第３５回 神様に好かれる作法！その２（無駄に参拝されている方用）
その１はこちら
３．「二礼二拍手一礼（二拝二拍手一拝）」の前に
神社さんを参拝されるときは、正装する必要はありませんが、せめて、失礼にならない服装で、参拝した方が良いです（パンツやふんどしだけなんて、失礼なことは駄目です。但し、お相撲さんなら、良い場合があります）。
地元ではない神社さん、初めての神社さんに参拝されるときは、出来れば、地元の方と一緒の方が、良いようです。（神様も人見知りしているかも・・・）
神社に着いたら、一の鳥居から入りましょう。中央は、神様がお通りになられるので、左端から入ります。入るときには、一礼して、「失礼します」と言って入りましょう。神社は、神様のおうちですから、よその家を訪問するときと同じように、ご挨拶は欠かせません。（ほとんどの場合、ここで、神様を怒らせます。）
神社さんによっては、一の鳥居が海の中だったり、本殿から何キロも離れていることもあるので、その際は、神社の敷地内で、一番目にある鳥居で良いです。
因みに、三大八幡宮の一つ、筥崎宮は、本殿に一番近いところが、一の鳥居ですので、その場合は、本殿から遠い方からお入りください。
次に、古くて立派な神社さんの場合、祓社（はらえどののやしろ）があり、お祓い専門の４柱の神様がおられるので、そこにお参りして、俗世間のけがれを落としましょう！二礼二拍手一礼でいいです。（伊弉諾（いざなぎ）様が、地獄から帰ってきて、禊（みそぎ）したときに生まれた神様たちです）
参道の左側を歩きながら、二の鳥居、三の鳥居とくぐって、手水舎に向かいます。
この時に、出来れば、玉砂利の部分を歩きましょう。玉砂利の音が、けがれをおとしてくれます。
また、左足を地面につけたときに、息を吸って、右足を地面につけたときに、息を吐くと、体内の「気」が循環します。神社さんの「気」をたくさん取り入れたい方にお勧めです。
次は、手水舎（ちょうずや、てみずしゃ）で、けがれを落とします。
・右手で柄杓を持って、左手に水をかけて左手を清める。
・左手に持ち替えて、右手に水をかけて右手を清める。
・もう一度、右手に持ち替えて、左手の手のひらに少量の水を溜めて、その水を口に含んで、口を清める。
（口に含んだ水を飲んでは、いけません。ちゃんと、吐き出さないと清めにはなりません）
・左手がけがれたので、もう一度、左手に水をかけて、左手を清める。
・柄杓を立てて、取っ手に水をかけて、洗います。
・柄杓を元の場所に戻して、「ありがとうございました」と念じましょう
（この感謝の気持ちが大事です。神様も、いいやつだなと思ってくれます。多分・・・）
４．いよいよ参拝です。
次に、つづく・・・その３はこちら
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