【仏教豆知識】通夜参列の心得 | 吹田・関大前☆タロットリーディング@静心庵◆叶 淨華◆           

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おはようございます
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です


法事に招かれた時や、急なお葬儀やお通夜の時に、
またお墓の話や諸々の仏事のことを、近くに気軽に聞ける人がいない。

そんな時のお助けになればと思って書いています。
仏事の決まり事などは、各宗派によって様々に違うものです。
ご自身の宗派に従って下さい。
あくまで、こちらに書かせて頂いているのは、浄土真宗の仏事・行事・作法の事
となりますので必要なところだけ、読んで下さいね


さて今回は「通夜参列の心得」についてお話します。

通夜は、遺族やごく親しい人々が夜を通して、亡き人を偲び、
静かにご遺体を見守るという厳粛な場です。

そして、身近な人の死という現実を謙虚に受け止め、日ごろ忘れがちな
生死(しょうじ)の問題(亡き人からの問いかけ)について深く考える時でもあります。

通夜はこのような大事な席です。
知らせを受けた時には、出来るかぎり出席するようにします。
通夜開式には遅れないように出向くことも大切です。

受け付けがあれば、
御香資(法事の時の包みもの)を差し出します。
御香資とは、仏前にお備えする香に変わる金銭という意味です。
表書きには「御香資」か「御香典」または「御香料」と書きます。
決して「御霊前」とは書きませんのでご留意ください。

御香資は、受付の方が読みやすいように相手側に向けて差し出します。
受付がない場合は、喪主または遺族の方に差し出すか、仏前に備えます。
仏前に備える時は、自分の方に向くようにします。

通夜に参列する時の服装は、取り急ぎの弔問とは違いますので
ある程度服装を整えます。

地味なものできちんとしていれば、正式な喪服でなくてもかまいませんが、
最近では略礼服(男性は黒のスーツ、女性は黒のワンピースやスーツ)で
参列する人が多くなっています。

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【仏事の豆知識】過去の記事も参考に
法事の時の包みもの(お金を入れる封筒)について
法事の時の持ち物と服装について
念珠(数珠)について 
お焼香について 
お墓の正面に刻む言葉は
鈴(りん)について
とり急ぎの弔問について
お墓と迷信について
納骨について
お墓とは
法事のこころ
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