【仏教豆知識】 納骨について | 吹田・関大前☆タロットリーディング@静心庵◆叶 淨華◆           

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おはようございます
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です


法事に招かれた時や、急なお葬儀やお通夜の時に、
またお墓の話や諸々の仏事のことを、近くに気軽に聞ける人がいない。

そんな時のお助けになればと思って書いています。
仏事の決まり事などは、各宗派によって様々に違うものです。
ご自身の宗派に従って下さい。
あくまで、こちらに書かせて頂いているのは、浄土真宗の仏事・行事・作法の事
となりますので必要なところだけ、読んで下さいね


さて今回は「納骨」についてお話します。

納骨は、四十九日(満中陰)の法要以後に行います。
実際には地域の習慣や家庭の事情により、葬儀終了後に納めたり
一周忌などの法要に併せて行うなどさまざまです。

私たちにとって、身近な人の死の事実を短期間に受け入れることは
なかなか容易なことではありません。

働き盛りの夫を亡くした妻や子にとりましては、生きる望みが失せることでしょう。

お子様を亡くされた両親にとりましては、今も「ただいま!」と
帰ってくるのではないかと思う日が続くかもしれません。

生前の関係が深ければ深いほど、亡き人への思いは離れがたいものです。

しかし、亡き人は、遺された私たちがいつまでも嘆き悲しみ、
暗く落ち込むような生き方を望んではいないはず。

むしろ、人として立ち直り、活き活きと生きることを
私たちに望んでいるのではないでしょうか。

ですから、お骨をお仏壇の中に安置することは、
決して亡き人にすがりつくためではありません。

死の事実をみつめ、亡き人から私にかけられた願いを、
仏さまの教えを通して、真の拠り所を持って生きなさいという促しなのです。

そのことに気付いて初めて、嘆き悲しむしかない生き方が転じて
亡き人に手が合わされる新しい人生が始まるのです。

遺されたものにとって「納骨」は、「死の最終確認」と言えるでしょう。

お骨は、もうこの家にはない・・・という事実を厳粛に受け止め、
これからの人生を出発する大切な儀式なのです。

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納骨の際には「埋葬許可証」が必要になります。
この許可証を墓地の管理者に渡して下さい。


次回は、納骨する場所「お墓」や「納骨堂」についてお話致します。



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