【仏教豆知識】法事のこころ | 吹田・関大前☆タロットリーディング@静心庵◆叶 淨華◆           

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おはようございます
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です


法事に招かれた時や、急なお葬儀やお通夜の時に、
またお墓の話や諸々の仏事のことを、近くに気軽に聞ける人がいない。

そんな時のお助けになればと思って書いています。
仏事の決まり事などは、各宗派によって様々に違うものです。
ご自身の宗派に従って下さい。
あくまで、こちらに書かせて頂いているのは、浄土真宗の仏事・行事・作法の事
となりますので必要なところだけ、読んで下さいね


さて今回は「法事のこころ」についてお話します。

皆さまは、ご家族の方が亡くなられた日を何とお呼びされていますか?
亡くなった日ということで「死日(しにび)」と言われる方もいますが
仏教では「命日(めいにち)」と言います。

蓮如上人は「明日(めいにち)」という表現をされています。

毎月の命日に対し、毎年の月日にあたる命日を「祥月命日(しょうつきめいにち)と言います。

一年間を振り返りますと、身の回りにはたくさんの記念する日がありますね。

命日は私たちにとって記念する日の一つと言えるでしょう。
何の記念日かと言うと、
「死をもって生を考える日」
つまり「命を考える日」ということです。
そのような日を命日と言い、
亡き人が私たちに与えて下さっている日なのでは
ないでしょうか。

その上で、法事=年忌法要となりますと、例年と違い、特別な年になるわけです。
法事には「亡き人を偲びつつ、如来のみ教えにあう」という大事な意味があります。

亡くなっていかれた方が、私たちに何を語りかけているのか。
それを語り合い問い返すことによって、意味のある法事になることでしょう。

また、「如来のみ教えにあう」ということから言うと、
住職を招き、法話を聴くことも欠かしてはならないことだと思います。


これらのことを総合して考えてみますと、法事の日取りを決める場合
命日もしくはそれに近い日におつとめするのが望ましいわけです。

一般的に法事をつとめる場合、命日よりも早い方がいいとよく言われますが
浄土真宗の教えにはその根拠はありません。

大切なのは、聞法と報謝の心です。
その心をもって法事に臨んでいただきたいと思います。

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