

 

ワシントン政界の児童への犯罪スキャンダルは、すでに蓋が開きかかってはいるのですが、あまりに大勢財界の要人が弱みを握られているためなのか、なかなか表に出てきません。2014年にジェフリー・エプスタインというクリントン陣営に多額の寄付をしていた大富豪が14歳から17歳の未成年の女子をジェット機上で移動中に政財界の有名人や王族関係者などに斡旋していたことが明るみに出た事件がありました。

 

 

 

少女の一人が訴訟した結果、有罪判決が出て服役しましたが、この飛行機には「ロリータ・エクスプレス」という名前が付けられたくらい有名になりました。この飛行機の飛行記録にビル・クリントンの名前が何度も掲載されていることも表沙汰になりました。

 

以下は、イギリスのデイリー・メール紙の記事です。

 

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2922773/Newly-released-flight-logs-reveal-time-trips-Bill-Clinton-Harvard-law-professor-Alan-Dershowitz-took-pedophile-Jeffrey-Epstein-s-Lolita-Express-private-jet-anonymous-women.html

 

フォックスニュースなどでも、過去の飛行記録について報じられました。

http://www.foxnews.com/us/2016/05/13/flight-logs-show-bill-clinton-flew-on-sex-offenders-jet-much-more-than-previously-known.html

 

しかし、面白いのはこの事件について検索しようとすると、イギリスのメディアの記事とフォックスニュースなどアメリカの保守系のメディアの記事しか出てこないのです。ワシントンポスト紙やCNNニューヨークタイムズ紙など、クリントンを押していた左派メディアの記事が検索しても出てきません。この訴訟があったことは確かなのですが、大手メディアには見事にスルーされているのです。

 

ですから、日本の新聞記者なども、大手左派メディアの「CNNやニューヨークタイムズ、MSNBCが言っているから、間違いない」と思って、そちら側のニュースしか読んでいないと、裏で起きている本当のことが見えなくなるのです。

 

2016年11月下旬に、ブライトバードの無料ニュースアプリがiTunesストアとツイッターから締め出されるという事件も起きています。

 

アメリカのことを知るのに、アメリカの大手メディアが役に立たなくなっているというのは、現在のアメリカが旧ソ連のようになりつつあるように感じます。特に、政治家やブライトバート氏のようなメディア関係者、医療業界に疑問を投げかけたりした人の「不審死」が多いというのは、アメリカで言論の自由が奪われつつあることを象徴しています。

 

 

不審死した人たちが言いたかったことを、再検証することで本当のことがたくさん見えてきます。

 

■ブライトバード(ニュースサイト)

http://www.breitbart.com

 

グローバリストによる国境破壊

著名なグローバリスト

グローバリストの汚職と買収

グローバリスト関連の不審死

グローバリスト主導の言論弾圧