• 23 Jul
    • 【週間予報】北・東日本は前半を中心に低気圧や前線の影響、西日本以西は晴れの日が多い。

      前線が東北から日本海に停滞しており、前線の南側では秋田県を中心に大雨になっています。土砂災害や河川の氾濫について「極めて危険」となっている地域があります。その時の状況に応じて、身を守るための行動を。避難所に行くことだけが避難ではありません。少しでも安全な場所へ。気象庁は今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号」を発表、「東北地方では秋田県を中心に、23日は断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる」として「土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や 氾濫に厳重に警戒」を呼び掛けています。前線に近い北陸でも大雨が予想されていますので、中部山岳でも北陸に近い山は要注意です。       さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、今週は初めのうちは前線が停滞して東北や北陸で雨が降りますが、前線は次第に南下して不明瞭になります。週半ば以降は西の方から高気圧に覆われて晴れてきます。しかし、太平洋高気圧があまり強くない予想ですので、スッキリしないお天気のようです。気温は全国的に平年より高めですので、熱中症にご注意ください。以下に気象庁の7/23の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <7/24(月)> 前線は東北南部から北陸付近に停滞します。その影響で北・東日本は雲が広がりやすく、東北から北陸を中心に雨が降ります。西日本と沖縄・奄美は晴れますが、前線に近い地方では雲が広がりやすいです。   <7/25(火)> 引続き前線は東北南部から北陸付近に停滞。東北から北陸を中心に雨が降ります。北海道はトラフ(上空の気圧の谷)接近の影響で雲が広がりやすく、日本海側を中心に雨が降るところがあります。東・西日本の太平洋側は晴れるところもありますが、前線に近い地方は雲が広がりやすいです。沖縄・奄美は晴れますが、湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。以降、沖縄・奄美は湿った空気の影響で曇りの日が多い見込みです。   <7/26(水)> トラフの通過後、北日本は高気圧に覆われて晴れ。前線は弱まりながら東日本日本海側付近まで南下します。前線の影響で東・西日本は雲が広がりやすく、前線に近い東日本日本海側を中心に雨が降るところがあります。   <7/27(木)~7/30(日)> 前線は不明瞭となり、サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が東・西日本を覆います。西日本は晴れるところが多いですが、北・東日本の太平洋側は、オホーツク海高気圧と台風5号の間から湿った東風が送り込まれるため、雲が広がりやすい天気の予想になっています。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:7/25-7/27、下段:7/28-7/30の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域       【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い         現在、日本付近にある台風5、6、7号のうち、南鳥島近海にある台風5号が最も発達しそうです。まだ非常に不確実な段階ですが、台風5号は南鳥島近海で発達しながら停滞した後、北上して北海道の東海上に進む可能性があります。この進路を取ると知床の羅臼岳方面は大荒れになるので、今後の動向に注意と思います。

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  • 22 Jul
    • 【1か月予報】8月初め頃まで平洋高気圧の張り出しが弱く、北~西日本は前線や低気圧の影響受けやすい

      昨日は南鳥島近海で台風5号、ミッドウェー諸島近海で台風6号と立て続けに発生しました。明日の夜までには南シナ海にも台風7号が発生しそうです。アジア太平洋域の予想図で、TSが台風、TDが熱帯低気圧です。四国の南、南シナ海、フィリピンの東に熱帯低気圧が予想されていて、太平洋西部は賑やかです。この台風や熱帯低気圧の頻発の原因4の一つは、海水温が高くなっているためと思われます。台風の発生が少なかったため、海水が掻き混ぜられることなく、海水温が高いまま維持されているようです。     台風5号や四国の南の熱帯低気圧が、北日本に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気を送り込むため、北海道や東北では明日にかけて大気の状態が非常に不安定になります。気象庁は今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号」を発表、「北海道地方では22日夕方にかけて、東北地方では、23日にかけて、雷を伴った激しい雨や局地的な非常に激しい雨が降り、大雨となるところがある」として注意・警戒を呼び掛けています。中部山岳も梅雨前線や湿った空気の影響で不安定な天気ですのでご注意ください。         さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、まだ梅雨が明けていない北陸と東北の梅雨明け発表が遅れるかもしれません。8月初め頃まで平年より太平洋高気圧の張り出しが若干弱く、北日本から西日本は前線や低気圧の影響を受けやすい予想です。太平洋高気圧の張り出しが強まるのは、先週の1か月予報より1週間遅れの8/5頃以降になりそうです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(7/22-7/28)> サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)は沖縄・奄美から西日本に張り出します。地上では梅雨前線が25日頃にかけて弱まりながら南下して不明瞭になります。沖縄・奄美と西日本は太平洋高気圧に覆われて晴れるところが多いです。北日本と東日本は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、前半を中心に雨が降るところがあります。気温は全国的に高い予想ですので、熱中症などには十分にご注意ください。   <2週目(7/29-8/4)> サブハイの張り出しは1週目より弱く、日本付近は西谷(日本の西に気圧の谷がある)の気圧配置となって、南からの湿った空気が入りやすいです。地上でも太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本付近は高気圧縁辺の湿った空気が入りやすいです。北日本から西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年より晴れの日が少ない見込みです。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い見込みです。気温は北・東・西日本は平年並み、沖縄・奄美は平年より高めの予想です。   <3・4週目(8/5-8/18)> ようやくサブハイが本州付近まで張り出してきます。北日本は平年同様に周期的な天気の変化、東・西日本と沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い見込みです。気温は沖縄・奄美で平年より高め、北日本から西日本はやや高めの予想です。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が7月19日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 16 Jul
    • 【週間予報】大気が不安定な状態がしばらく続く。西・東日本の梅雨明けは20日頃以降になりそうな感じ

      梅雨前線が東北から日本海に伸びており、前線の近傍では大気の状態が非常に不安定になって、北日本では朝から大雨になっているところがあります。北陸も梅雨前線に向かって入っている非常に湿った空気の影響で、積乱雲が発生しやすく落雷しているところがあります。朝から中部山岳の全域に雷注意報が出ていますので、その他の山域でも気温が上がる午後を中心に積乱雲の発達にご注意ください。真っ黒い雲に覆われて雷鳴が聞こえたら、積乱雲の真下にいます。ただちに稜線から少しでも降りて、木から4m以上離れましょう。       本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、19日頃まではサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)の張り出しが弱いため、不安定な天気が続きそうです。20日頃以降は本州付近にサブハイが張り出してくる予想ですので、天気は安定してくると思われます。九州南部以北の西日本、東日本の梅雨明けはそれ以降になりそうです。梅雨前線は17日にかけて本州を南下する予想ですので、朝のうちは晴れている東日本太平洋側も次第に雲が広がります。昨日に梅雨明け発表がなかったので、タイミング的に本日の梅雨明け発表はないと思います。。以下に気象庁の7/16の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。         <7/17(月)> 梅雨前線が本州付近に南下してきますが、下層の水蒸気が少ないため前線の活動は比較的弱いです。北日本から西日本は雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて晴れ。   <7/18(火)> 寒気を伴うトラフ(上空の気圧の谷)が北日本を通過します。その影響で北日本は雲が広がりやすいです。梅雨前線が西日本から東日本太平洋側に停滞するため、東・西日本も雲が広がりやすいです。北日本から西日本の内陸部や山沿いでは、上空寒気の影響で気温が上がる午後を中心に大気の状態が不安定になります。落雷や急な強い雨にご注意ください。沖縄・奄美は引続き晴れ。   <7/19(水)~7/20(木)> 北日本と東日本は、リッジ(上空の気圧の尾根)が通過するため、晴れるところが多いです。おそらく東海と関東甲信で梅雨明け発表がありそうです。西日本は前線帯がかかる影響で雲が広がりやすいです。沖縄・奄美も太平洋高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、以降は週末まで曇り時々晴れの予想になっています。   <7/21(金)~7/23(日)> 21日から22日にかけて北・東日本をトラフが通過。地上では22日をピークとして、オホーツク海の高気圧と太平洋高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、南西からの湿った空気が入りやすいです。その影響で北日本は雲が広がりやすく、22日を中心に雨が降るところがあります。東日本も22日を中心に雲が広がりやすいです。西日本は前線帯が解消するため晴れるところが多いです。西日本はこのタイミングで梅雨明け発表と思われます。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:7/18-7/20、下段:7/21-7/23の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い

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  • 15 Jul
    • 【1か月予報】全国的に猛暑が続く。太平洋高気圧が安定して張り出すのは7月の終り頃?

      昨日は湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、愛知県の犬山市と小牧市で約120mmの記録的な雨が降り、犬山市では全域に避難指示が出ました。この大雨で道路や線路は冠水、浸水被害や、国宝の犬山城の天守閣の鯱の片方に修復不能な落雷被害がありました。断面解析すると、伊勢湾に向かって南から相当温位348K以上の非常に湿った空気が入って、犬山付近で内陸からの北風と収束(ぶつかり合った)ようです。今日も大気が不安定な状況が続きます。落雷、突風、急な激しい雨にご注意ください。         さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、向こう1か月は全国的に気温が高く7月末までの東・西日本はかなり高い所がある見込みです。7/21頃までに西日本は梅雨明け、東日本太平洋側は7/22頃以降、東日本日本海側は7/29頃以降になりそうです。上空のチベット高気圧の張り出しは強いのですが、地上の太平洋高気圧が安定して張り出すのは7月末頃からになりそうな感じです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(7/15-7/21)> 太平洋高気圧は沖縄方面への張り出しは強いですが、本州付近への張り出しはまだ弱いです。そのため、北日本から西日本は太平洋高気圧縁辺の暖かく湿った空気が入りやすく、雲が広がりやすいです。気温は北日本から西日本は平年並みか平年より高く、かなり高いところもある見込みです。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   <2週目(7/22-7/28)> 平年より東日本以西の500hPa高度は高く、サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)の勢力は強い予想ですが、北への膨らみが弱いため、気圧の谷の影響を受けることがありそうです。そのため北日本は前線や低気圧の影響を受けやすく多雨傾向。東日本日本海側は平年同様に曇りや雨の日が多いです。西日本と東日本太平洋側は平年同様に晴れの日が多い見込みで、いよいよ梅雨明けです。気温は西日本を中心にかなり高くなりそうです。   <3・4週目(7/28-8/11)> ようやくサブハイが東北付近まで張り出します。予想通りならば、山岳は午前中を中心に安定した夏空が期待できます。北日本は周期的な天気です。東・西日本と沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い見込みです。気温は平年よりやや高めの予想ですが、不確実性を考慮して控えめの予報になっていますので、猛暑になる可能性もありそうです。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が7月12日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 09 Jul
    • 【週間予報】週半ばに前線が通過した後は梅雨前線は不明瞭化。ただし湿った空気が入りやすい。

      西日本には梅雨前線が停滞。太平洋高気圧の周辺を回る湿った空気と、湿気がたっぷりの東シナ海の暖湿流が一緒になって梅雨前線に向かって流れ込んでいるため、西日本では局地的に激しい雨が降りやすい状況が続いています。気象庁は今朝「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号」を発表、「西日本では大気の状態が非常に不安定となっており、9日は非常に激しい雨の降るところがある」として、「九州北部地方では土砂災害に厳重に警戒」「西日本を中心に、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意」を呼び掛けています。 一方、北日本と東日本は今日も35℃を超える猛暑になるところがあり、高温注意情報によって熱中症などへの注意を呼び掛けています。この猛暑のため中部山岳ではお昼頃から雷が発生しやすい状況になります。すでに中部山岳のほぼ全域に雷注意報が出ています。積乱雲に注意です。雷鳴が聞こえたら、ただちに稜線を下りて、木から4m以上離れましょう。どうしょうもなくなったら、「雷しゃがみ」の姿勢を取りましょう。         さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、東北から東日本は明後日7/11まで猛暑が続き、12日から13日にかけて前線が通過するため暑さが一息つきます。その後は梅雨前線は不明瞭になるのですが、太平洋高気圧の勢力はまだそれほど強くない(平年よりは強い)ため、雲が広がりやすい天気になりそうです。以下に気象庁の7/9の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   7/10(月) 梅雨前線は次第に不明瞭になってきますが、西日本は大気の状態が不安定な状態が続きます。引続き局地的な強い雨に注意と思います。東北と東日本は東海上の高気圧に覆われて晴れますが、北海道はオホーツク海高気圧と東海上の高気圧との間の気圧の谷となるため曇りや雨の天気です。沖縄・奄美は今週は太平洋高気圧に覆われて晴れの天気が続く見込みです。   7/11(火) いったん梅雨前線は不明瞭になりますが、トラフ(上空の気圧の谷)の接近とともに日本海から東シナ海に伸びる前線が顕在化して南下してきます。西日本は前線の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。東日本は高気圧圏内ですが、湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。北日本も湿った空気の影響で雲が広がりやすく、北海道を中心に雨が降るところがある予想です。   7/12(水)~7/13(木) 北日本から西日本を前線が通過します。その影響で北日本から西日本の広い範囲で雨が降るところが多い予想になっています。   7/14(金)~7/16(日) 前線は不明瞭になりますが、東日本と西日本は東海上の高気圧周辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、曇りや曇り時々晴れの予想です。北日本は、14・15日は高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、16日はトラフ接近の影響で雲が広がりやすいです。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:7/11-7/13、下段:7/14-7/16の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域       【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い           3連休最終日の7/17(月)海の日の天気なのですが、予想の不確実性が大きいです。今のところ、気象庁のGSM(全球予報モデル)では上空の気圧の谷(オレンジ色の領域)が接近するため天気は下り坂になるようです。しかし梅雨時の予想は的中率が低いため、最新の気象情報のご確認をお願いいたします。

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  • 08 Jul
    • 【1か月予報】猛暑の予感、7月中旬頃から太平洋高気圧が次第に日本付近への張り出しを強める

      九州北部では記録的な大雨になっていますが、梅雨前線が停滞するため9日にかけて引続き大雨に対する警戒が必要です。気象庁は「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第13号」を発表して土砂災害に厳重に警戒を呼び掛けています。 一方、北日本と東日本では内陸部を中心に35℃以上の猛暑になる予想ですので、熱中症にご注意ください。気象庁からは高温注意情報が発表されています。北・東日本では午後の山沿いを中心に大気の状態が不安定になります。すでに8時の時点で中部山岳のほぼ全域に雷注意報が出ています。落雷、突風、急な強い雨にご注意ください。長野県の天気予報でも今日明日は「所により昼過ぎから雨で雷を伴い激しく降る」予想です。         さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月によりますと、7月中旬頃から太平洋高気圧が次第に日本付近への張り出しを強める予想です。西日本の多雨傾向も7/14頃まで。7月中旬の北日本と西日本は平年より曇や雨の日が少ない見込みです。7/22頃以降は沖縄から東日本は平年同様に晴れの日が多い見込みで、いよいよ夏本番。気温は全国的に1か月を通して高温傾向です。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(7/8-7/14)> 梅雨前線は10日頃には不明瞭になりますが、西日本は引続き湿った空気が入りやすいです。11日から13日にかけて梅雨前線が再び現れて、北日本から西日本は梅雨空に戻ります。太平洋高気圧の張り出しが若干弱まるため、週末は梅雨前線は南岸に停滞し、活動は不活発な予想(太平洋高気圧からの湿った空気の影響を受けにくくなるため)。気温は全国的に平年より高めの予想です。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。   <2週目(7/15-7/21)> 1週目よりサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)の張り出しがやや強まります。地上では沖縄・奄美から西日本で太平洋高気圧の張り出しが平年より強い予想です。そのため、北日本から西日本は平年より梅雨前線の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込みです。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多いです。気温は全国的に平年より高めで、沖縄・奄美ではかなり高くなる可能性があります。   <3・4週目(7/22-8/4)> 上空のサブハイ、地上の太平洋高気圧ともに平年より強い予想ですが、気象庁では不確実性を考慮してほぼ平年並みの天候の予想を発表しています。気温は全国的にやや高温傾向に見込みです。控え目の予想ですので猛暑になる可能性がありそうです。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が7月5日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 02 Jul
    • 【週間予報】台風3号と梅雨前線の動向に注意。台風が離れていても大雨の恐れ。

      今朝9時に沖縄の南の熱帯低気圧が台風3号Nanmadol(ナンマドル)になりました。ナンマドルはミクロネシアの遺跡の名前。今後、日本に接近してくる可能性が高いです。梅雨前線とともに動向に注意です。台風が離れていても梅雨前線の活動が活発化して大雨になる恐れがあります。         さて、気象庁の週間予報資料、各国の予報資料によりますと、今週は台風3号と梅雨前線の動向に注意です。台風からの非常に湿った空気の影響で梅雨前線の活動が活発になり、北・東・西日本の日本海側では、5日頃にかけて大雨になる恐れがあります。梅雨前線は東北南部から北陸、西日本日本海側付近に停滞するため、長時間にわたって降り続くことも考えられます。最新の気象情報にご注意ください。以下に気象庁の7/2の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <7/3(月)> 寒気を伴うトラフ(上空の気圧の谷)が北海道を通過、北海道は上空寒気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。梅雨前線は東北南部付近に停滞。北陸から東北は梅雨前線の影響で雨が降り、北陸地方を中心に大雨になる恐れがあります。関東甲信と東海は、雲が広がりやすく、一時雨のところがあります。西日本は高気圧圏内のため晴れるところが多いですが、湿った空気の影響で山沿いを中心に午後からにわか雨のところがあります。沖縄・奄美は、台風3号に近い先島諸島で雨、沖縄は曇り、台風から遠い奄美は晴れの予想になっています。   <7/4(火)> 梅雨前線は北陸から東北南部で停滞します。台風3号は東シナ海を北上し、日本海に進む見込み(不確実性あり)。そのため梅雨前線の活動が活発になり、北陸を中心に雨が降り続き、大雨になる可能性が高いです。中部山岳も、日本海側の山は要注意です。西日本、北陸以外の東日本、東北でも台風が運んでくる湿った空気の影響で雨が降るところが多いです。梅雨前線から遠い北海道は曇り時々晴れ。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて晴れ。以降、沖縄・奄美は晴れが続く見込みです。   <7/5(水)~7/6(木)> 梅雨前線は西・東日本の日本海側付近に停滞します。そのため、東北、西・東日本の日本海側は雨が降るところが多いです。西・東日本の太平洋側も湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。北海道は高気圧に覆われて晴れるところもある予想になっています。   <7/7(金)~7/8(土)> 梅雨前線は西日本でやや北上し、山陰沖から東北・北陸付近に停滞します。東北から東・西日本は梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、東北から東日本日本海側では雨が降るところがあります。北海道は高気圧に覆われて晴れるところが多い見込みです。   <7/9(日)> 中国東北区にトラフが進んでくるため、梅雨前線は活発化しながらやや南下します。梅雨前線の影響で、東北から東・西日本の日本海側では雨が降るところが多いです。東・西日本の太平洋側も湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:7/4-7/6、下段:7/7-7/9の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い         梅雨前線は北陸付近に停滞しますので、中部山岳も日本海側の山を中心に大雨になる恐れがあります。最新の気象情報をご確認の上、無理せずに日程や山域を変更された方が良いと思います。上図は7/4の6時~9時の降水量、下図は7/5の3時~6時の降水量の予想です。上図で九州の南西にある強い降水域が台風3号本体によるものです。それが7/5早朝に中部山岳付近を通過する見込みです。

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  • 01 Jul
    • 【1か月予報】7月半ばまで西・東日本の太平洋側は少雨傾向で暑い。梅雨明けが早まる可能性も。

      6時の実況では熱帯低気圧が九州南岸にあって東に進んでいます。熱帯低気圧からの非常に湿った空気が梅雨前線のキンク(北側への折れ曲がり)に向かって入っているため、北陸地方などで大雨になっているところがあります。強い降水域は北アルプス北部にも掛かっています。気象庁は今朝に「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号」を発表、「西日本から東日本では、1日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨や、非常に激しい雨が降り、局地には猛烈な雨が降って、大雨となる」として、「土砂災害に厳重に警戒」「低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒」「落雷や竜巻などの激しい突風に注意」を呼び掛けています。決して無理はしないでください。山は逃げません。       さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月によりますと、7月半ばまで太平洋高気圧の張り出しが強く、梅雨前線の位置を平年より北側に予想。そのために、西・東日本の太平洋側は平年より雨が少ない予想に変わっています。梅雨明けが早まる可能性があります。その反面、北・東日本の日本海側では多雨傾向。気温は7月半ばまで全国的に高温傾向の予想です。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(7/1-7/7)> フィリピンの東からマリアナ諸島付近で対流活動が活発なため(降水量偏差)、PJ(太平洋日本)パターンによって日本付近への太平洋高気圧の張り出しが平年より強まります。そのため週間予報では、期間の初めは梅雨前線は北陸や東北付近まで北上、その後いったん西・東日本付近に南下しますが、期間の終りには再び北陸から東北付近に北上する見込みです。梅雨前線の影響で、北・東・西日本の日本海側の地方では大雨になる可能性があります。また、気になるのは気象庁が7/2朝に新たに東シナ海に予想している熱帯低気圧で、熱帯低気圧からの非常に湿った空気が梅雨前線を活発化する可能性があることです。気温は平年より高めで、期間の初めには西日本と東日本太平洋側を中心にかなり高くなるところがあります。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   <2週目(7/8-7/14)> 東シナ海から日本の南にかけて対流活動が活発なため、サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)、地上の太平洋高気圧ともに西日本付近への張り出しが強いです。そのため、梅雨前線の平均的な位置は北陸付近で、北・東日本の日本海側は多雨傾向の予想です。その一方で西・東日本の太平洋側は少雨傾向ですので、太平洋側の山がお勧めと思います。西日本は梅雨明けが早まる地域がありそうです。   <3・4週目(7/15-7/28)> 引続きサブハイ、太平洋高気圧ともに日本付近への張り出しは平年より強い予想ですが、気象庁は数値計算の不確実性を考慮して、ほぼ平年同様の天気の予報を出しています。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が6月28日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 25 Jun
    • 【週間予報】土日は太平洋高気圧が強まり、梅雨前線は日本海側沿岸まで北上。西日本太平洋側は晴れ。

      梅雨前線は九州付近から東日本の南岸に停滞、今日未明には和歌山県南部、今朝早くには熊本県で線状降水帯による非常に激しい雨が観測されています。明日の26日にかけて西日本や東日本太平洋側では大雨に対する注意が必要です。気象庁からは「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号」、「西日本や東日本太平洋側では26日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる」として「土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫」に警戒・注意、「落雷や竜巻などの激しい突風」に注意を呼び掛けています。         さて、本日の気象庁の週間予報資料、各国の予報資料によりますと、今週は金曜日頃からサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)と地上の太平洋高気圧が強まって西日本に張り出すため、梅雨前線は西・東日本の日本海側沿岸まで北上する見込みです。そのため土日は、西日本太平洋側では晴れて暑くなりそうです。東日本太平洋側もうまく行けば晴れ間が出るかもしれません。この時期は梅雨前線の南北のちょっとした移動によって天気が大きく変わりますので、必ず最新の気象情報をご確認ください。梅雨は1年で最も天気予報が当たらないシーズンなのです。以下に気象庁の6/25の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <6/26(月)> 梅雨前線の影響で東・西日本は曇りや雨で、西日本や東日本太平洋側を中心に雷を伴った激しい雨に注意が必要です。北日本は高気圧に覆われて晴れるところもありますが、上空寒気の影響で雲が広がりやすいです。北海道では大気の状態が不安定になって雨が降るところがあります。梅雨前線に近い奄美は曇り、沖縄は高気圧に覆われて晴れ。   <6/27(火)> 梅雨前線は東・西日本の南岸に停滞、前線の影響で東・西日本は曇りや雨。北日本は移動性高気圧に覆われて晴れ。沖縄も太平洋高気圧に覆われて晴れますが、梅雨前線に近い奄美は雲が広がりやすいです。   <6/28(水)> 27日と同様の気圧配置、天気の予想です。   <6/29(木)~6/30(金)> 移動性高気圧は東海上に進み、高気圧縁辺の湿った空気が入りやすくなるため、北日本は晴れますが雲が広がりやすいです。サブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が西日本に張り出し始めるため、梅雨前線は本州南岸から次第に北上します。梅雨前線の影響で東・西日本は曇りや雨。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて晴れる予想になっています。   <7/1(土)~7/2(日)> 北日本は高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。サブハイは更に西日本に張り出すため、梅雨前線は東・西日本の日本海側沿岸付近まで北上。西日本の太平洋側は晴れるところが多いです。東日本の太平洋側でも晴れ間が出るところがあります。今のところ日曜日の方が天気は良さそうです。太平洋側の山は、貴重な「梅雨の中休み」かもしれません。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:6/27-6/29、下段:6/30-7/2の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い         今日8時の気象衛星画像では、日本の南岸に梅雨前線が停滞、太平洋側で大雨の一方、その南側には台風の卵が3つあります。アメリカ海軍JTWCによると、一番東のもの(97Wと命名)が今後、熱帯低気圧や台風になる可能性があるようです。発生すると6/11の台風2号以来。この時期の台風は日本に来なくても梅雨前線の活動を活発化することがあるので要注意です。    

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  • 24 Jun
    • 【1か月予報・3か月予報】梅雨明けまでは大雨に注意。梅雨明けしてからは猛暑!

      梅雨前線が西日本南岸から東日本の南に停滞、明日25日にかけて九州南部から東日本南岸まで北上します。九州と、西・東日本の太平洋側を中心に大雨に注意。気象庁からは「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号」を発表、「九州では24日昼過ぎから25日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み」「西日本から東日本の太平洋側でも、24日夜から25日にかけて大気の状態が不安定となり、非常に激しい雨の降る所がある」として「低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水」に注意・警戒、「落雷や竜巻などの激しい突風」に注意を呼び掛けています。沖縄が梅雨明けすると、西・東日本は本格的な大雨シーズンとなります。       さて、今週は木曜日に1か月予報、金曜日に3か月予報が更新されています。それによりますと、梅雨明けまでは大雨に注意ですが、梅雨明けしてからは猛暑になる予想です。登山には朗報と思います。以下に、気象庁から発表されている1か月予報と3か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) 気象庁HP 3か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図 にあります。   <1か月予報 1週目(6/24-6/30)> 日本の南東海上で太平洋高気圧が強いです。そのため梅雨前線に向かって、高気圧縁辺の湿った空気が入りやすく、西日本を中心に大雨に注意。週末には太平洋高気圧が強まるため、梅雨前線は日本海沿岸まで北上する見込みです。お天気の流れの詳細は、明日の週間予報の記事で解説いたします。   <1か月予報 2週目(7/1-7/7)> 数値計算では太平洋高気圧の張り出しはかなり強まる予想ですが、気象庁では不確実性を考慮して、西・東・西日本の日本海側で多雨傾向、その他の地方ではほぼ平年並みの天候の予想をしています。ただし、7月の初めに一時的に太平洋高気圧が強まって、梅雨明けしたような猛暑になる可能性はありそうです。   <1か月予報 3・4週目(7/8-7/21)> 日本付近は太平洋高気圧縁辺の湿った空気が入りやすく、東・西日本では平年に比べて曇りや雨の日が多い予想です。その他の地方はほぼ平年並みの天候の見込みです。   <7月> 日本付近は西谷(日本の西に気圧の谷がある)の気圧配置で、南から湿った空気が入りやすいです。西日本と東日本太平洋側では、前半は平年より曇りや雨の日が多く、後半は平年同様に晴れの日が多いです。東日本日本海側は、梅雨前線の影響で平年より曇りや雨の日が多い予想です。北日本は平年同様に曇りや雨の日が多く、沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い見込みです。   <8月> 太平洋高気圧が日本付近を広く覆い、平年並みの北日本を除いて全国的に気温が高い見込みです。降水量も少な目ですので、水不足が心配です。山では午後からの熱雷に注意。「早立早着」を心掛けましょう。   <9月> 引続き平年よりは太平洋高気圧が強いのですが、8月よりは張り出しが弱まるため、太平洋高気圧縁辺の湿った空気の影響で北・東日本と沖縄・奄美は平年より曇りや雨の日が多い見込みです。全国的に気温は平年より高い予想です。     【地上平均気温】 上段:左から1週目、2週目、3・4週目の予想 下段:左から7月、8月、9月の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【1か月予報 降水量・日照時間】     【3か月予報 降水量】 左から7月、8月、9月の降水量         猛暑になる根拠は、西部太平洋の対流活動が太平洋高気圧を強め、インド洋北部の対流活動がさらに上空のチベット高気圧を強めるためです。日本から離れた赤道付近の海が、日本の猛暑をもたらすところに季節予報の面白さがあります。山の天気を知るためには、海も知らねばならないということです。

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  • 19 Jun
    • 【週間予報】梅雨本番の夏至。20日から22日にかけて西・東日本の太平洋側を中心に大雨に注意。

      <月曜日の臨時更新>今朝6時の天気図では九州南岸とオホーツク海に高気圧、南海上には梅雨前線があって、前線上の低気圧が関東の東を北東に進んでいます。西日本から東海までは晴れているところが多いですが、低気圧やオホーツク海高気圧による湿った東風のため東海地方より東では雲が広がっており、太平洋側沿岸部では雨が降っているところがあります。 注目は台湾の北東で梅雨前線が北側に折れ曲がっていることです。この折れ曲がりを「キンク」と呼んでおり、登山ロープが捻じれた状態のキンクと語源は同じですので、ロッククライミングをされる方にはなじみがある言葉と思います。このキンク付近に向かって暖かく湿った空気が入りやすいため、要注意です。明日夜には前線上のキンクは九州の西海上に進みます。       さて、本日の週間予報資料、各国の予報資料によりますと、冒頭に書きました前線上のキンクが低気圧となって九州から本州付近を通過、梅雨前線も本州付近まで北上して、20日から22日にかけて西・東日本の太平洋側を中心に非常に激しい雨や大雨になる恐れがあります。登山では大雨による沢の増水、渡渉困難、土砂崩れなどにご注意ください。登山ルートだけでなく行き帰りのアプローチも心配ですので、状況によっては山行を延期された方が無難と思います。以下に気象庁の6/19の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <6/20(火)> 梅雨前線のキンクが九州の西に進み、梅雨前線は活動を強めながら九州南岸付近まで北上します。九州南部や奄美を中心に非常に激しい雨が降る恐れがあります。西日本は晴れていても後半は雲が広がり、西の方から雨が降り始めるところがあります。沖縄も梅雨前線に近い地方は雨。北・東日本は高気圧に覆われて晴れるところが多いです。   <6/21(水)> トラフ(上空の気圧の谷)が西日本に接近、それに対応して低気圧が発生して西日本の日本海側沿岸を東北東に進みます。また、梅雨前線上のキンクも西日本を東に進みます。その影響で東日本から沖縄・奄美まで雨が降るところが多く、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。東日本太平洋側も梅雨前線に向かって湿った空気が入るため要注意と思います。北日本は初めのうちは晴れていても、次第に雲が広がり午後からは雨が降るところがある見込みです。   <6/22(木)> 低気圧が本州付近を通過するため、北日本から西日本の広い範囲で雨になります。沖縄・奄美も雲が広がりやすく、奄美地方を中心に雨が降る予想です。   <6/23(金)~6/26(月)> 低気圧は東海上に抜けますが、梅雨前線は西・東日本の南岸付近に停滞します。その影響で東・西日本は曇りや雨の天気の予想です。梅雨前線から遠い日本海側の山では晴れ間が出る可能性もありそうです。北日本はオホーツク海高気圧に覆われて晴れますが、太平洋側は北東気流の影響で雲が広がるところもあります。沖縄・奄美は雲が広がりやすいですが、高気圧に覆われて晴れるところもあります。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:6/21-6/23、下段:6/24-6/26の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い       一昨日の6/17(土)に気象庁にて日本気象予報士会の社員総会があって、その時に私はこれまでの山岳防災活動の取組みを認めていただいて、石井賞を受賞しました。これを励みにして山岳遭難事故死ゼロを目指してこれからも頑張っていきたいと思います         また、昨日の6/18(日)には名古屋で行われた夏山フェスタでの7マテンさんとの共同出展ブースで、私もミニセミナーを行いました。関心は非常に高く、ブースからはみ出る人がいるぐらいの大盛況でした。(写真はヤマテンの渡部さんによる台風についてのミニセミナーです)  

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  • 17 Jun
    • 【1か月予報】梅雨前線の北上が遅れ気味だが、最新情報では20日頃から梅雨らしい天気に

      梅雨前線は沖縄美付近から本州南海上で停滞、沖縄では明日にかけて大雨の恐れがある一方で、北日本から西日本は日本海の高気圧に覆われて晴れるところが多いです。明日は本州の南を前線上の低気圧が通過するため、中部山岳の太平洋側は雲が広がりやすいです。また、500hPaで-10℃以下の上空寒気も入るため、気温の上がる午後を中心に中部山岳では念のために落雷に注意にご注意ください。         さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、6月末頃までオホーツク海高気圧が強く、梅雨前線の北上が平年より遅れ気味。そのため6月末までは北・東日本の日本海側を中心に平年に比べて曇りや雨の日が少ない一方で、沖縄・奄美は多雨傾向の予想です。ただし、最新の週間予報では20日頃から太平洋高気圧が強まって、本州南岸まで梅雨前線が北上しそうです。7月に入ると太平洋高気圧が強まって沖縄・奄美は梅雨明け、西日本は多雨傾向の見込みです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(6/17-6/23)> 1か月予報資料では梅雨前線の平均的な位置は、沖縄・奄美から本州南海上です。しかし、最新の週間予報で資料では、20日頃からサブハイ(上空の亜熱帯高気圧)が強まって、梅雨前線が本州南岸付近まで北上する予想で、来週からは梅雨らしい天気になりそうです。北・東日本の日本海側と西日本は、平年より梅雨前線の影響を受けにくく少雨傾向の見込みです。北・東日本の太平洋側は平年同様に曇りや雨の日が多いです。沖縄・奄美は、梅雨前線の北上が遅れ気味のため、平年より降水量が多い予想です。詳細のお天気の流れは、月曜日に更新予定の週間予報の記事で解説いたします。(明日は夏山フェスタ参加のため明後日更新です)   <2週目(6/24-6/30)> 1週目ほどではありませんが、日本付近の偏西風が平年より南側を流れるため、太平洋高気圧の北への張り出しは弱く、梅雨前線の北上が遅れ気味。そのため、北・東日本の日本海側は、引続き平年より梅雨前線の影響を受けにくく少雨傾向の見込みです。北・東日本の太平洋側と西日本は平年同様に曇りや雨の日が多いです。沖縄・奄美は、梅雨前線の北上が遅れ気味のため平年より曇りや雨の日が多い予想です。   <3・4週目(7/1-7/14)> サブハイが強まって九州や四国付近まで北に張り出し、梅雨前線は日本海西部から東日本付近まで北上する予想です。しかし、気象庁では数値予報の不確実性を考慮して、北・東日本は平年同様に曇りや雨の日が多く、西日本は湿った空気の影響で平年より曇りや雨の日が多い予報を出しています。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い予想で、いよいよ梅雨明けです。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が6月14日で、その左側は実況、右側は予想       今日17日と明日18日には、名古屋で夏山フェスタが開催されます。所属するウェザーフロンティア東海もヤマテンさんと共同で「山のお天気相談」のブースを出展します。是非、ご来場お待ちしております。私はこれから気象庁に行く用事があって今日は不在ですが、明日は出展ブースで私もミニセミナーをさせていただく予定です。  

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  • 11 Jun
    • 【週間予報】北日本から西日本は空梅雨気味。曇りの日が多いですが、高気圧に覆われて晴れる日も

      今日は二十四節気の「入梅」。その言葉通り、東シナ海から西日本南岸に梅雨前線が伸びていて、今朝8時には前線の南側でシャープな線状降水帯ができていました。気象衛星画像では「ニンジン雲」と呼ばれる積乱雲の塊がみられます(野菜のニンジンが横向きになっています)。線状降水帯、ニンジン雲ともに梅雨時の豪雨の時によく見られる警戒すべきパターンです。九州南部の山や屋久島は要注意です。鹿児島地方気象台からは「大雨と突風に関する九州南部・奄美地方気象情報 第2号」を発表、「九州南部では、11日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降る恐れ」があるとして「低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒」を呼び掛けています。 また、南シナ海に熱帯低気圧が登場しました。今のところは明日夜までは熱帯低気圧のままの予想ですが、台風2号になるのか、そしてどこに向かうのか注目と思います。           さて、本日の気象庁の週間予報資料、各国の予報資料によりますと、梅雨前線の平均的な位置は沖縄・奄美から本州南岸の北緯30度付近予想されています。そのため北日本から西日本は曇りの日が多いですが、高気圧に覆われて晴れる日もある予想になっています。今週は今のところ大崩れしない見込みですので、日を選んで登れば梅雨の合間の絶好の登山日和の日がありそうです。まだ梅雨入りの発表がない北陸と東北については明日6/12あたりに発表がありそうです。これを逃すと発表のタイミングを外してしまう感じがします。以下に気象庁の6/11の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   6/12(月) トラフ(上空の気圧の谷)が北日本を通過、その影響で東北と東日本日本海側を中心に雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。北海道、東日本太平洋側、九州南部を除く西日本は高気圧に覆われて晴れるところが多いです。九州南部、奄美、沖縄本島は曇りや雨ですが、前線から遠い八重山、宮古島、大東島は晴れる見込みです。   6/13(火) 次のトラフが西日本に接近してきます。梅雨前線は沖縄・奄美付近から本州の南海上に停滞、前線上の不明瞭な低気圧が南海上を東に進みます。本州付近は日本海の高気圧と東海上の高気圧に挟まれた、相対的に気圧の低いエリアになるため雲が広がりやすく、東北や東日本で雨が降るところがあります。北海道や西日本は高気圧に覆われて晴れるところもあります。沖縄・奄美は梅雨前線が停滞する影響で曇りや雨。以降、沖縄・奄美は週末まで曇りや雨の日が続く予想になっています。   6/14(水) 本州の南海上を、梅雨前線上の低気圧が東に進みます。日本付近は引続き黄海の高気圧と東海上の高気圧に挟まれた、相対的に気圧の低いエリアになります。そのため、全国的に雲が広がりやすく、北日本では雨が降るところがあります。   6/15(木)~6/16(金) 北・東日本の太平洋側は、東海上の高気圧の縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。北・東日本の日本海側と西日本は高気圧に覆われて晴れるところが多いです。   6/17(土)~6/18(日) 高気圧の位置が北緯40度付近で、「北高型」の気圧配置のため、東北~西日本の日本海側と北海道は晴れるところが多いですが、東北~西日本の太平洋側は湿った空気の影響で雲が広がりやすいです。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:6/13-6/15、下段:6/16-6/18の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い         昨夜はヤマテン代表の猪熊隆之さん、気象キャスターネックワーク副代表の岩谷忠幸さんと、所属するウェザーフロンティア東海のメンバーとで、来週の名古屋での夏山フェスタの打合せを兼ねた懇親会を行いました。山好きが山の話で盛り上がって飲むお酒は美味しいです。今後も山岳防災のために色々とコラボしていけると嬉しいです。(一番右が私、その隣が猪熊さんです。岩谷さんは少し前に用事で帰られたため残念ですが集合写真には写っていません)

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  • 10 Jun
    • 【1か月予報】北陸と東北も来週に梅雨入りして梅雨本番。沖縄・奄美は6月下旬に梅雨明け

      6時の天気図では日本海北部に低気圧があって、東に向かって進んでいます。このような前線を伴わない低気圧は要注意で、上空に寒気が入っていることが多いです。今回も500hPa天気図では低気圧の真上に寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)があって、500hPaで-18℃以下の上空寒気が入っています。そのため北日本から北陸付近にかけて、大気の状態が不安定になります。今朝、気象庁から「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号」を発表、「北日本では10日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定」として「落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意」を呼び掛けています。 また、寒冷渦の接近のため、上空ほど気圧の傾きが大きくなって、中部山岳の稜線は明日の朝までは風が強い見込みです。すでに8時の福井の上空3000mでは22m/sの強風が観測されています。山は逃げませんので、慎重な行動をお願いします。       さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、熱帯の対流活動が活発なため日本の南東海上で太平洋高気圧が強いです。そのため太平洋高気圧の縁辺の湿った空気の影響で、沖縄・奄美と西太平洋側は多雨傾向の予想で、東日本太平洋側も平年より曇や雨の日が多い見込みです。沖縄・奄美は6月下旬以降は平年同様に晴れの日が多い予想で、早くも梅雨明けです。西日本は6月中旬の九州南部を中心に低温傾向の見込みです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   1週目(6/10-6/16) ユーラシア大陸から日本付近を流れる寒帯前線ジェットと亜熱帯ジェットの南北の蛇行の波によって、東シナ海が上空の気圧の谷となって、日本付近は西谷(日本の西に気圧の谷がある)の気圧配置。そのため、日本付近は南から湿った空気が入りやすいです。梅雨前線の平均的な位置は、沖縄・奄美から本州南海上。東・西日本の太平洋側では、湿った空気や気圧の谷の影響で平年よりに曇りや雨の日が多い見込みです。その他の地方も、平年同様に曇りや雨の日が多い見込みです。九州は6日、四国・中国・近畿・東海・関東甲信は7日に梅雨入り発表があったのに続いて、北陸・東北も梅雨入りの発表があると思われます。気温は全国的に平年より低目の予想です。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   2週目(6/17-6/23) 沖縄・奄美と西日本付近は引続き西谷の気圧配置で、南からの湿った空気が入りやすいです。そのため、沖縄・奄美と西日本太平洋側では平年より曇りや雨の日が多い見込みです。オホーツク海高気圧による北東気流の影響が予想される東日本太平洋側では、平年より曇りや雨の日が多い予想です。その他の地方はほぼ平年並みのお天気の予想。西日本は、九州南部を中心に低温傾向が続く見込みです。   3・4週目(6/24-7/7) 数値計算では太平洋高気圧が強まって、梅雨前線が東・西日本の日本海から東北付近に北上する予想です。しかし、気象庁はモデルの予想が過剰として予報の不確実性を考慮して、西日本太平洋側で多雨傾向の他は、ほぼ平年並みのお天気の予報を出しています。沖縄・奄美は平年同様に晴れの日が多い予想ですので、順当に梅雨明けすると思われます。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が6月7日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 04 Jun
    • 【週間予報】周期的な天気の変化だが、梅雨入り間近の気配が漂い始める。いつ梅雨入り発表かが焦点。

      今朝は6月とは思えない涼しい(寒い)朝を迎えたところが多く、岐阜県の宮之前で平年より7.0℃も低い1.7℃を記録するなど、各地で4月下旬から5月上旬の冷え込みになっています。山で嵐をもたらした低気圧は東海上に抜けますが、気圧の傾きが大きい状態が続いていますので、北日本と北陸、中部山岳の日本海側の山は今日の昼頃まで風が強いです。一方、南海上では大陸から梅雨前線が長々と伸びており、この梅雨前線がいつ北上して梅雨入りするかが今週の焦点です。       さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、いよいよ今週は少なくとも九州南部の梅雨入りの発表がありそうです。気象庁の梅雨入り発表は、「これから大雨に警戒する必要があるシーズンに入った」ということを知らせる意味もありますので、九州南部だけでなく西日本から東日本の広い範囲で発表される可能性もあります。以下に気象庁の6/4の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <6/5(月)> 北日本は地上の気圧の谷が残る影響で、前半を中心に雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。西日本から東日本は日本海の高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、トラフ(上空の気圧の谷)通過の影響で東日本日本海側では雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。沖縄・奄美は前線の影響で曇りや雨のところが多いです。   <6/6(火)> 日本海の高気圧は、夜には東海上に抜けます。次のトラフの接近とともに、梅雨前線上に低気圧が発生して夜には黄海に進みます。北日本は引続き高気圧に覆われて晴れますが、東・西日本は高気圧縁辺の湿った空気の影響で雲が広がりやすく、西日本では雨が降り始めるところがあります。沖縄・奄美は梅雨前線が北上するため、前線から遠い南部ほど晴れやすい予想になっています。   <6/7(水)> 黄海の低気圧は日本海に進み、別の低気圧が発生して西日本南岸を東に進みます。その影響で西日本から東北南部までの広い範囲で雨が降ります。非常に湿った空気が入る西日本太平洋側では大雨になる可能性があります。最新情報のご確認をお願いします。北海道と東北北部では前半は晴れますが、低気圧が接近する後半は曇り。沖縄・奄美は前線から遠い南部ほど晴れやすい予想です。   <6/8(木)> 日本海の低気圧は沿海州、西日本南岸の低気圧は東日本南岸に進みます。その影響で北・東日本は雨が降るところが多いです。低気圧が通過した後の西日本は天気が回復してきます。沖縄・奄美は不明瞭ながらも梅雨前線が南下してくるため、土曜日までは雲が広がりやすいです。   <6/9(金)> 西日本は南海上から高気圧に覆われて晴れるところが多いです。北・東日本は沿海州と東海上の低気圧の影響で引続き雨が降るところが多いです。   <6/10(土)> 沿海州の低気圧は千島付近に進みます。その影響で北日本は雲が広がりやすく、雨が降るところがあります。また、大陸では梅雨前線が顕在化して、前線上に低気圧が発生します。前線に近い西日本では雲が広がりやすいです。東日本では晴れるところもある予想になっています。   <6/11(日)> 梅雨前線上の低気圧は西日本付近に進みます。その影響で全国的に雲が広がりやすく、西・東日本では雨が降るところがあります。沖縄・奄美は、梅雨前線から遠い南部ほど晴れやすい予想になっています。7日に梅雨入り発表がなくても、11日に一斉に発表される可能性もありそうです。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:6/6-6/8、下段:6/9-6/11の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い         今週の焦点は梅雨入り発表の時期と思います。7日は梅雨前線上に発生した低気圧に向かって、相当温位(空気の湿り具合を表す指標)345K以上の非常に湿った空気が入ります。そのため西日本太平洋側では大雨になる可能性があります。低気圧の通過後は一時的に晴れるところがありますが、早ければ天気が崩れ始める6日に梅雨入り発表があるかもしれません。         週間予報資料の北半球500hPa天気図(上図)では、6/9頃にサブハイ(亜熱帯高気圧)が強まり梅雨前線が本州南岸付近まで北上してきそうな感じです。いよいよ梅雨入り間近を感じます。ECMWFの天気図(中図)も同じ。尚、ECMWFで中東付近の地上換算で50℃近い猛暑の予想は正のインド洋ダイポールの影響と思われます。     NOAA(アメリカ海洋大気局)による解析では、インド洋西部の海水温が平年より高く、正のインド洋ダイポールが起きているようです。これが起きるとアフリカ東部は大雨になりやすいです。中東付近は対流活動が活発な領域の北側になるため、下降気流が発生して気温が上がりやすいと思われます。この正のインド洋ダイポールがいつまで続くかが焦点で、梅雨明け以降も続くと日本付近は雨が少なく猛暑になる可能性が高くなります。

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  • 03 Jun
    • 【1か月予報】いよいよ梅雨入り。梅雨前線は北上気味で沖縄・奄美は少雨、西日本太平洋側で多雨傾向

      昨日は日本海を低気圧(中図)と寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)が進み天気が崩れるとともに、気圧の傾きが大きくなって山は大荒れになっています。北アルプスでは吹雪になり10cmの積雪(吹溜りではもっと多い)の積雪があったようです(上図は白馬山荘さん記事から)。気温も14時半で-3.5℃まで冷えこんで、季節が戻ったようでした。中部山岳は明日の前半にかけて風が強い状況が続きます。また明日までは北日本中心の冬型気圧配置(下図)が続くため、気温が低いです。3月から4月の山に登るぐらいの防寒対策が必要と思います。       さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、沖縄・奄美は6月半ばまで太平洋高気圧が強く平年より曇や雨の日が少なく高温傾向の予想です。北日本は6月半ばまで気圧の谷の影響を受けやすく曇や雨の日が多く、6月上旬は低温傾向。6/10頃以降は西日本太平洋側で梅雨前線の影響を受けやすい他は、ほぼ平年並みの梅雨になりそうです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <1週目(6/3-6/9)> 北日本は気圧の谷の影響を受けやすく、周期的な天気の変化の中で平年より曇りや雨の日が多いです。また寒気が入りやすいため低温傾向の予想です。西日本と東日本は平年並み周期的な天気の変化です。沖縄・奄美は平年同様に曇りや雨の日が多いです。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   <2週目(6/10-6/16)> 1週目より上空の亜熱帯高気圧と地上の太平洋高気圧が強まる見込みで、北日本から西日本は平年より地上の気圧が低い予想。そのため梅雨前線は北上気味で、沖縄・奄美は前線の影響を受けにくく平年より曇りや雨の日が少ない反面、西日本太平洋側は前線の影響を受けやすく多雨傾向の予想。また、東日本日本海側と北日本は気圧の谷の影響を受けやすく、平年より曇りや雨の日が多い見込みです。東日本太平洋側と西日本日本海側は平年同様に曇りや雨の日が多い見込みです。いよいよ全国的に梅雨のシーズン入りと思います。気温は北日本から西日本でやや高温傾向、沖縄・奄美で高温傾向の予想です。   <3・4週目(6/17-6/30)> 2週目と同様に平年より太平洋高気圧が強い予想ですが、予想の不確実性を考慮して、西日本太平洋側で多雨傾向の予想が出ている他は、全国的に曇りや雨の日が多い予想になっています。気温は全国的にやや高温傾向の予想です。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が5月31日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 28 May
    • 【週間予報】週の初めは晴れるが、その後は曇りや雨の天気。週末の低気圧に注意。

      今日は地上の低気圧とその上空の寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)が北海道を通過します。そのため、北海道では大気の状態が不安定になり、落雷、突風、降ひょう、急な強い雨にご注意ください。9時の実況では高気圧に覆われて東日本太平洋側と西日本は晴れているところが多いですが、東日本日本海側と北日本は上空寒気の影響で曇りや雨の天気になっています。北海道ではほぼ全域で雷注意報が出ています。         さて、本日の気象庁の週間予報資料、および各国の予報資料によりますと、週のはじめは梅雨入りした沖縄・奄美を除いて高気圧に覆われて晴れますが、その後は気圧の谷や低気圧の影響で曇りや雨の日が多い予想です。特に週末の低気圧は発達度合や進路によっては警戒する必要が出てきます。気温は週の前半を中心に高めですので、熱中症には十分にご注意ください。以下に気象庁の5/28の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <5/29(月)> 帯状高気圧に覆われて、東北から西日本の広い範囲で晴れる予想です。北海道は上空寒気の影響で曇り、沖縄・奄美は梅雨前線付近の湿った空気の影響で曇りや雨の予想になっています。 <5/30(火)> 引続き帯状高気圧の圏内で、北日本から西日本は晴れ。沖縄・奄美も梅雨前線が南海上に南下するため晴れるところがある予想です。 <5/31(水)~6/1(木)> 日本付近をトラフ(上空の気圧の谷)が通過し、地上では日本海が気圧の谷になります。そのため湿った空気が入りやすくなって、31日は全国的に雲が広がりやすく、1日は北日本、西日本、沖縄・奄美で雨が降る見込みです。以降、沖縄・奄美は週末まで曇りや雨の日が続きます。 <6/2(金)~6/3(土)> 日本付近を次のトラフが通過します。トラフに対応して地上では前線上に低気圧が発生して南岸を進み、3日夜には北日本の東に進みます。低気圧や前線の影響で、2日は西・東日本、3日は東・北日本を中心に雨が降る予想です。低気圧の予想が不確実なため、現時点での気象庁の週間予報解説資料では防災事項の記載はありませんが、今後の低気圧の動向には要注意と思います。 <6/4(日)> トラフと低気圧は東に抜けて、西から高気圧が覆ってきます。西・東日本は晴れるところが多いですが、低気圧に近い北日本は雨が残るところがある予想です。 ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:5/30-6/1、下段:6/2-6/4の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域   【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い     まだ予想が非常に不確実な段階であることをお断りした上で、気象庁のGSM(全球予報モデル)とECMWF(欧州中期予報センター)の予想図を添付します。気象庁のモデル(上図)では6/2から6/3にかけて低気圧が南岸を発達しながら進む予想です。一報ECMWF(下図)では低気圧が日本海から北日本に進みます。このように現時点では低気圧の予想の不確実性が大きいので、週半ばに最新の気象情報のご確認をお願いします。

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  • 27 May
    • 【1か月予報】前半は北・東日本の中心に晴れの日が多く高温傾向。後半は平年並みの梅雨入り。

      今日は寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)の影響で、北日本を中心に不安定な天気になります。6時の天気図で日本海にある前線がない低気圧が曲者で、この上空には500hPaで-24℃以下というこの時期としては強い上空寒気が入っています。このように地上天気図で前線を伴わない低気圧があったら上空寒気が入っていることが多いので要注意です。今回、中部山岳は上空寒気の影響は少ないのですが、気温が上がる午後に中部山岳にヒートロー(熱的低気圧)が形成されるため、上昇気流が起きやすくなって局地的に積乱雲が発達する可能性があります。時々空を見て、雲行きにご注意ください。10時現在、雷注意報が出ているのは東北日本海側と北海道ですが、山岳エリアは平地より積乱雲が発達しやすいのでご注意ください。       さて、木曜日に更新されている気象庁の1か月予報によりますと、前半は南高型の気圧配置のため、北日本と東日本に中心に高気圧に覆われやすく晴れの日が多い見込みです。1週目は西日本も高気圧に覆われやすいです。北日本と東日本は前半に気温がかなり高くなりそうですので、熱中症にご注意ください。後半の3・4週目は平年通り全国的に曇や雨の日が多く、ほぼ平年並みの梅雨入りになりそうです。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   1週目(5/27-6/2) 全国的に高気圧に覆われやすく、平年より晴れの日が多い見込みです。気象庁は昨日に「東日本太平洋側と西日本の少雨に関する全般気象情報 第1号」を発表、「降水量が少ない状態が今後10日間程度は続く見込み」として「農作物や水の管理等に十分に注意」を呼び掛けています。登山では飲み水の確保に留意が必要と思います。当てにしていた水場が枯れることもありえるのでご注意を。また、北日本、関東甲信、北陸では、5/30頃からの約1週間について、かなり気温が高くなる確率が30%以上であるとして、高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しています。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   2週目(6/3-6/9) 日本付近は南高型(別名は夏型)の気圧配置で、南海上で高気圧が強い見込みです。南から暖かく空気が入りやすく、北日本から西日本は高温傾向の予想です。北日本と東日本は高気圧に覆われやすく、平年より晴れの日が多い見込み。西日本と沖縄・奄美は平年並みの天候の予想です。   3・4週目(6/10-6/23) 予想の不確実性を考慮して、全国的に気温がやや高めの他はほぼ平年並みの天候の予想で、全国的に曇りや雨の日が多い見込みです。       【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が5月24日で、その左側は実況、右側は予想

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  • 21 May
    • 【週間予報】週初めは高温に注意、その後は雲が広がりやすい「走り梅雨」の空模様

      今日は二十四節気の「小満」、万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくるころの意味です。まるで梅雨を思わせる「走り梅雨」が見られる時期でもあります。しかし、週末から北日本から西日本は帯状高気圧に覆われて、まるで初夏のような日が続いています。高気圧の中心が南海上から南東海上に進む昨日・今日は高気圧の北側で吹く西風によって、山の上で加熱された空気が麓に吹き下ろす「西風フェーン」が起きているようです。そのため、西側に山がある地域では30℃を超える暑さになっています。今日も北日本から西日本は暑く、福島では全国一の35℃の最高気温の予想です。小まめに水分を取って、熱中症には十分にご注意ください。この暑さは明日まで続く見込みで、明後日は次第に雲が広がってきそうです。       さて、本日の気象庁の週間予報資料、各国の予報資料によりますと、明日22日までは晴れて暑いですが、23日以降は前線や気圧の谷の影響で雲が広がりやすくなり、雨が降る日もある予想です。以下に気象庁の5/21の週間予報資料とAM11時の週間天気予報に基づいてお天気のシナリオをまとめてみます。地上天気図、850hPa気温推移と併せてご覧ください。   気象庁HP 週間天気予報 ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   <5/22(月)> 引続き北日本から西日本は高気圧に覆われて暑いです。北海道は下層の前線帯の影響で雲が広がるところもあります。上空寒気の影響で気温が上がる午後からは、山沿いを中心に大気の状態が不安定になるところがありますので、登山では念のために積乱雲の発達と落雷に注意。沖縄・奄美は前線が停滞するため曇りや雨の日が続く見込みです。   <5/23(火)> 東海上から高気圧が覆うため、晴れるところも多いですが、高気圧縁辺の湿った空気が入りやすくなり雲が多くなります。北日本はトラフ(上空の気圧の谷)の接近によって、雲が広がりやすく雨が降るところもある予想になっています。   <5/24(水)> トラフ(上空の気圧の谷)が朝鮮半島付近に進んできます。日本付近は湿った空気が入りやすくなります。北日本は地上の気圧の谷の接近によって雨が降るところがあります。西・東日本は西日本付近の不明瞭な高気圧によって晴れるところもある予想になっています。   <5/25(木)~5/26(金)> トラフが日本付近に接近してきます。地上では25日に前線が北日本を通過。その影響で25日は北日本で雨が降りやすいお天気です。西・東日本も曇りの天気で、ところによって雨。26日は日本海に高気圧が進んでくるため、晴れるところはありますが、北日本や西・東日本の太平洋側を中心に雲が広がりやすいです。   <5/27(土)> 高気圧が北日本を通過する一方で、南岸には前線が停滞します。北日本は高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、東・西日本は前線の影響で晴時々曇の予想になっているところが多いです。   <5/28(日)> 次のトラフの接近とともに東シナ海で前線が顕在化します。北日本は引続き高気圧に覆われて晴れますが、東・西日本は雲が広がりやすく、西日本では雨が降り始めるところがあります。   ※週後半のお天気は予報の信頼度が最低ランクのCになっているところが多いです。お出かけ前には、最新の気象情報のご確認をお願いします。       【地上天気図】(週間アンサンブル予報図FEFE19) 上段:5/23-5/25、下段:5/26-5/281の21時 ハッチングは前24時間に5mm以上の降水の予想域     【85hPa気温推移】(週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50) 上から北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の代表地点の気温偏差 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い

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  • 20 May
    • 【1か月予報】1週目は全国的に高温傾向でかなり高くなるところも。梅雨入りは平年並み予想。

      昨日は大分県の日田で31.5℃で全国トップ、北海道の女満別:30.8℃、宮崎県の加久藤:30.7℃と続き、北から南まで広い範囲で真夏日となりました。今日・明日も移動性高気圧に覆われて気温が上がりそうです。まだ身体が暑さに慣れていませんので、熱中症には十分にご注意ください。今日も最高気温が30℃を超えることろがあります。熱中症には十分にご注意ください。毎年、1000人前後の方が熱中症で亡くなられています。熱中症は「隠れた気象災害」です。1000人レベルで人が亡くなる災害は滅多にありません。近年はヒートアイランドや温暖化の影響で死者が増えています。       さて、木曜日に発表されている気象庁の1か月予報によりますと、1週目は全国的に高温傾向で、平年並みか平年より高く、かなり高くなるところもありそうです。熱中症に注意ください。東海上の高気圧が強いため、日本付近は高気圧縁辺の暖かい空気が入りやすいです。3・4週目の東日本太平洋側と西日本は平年同様に曇りや雨の日が多い見込みで、平年並みの梅雨入り予想になっています。以下に、気象庁から発表されている1か月予報の概要と根拠についてまとめてみます。   気象庁HP 1か月予報 (地方、要素、予報期間を選択してくださいね) ※詳細予報資料はすべてSunny Spot専門天気図にあります。   1週目(5/20-5/26) 500hPaでは日本付近の高度(地上から500hPaの平均気温の目安)が向上、日本付近は暖かい空気に覆われやすいです。地上では日本の南東海上で高気圧が強く、日本付近は高気圧縁辺の暖かい空気が流れ込みやすいです。通常、このように高気圧縁辺の空気は湿っているのですが、日本付近に入る空気は梅雨前線の北側になるため、悪天になるほどの湿りはないようです。天候は平年並みですが、全国的に気温が高めの予想です。かなり高くなるところもありそうです。熱中症にご注意ください。詳細のお天気の流れは、明日の週間予報の記事で解説いたします。   2週目(5/27-6/2) 日本付近の500hPaの気圧配置の予想に不確実性があるため、今後の予想が変わってくる可能性はありますが、今のところは東北から西日本でやや高温傾向、天候は平年並みの予想になっています。   3・4週目(6/3-6/16) 2週目と同様に不確実性が大きいですが、スーパーコンピューターの予想では平年値とのズレは小さく、平年並みの梅雨入りとなりそうです。     【地上平均気温】 左から1週目、2週目、3・4週目の予想 暖色系の色が濃いほど平年より気温が高くなる確率が大きい 寒色系の色が濃いほど平年より気温が低くなる確率が大きい     【降水量・日照時間】1か月平均     【850hPa気温推移】 左上:北日本、左下:東日本、右上:西日本、右下:沖縄・奄美 ピンク:平年より2℃以上高い、青:平年より2℃以上低い 太線:平均、細線:各メンバー(個々の数値予報の結果) 中央の縦線が5月17日で、その左側は実況、右側は予想         既にアップされている気象庁の3か月予報資料によlりますとjamstecの季節ウォッチ同様に暑い夏になりそうな感じて゜す。フィリピンの東で対流活動が活発なため、7・8月はサブハイ(亜熱帯高気圧)の南からの張り出しが強い予想です。チベット高気圧も強そうです。ただしフィリピンの東で台風の発生が増えるかもしれません。安定した夏は登山をされる方には朗報ですが、果たして今夏は「猛暑」になるのか楽しみ?です。気象庁の3か月予報は5/24に発表される予定です。

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プロフィール

ペンギンおやじ

性別:
男性
お住まいの地域:
愛知県
自己紹介:
山と空手とお天気が趣味で、お酒をこよなく愛するおやじです。ブログの他に、HPの空手練習日記は毎週金曜...

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