※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ を先にお読みください
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第63話~第72話のあらすじです。
★あらすじ1(第1話~第45話)は、こちらへ
★あらすじ2(第46話~第54話)は、こちらへ
★あらすじ3(第55話~第62話)は、こちらへ
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ 。
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【白血病からの社会復帰(第63話~第72話)あらすじ】
あらすじ3 の続きです。
骨髄移植後、2~3日間の”嵐の前の静けさ”(第63話) のような時間が、無菌室の中で流れ、、、その後、いよいよ移植後、最初の山場が訪れます。
移植の前処置(大量の抗がん剤&放射線)の効果が現れ始め、白血球はゼロ状態に。体が、外敵に無抵抗の状態の中、感染予防の大量の薬を飲まなければなりません。
しかし、その時、私を襲っていたのは、高熱 と 重度の船酔いのような吐き気。
そんな中、一日5回、大量の薬を飲み、1時間以内に吐くと飲み直し。薬 を飲んだら、時計を睨みながら、ひたすらガマンの1時間を、過ごし続けました。(第64話)
さらに、ひどい吐き気に加えて、前処置の放射線の副作用で、口の中と喉の粘膜が荒れ始め、薬をのみ込むのも、激 痛・・・。
どんなにつらくとも、放棄できない ミッション。
「目の前のミッションを、どうしても楽しめない」時に、どう考えて乗り切るのか(第65話) 、気づかせてくれたのは、この時です。
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骨髄移植から10日~2週間が経ち、白血球数が増えてくるに連れ、少しずつ体はラクになったのも、つかの間。
白血球が増えると、今度は、GVHDと呼ばれる拒絶反応のようなものに 悩まされることになります。
「GVHD」と言うのは、自分の血液の中の白血球が、自分の体を異物 (敵)とみなして、攻撃してくると言うものです。
それを押さえるために「免疫抑制剤」と言うお薬を、絶対に飲まなければなりません。
私は、白血球が増えてからも、ひどい吐き気が1か月以上続いたので、「薬を飲むこと」が当時の私にとって、最大のミッションでした。
「飲めない!」と言いたいけれど、「生きる為には、飲むしかない。」
どう考えても、楽しむことはできませんでした。
少 し考え方を変えれば楽しめるものなら、目の前の仕事を、楽しみながら果たして欲しいと、私が願うのは、この経験があるからなのです(第66話)
どうせ働くなら、楽しみながら果たして欲しいのです。
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GVHD(拒絶反応) との新たな闘い。
それは、一般的によく出る反応が皮膚へ出て(第67話) 、その後、耳全体が水ぶくれで腫れあがりました。(第68話)
そんな症状の中、移植後約1か月を過ごした無菌室から、普通の個室へ移りました(第69話) 。
2002年10月、移植3カ月間ずっと、38度を超える高熱が、連日、出続けていましたが、「そろそろ退院」と言う言葉が主治医から出始めました。(第70話)
”退院"と言う言葉に、心が軽くなる私。
しかし、その希望はもろくも崩れ落ちることになります。
肺炎
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次々訪れる壁。
でも、この連載を闘病記としてお読みいただきたい訳ではありません。
私の白血病との闘いの中、経験したことは、少し極端な例なだけ。
生きている中で、働く中で、似たようなことは誰しも大なり小なり経験すること。
そんないろいろある人生を、幸せに生きるヒントをお持ち帰りいただきたいのです(第72話)
第73話へ つづく・・・
あらすじ5は、こちらへ
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【シリーズ目次】
【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
【目次2】移植するのか しないのか~右足の手術
【目次3】骨髄移植直前~
【あらすじ】
(あらすじ1)第1話~ 第45話
(あらすじ2)第46話~第54話
(あらすじ3)第55話~第62話
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【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽 しめる♪目次集【1~67話、 番外編1~54】
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ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職へキャリアカウンセラー木村典子
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。