サンブルへの遥かなる道その1
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国立公園を出て、ナクルの街へと向かう。
昨年は、ナイロビから飛行機でマサイマラへ移動したので、途中の景色を全く見ていない。
そこで、今回は少しでもケニアらしい景色を見てみたいと、陸路移動にしてみた。
車中からの流し撮りなのできれいには撮れないが、それでも何とか雰囲気が伝わると良いけど。
●ナクルの街
国立公園ゲートを出ると周囲には畑が広がり、道はナクルの町へと通じている。
左は国立公園ゲート付近の農村地帯。子供がかわいいね。
右はナクルの街中にある教会。ケニアはキリスト教徒が多いのだ。
ナイロビ以外で初めて目にする街。ナクルは結構都会です。
街の入口のロータリー付近。ビルがあちこちに点在していしていた。
●車窓からの景色
ナクルの街を後にして、一旦、ナイロビ方面に少し戻ってから、再びグレートリフトバレーの
周囲を走る感じで横へ移動する。
この辺りは、ケニア屈指の農業地帯のため、コーヒーの木や茶畑、とうもろこしの畑などが
ずっと続いている。
コーヒー農園と茶畑。どちらもケニアの重要な輸出品。
●グレートリフトバレー
そして、ナクル国立公園を出て、ほぼ1時間後にグレートリフトバレーのスブキアという
ビューポイントで休憩。
グレートリフトバレーの看板。イスラエルからモザンビークまで約1万km!
そして、このスブキアポイントは標高2,550m。かなりの高さです(ノ゚ο゚)ノ
カマウもこの看板に見入っていた。
地溝の周囲は昨日に較べて、高い山はない。
底辺部はかなり広い平野になっていて、畑や農家が点在して見える。
この辺りはキクユ族のエリアで、マサイは放牧による牧畜のみだがキクユは農耕に熱心らしい。
ここが標高2,550mとは俄には信じられないほど、平らな大地が続くなだらかな丘陵地帯。
で、ビューポイントといえばお約束の土産売りがいるに決まっている。
ここでも、下車早々にグレートリフトバレーの説明をしにやってきたおじさんがいた。
しばらくすると、自作の動物の置き物や皿を持ってきては、見るだけで良いと
熱心に自分の小屋へ連れて行こうとする。
グレートリフトバレーを逃すと、あまり土産物屋がないそうなので、息子の友達用に
何点か購入。昨日の土産物屋の方が規模も品揃えも見栄えも良い感じ。
笑えるのは、彼は自分の売る土産のすべてにサインを彫ってある点だ。
すべて裏面にSimonとサイン入りで、「サインも入っているから」と勧める。
別に有名アーティストではないので、サインに何の価値もないんですが(爆)
写真はスブキアで購入した土産物抜粋。結局、小さい動物の置き物を5点ほど購入、500Kshなり。
この辺の商売っ気は、キクユは大した物である。
そして、小さな土産物屋の中にはキバキ大統領の写真が飾ってあった。
やはり、自分たちの部族出身の大統領は自慢らしく、しきりにキクユの誇りであるとか
いろいろと説明をしてくれた。
別にどうでも良いのだが、彼が自分の家はあそこだ。と、しきりに言うので写真を撮った。
どれが、彼の家だかは忘れてしまったが(爆)
●トムソンフォール
スブキアを出発して30分くらいだろうか?また停車するので、どこ?と尋ねると
Tomson Fallsとのこと。現地語では、Nyahururu(ニャフルル)Fallsというそうだ。
へぇ~、ケニアに滝があったとは初耳である。降りてみると、なるほど中々立派な滝だ。
折からの雨のせいもあり、水量も多く迫力がある。この滝、落差88mといから結構なものだ。
展望台から写真を撮っていると、“Take a photo!”との声に振り向くと時既に遅し( ̄ー ̄;
枝に捉まったカメレオンを息子が写真に撮っているではありませんか!
一体、いくら取られるのだろうか…
昨年のマサイ村訪問時も、一瞬にして土産物で全身ジャラジャラになっていた姿を思い出した。
本当に、良いカモである。
悔しいからカメレオンの写真をたくさん撮ってやった。
他にもあるよ!
カメレオンはまるで置物の用にジッとして動かないのだが、よく見ると目だけを動かしたり
シッポを丸めたり伸ばしたりしている。
手乗りにして、ご満悦の息子はいい気なものだ(・ε・)、後ろのケニアの子の方がカワイイ~
こちらは、滝の動画。流れ落ちる音で臨場感を感じて下さい。
コンデジで動画を撮ると、どうもタテ一では撮れないらしいので、首を左方向に曲げて観てね!
岩の割れ間からは、2匹のハイラックスが。
ここでも、この他にかなり豪華な民俗衣裳をまとった部族が“写真を!”とか、
土産物屋の勧誘がスゴイ。
結局、最初からへばり付いていた女性の小屋へ行き、息子用の土産全部とキリンの木彫りを購入。
とんでもない価格を提示されたが、絵皿6枚とキリン2体で約2,000円強まで値切って購入。
こちら、購入品の一部のキリンの木彫り。
果たして、適正価格というものはいくらなのか、また絵皿には本物のソープストンと
まがい物があるらしく、私には見分ける術がありません(ノ_・。)
土産物を携えて車に戻ると、ちょいとカマウの機嫌が悪い。
どうやら、土産買いに待たされて過ぎたことが原因らしい。この先、サンブルまで後どのくらい?
車に乗り込み出発すると、息子同様に私もうつらうつら寝始める。
途中、何度もバッテリーアラームが鳴り停車しては、カマウが調整して騙し騙し車を走らせる。
う~ん、この後とんでもない事になるだが、続きは次回。
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■タグ:ケニア, スブキア, トムソン滝, カメレオン, ハイラックス, 旅行記,
rikumado, たび旅日記
国立公園を出て、ナクルの街へと向かう。
昨年は、ナイロビから飛行機でマサイマラへ移動したので、途中の景色を全く見ていない。
そこで、今回は少しでもケニアらしい景色を見てみたいと、陸路移動にしてみた。
車中からの流し撮りなのできれいには撮れないが、それでも何とか雰囲気が伝わると良いけど。
●ナクルの街
国立公園ゲートを出ると周囲には畑が広がり、道はナクルの町へと通じている。
左は国立公園ゲート付近の農村地帯。子供がかわいいね。
右はナクルの街中にある教会。ケニアはキリスト教徒が多いのだ。
ナイロビ以外で初めて目にする街。ナクルは結構都会です。
街の入口のロータリー付近。ビルがあちこちに点在していしていた。
●車窓からの景色
ナクルの街を後にして、一旦、ナイロビ方面に少し戻ってから、再びグレートリフトバレーの
周囲を走る感じで横へ移動する。
この辺りは、ケニア屈指の農業地帯のため、コーヒーの木や茶畑、とうもろこしの畑などが
ずっと続いている。
コーヒー農園と茶畑。どちらもケニアの重要な輸出品。
●グレートリフトバレー
そして、ナクル国立公園を出て、ほぼ1時間後にグレートリフトバレーのスブキアという
ビューポイントで休憩。
グレートリフトバレーの看板。イスラエルからモザンビークまで約1万km!
そして、このスブキアポイントは標高2,550m。かなりの高さです(ノ゚ο゚)ノ
カマウもこの看板に見入っていた。
地溝の周囲は昨日に較べて、高い山はない。
底辺部はかなり広い平野になっていて、畑や農家が点在して見える。
この辺りはキクユ族のエリアで、マサイは放牧による牧畜のみだがキクユは農耕に熱心らしい。
ここが標高2,550mとは俄には信じられないほど、平らな大地が続くなだらかな丘陵地帯。
で、ビューポイントといえばお約束の土産売りがいるに決まっている。
ここでも、下車早々にグレートリフトバレーの説明をしにやってきたおじさんがいた。
しばらくすると、自作の動物の置き物や皿を持ってきては、見るだけで良いと
熱心に自分の小屋へ連れて行こうとする。
グレートリフトバレーを逃すと、あまり土産物屋がないそうなので、息子の友達用に
何点か購入。昨日の土産物屋の方が規模も品揃えも見栄えも良い感じ。
笑えるのは、彼は自分の売る土産のすべてにサインを彫ってある点だ。
すべて裏面にSimonとサイン入りで、「サインも入っているから」と勧める。
別に有名アーティストではないので、サインに何の価値もないんですが(爆)
写真はスブキアで購入した土産物抜粋。結局、小さい動物の置き物を5点ほど購入、500Kshなり。
この辺の商売っ気は、キクユは大した物である。
そして、小さな土産物屋の中にはキバキ大統領の写真が飾ってあった。
やはり、自分たちの部族出身の大統領は自慢らしく、しきりにキクユの誇りであるとか
いろいろと説明をしてくれた。
別にどうでも良いのだが、彼が自分の家はあそこだ。と、しきりに言うので写真を撮った。
どれが、彼の家だかは忘れてしまったが(爆)
●トムソンフォール
スブキアを出発して30分くらいだろうか?また停車するので、どこ?と尋ねると
Tomson Fallsとのこと。現地語では、Nyahururu(ニャフルル)Fallsというそうだ。
へぇ~、ケニアに滝があったとは初耳である。降りてみると、なるほど中々立派な滝だ。
折からの雨のせいもあり、水量も多く迫力がある。この滝、落差88mといから結構なものだ。
展望台から写真を撮っていると、“Take a photo!”との声に振り向くと時既に遅し( ̄ー ̄;
枝に捉まったカメレオンを息子が写真に撮っているではありませんか!
一体、いくら取られるのだろうか…
昨年のマサイ村訪問時も、一瞬にして土産物で全身ジャラジャラになっていた姿を思い出した。
本当に、良いカモである。
悔しいからカメレオンの写真をたくさん撮ってやった。
他にもあるよ!
カメレオンはまるで置物の用にジッとして動かないのだが、よく見ると目だけを動かしたり
シッポを丸めたり伸ばしたりしている。
手乗りにして、ご満悦の息子はいい気なものだ(・ε・)、後ろのケニアの子の方がカワイイ~
こちらは、滝の動画。流れ落ちる音で臨場感を感じて下さい。
コンデジで動画を撮ると、どうもタテ一では撮れないらしいので、首を左方向に曲げて観てね!
岩の割れ間からは、2匹のハイラックスが。
ここでも、この他にかなり豪華な民俗衣裳をまとった部族が“写真を!”とか、
土産物屋の勧誘がスゴイ。
結局、最初からへばり付いていた女性の小屋へ行き、息子用の土産全部とキリンの木彫りを購入。
とんでもない価格を提示されたが、絵皿6枚とキリン2体で約2,000円強まで値切って購入。
こちら、購入品の一部のキリンの木彫り。
果たして、適正価格というものはいくらなのか、また絵皿には本物のソープストンと
まがい物があるらしく、私には見分ける術がありません(ノ_・。)
土産物を携えて車に戻ると、ちょいとカマウの機嫌が悪い。
どうやら、土産買いに待たされて過ぎたことが原因らしい。この先、サンブルまで後どのくらい?
車に乗り込み出発すると、息子同様に私もうつらうつら寝始める。
途中、何度もバッテリーアラームが鳴り停車しては、カマウが調整して騙し騙し車を走らせる。
う~ん、この後とんでもない事になるだが、続きは次回。
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