【仏教の豆知識】お焼香について | 吹田・関大前☆タロットリーディング@静心庵◆叶 淨華◆           

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おはようございます
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です


法事に招かれた時や、急なお葬儀やお通夜の時に、近くに気軽に聞ける人がいない。
そんな時のお助けになればと思って書いています。

仏事の決まり事などは、各宗派によって様々に違うものです。
ご自身の宗派に従って下さい。

あくまで、こちらに書かせて頂いているのは、浄土真宗の仏事・行事・作法の事
となりますので必要なところだけ、読んで下さいね


さて今回は、
お焼香について

お焼香は仏教の儀式には欠くことの出来ないものであり、お釈迦さまの時代から
行われていたと言われています。

お経の中に「一切万物がみな、無量の雑宝や百千種の香をもって共に合成し、
その香はあまねく十方世界に薫ぜん

と、薫香(かおり)をもって浄土のはたらきを教えています。

つまり香を焚く(焼香)ということは、その薫香により、仏前をお飾りすると共に、
清らかな光明の世界(浄土)を思い浮かべる縁となります。



それでは、お焼香の作法について・・・



まず、お焼香の順番が回ってきましたら仏前に進み、ご本尊を仰ぎ見て、
身を正します。

次にお焼香をします。
左手を卓に添え、右手で香をつまんで香炉の中に2回入れます。
この時、香を頂くことはしません。

最後に右手の指先で香盒(香を入れるもの)の中の香の乱れを直してから
静かに合掌します。

合掌を解き、頭を下げたあと元の席に戻ります。

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最近では、香炉と香盒(こうごう)を焼香盆に乗せ、順番に回していく
「回し焼香」が多いようです。

この場合も作法は同じです。




仏事の決まり事などは、各宗派によって様々に違うものです。
ご自身の宗派に従って下さい。
他宗派の事でお知りになりたい場合は、ご自身の宗派のお寺にお聞きください。
また、簡単な事なら私でもお役に立てるかもしれませんので、
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