※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラの「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
*************
前回(第67話)の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 、目次2、目次3へ
***********
(これまでのあらすじ)
1話~66話までのあらすじは、あらすじ1 、あらすじ2 、あらすじ3へ。
そして、2002年7月骨髄移植、最初の白血球ゼロ期間の山場を過ぎると、GVHD(拒絶反応のようなもの)との新たな闘いが始まりました。
その最初は、一番よく出る反応の皮膚でした。(第67話)
**********
(今日のお話)
一番不安を感じるのは、原因がわからないこと。
そう痛感したのは、2002年7月の骨髄移植後のGVHD*(拒絶反応のようなもの)でした。
・・・・・・・・・
*GVHD
・ドナーさん由来の白血球が、患者の体を異物とみなして、攻撃してくるため、発生する諸々の症状。
・・・・・・・・・・
前回(第67話)お話した、移植後、無菌室の中で、皮膚が赤く痒くなった症状は、検査結果からGVHDが原因であることがハッキリしました。
しかし、その後、また新たな皮膚症状が出たのです。
・・・・・・・・・
ある日突然、耳たぶ全体が、水ぶくれのように腫れあがり、横向きに寝て、枕が耳に当たると、痛いっっ
最初は、片耳でしたが、まもなく両耳が同じように水ぶくれになりました。
そして、どんどん症状はひどくなり、仰向けに寝ても、枕に当たると痛くてたまらなくなりました。
検査をしても、原因不明。
「たぶんGVHDでしょう。」と医師。
・・・・・・・・・・
移植後は、本当に原因不明のことが次々に起こりました。そして、検査をしても原因がわからないと、「GVHDでしょう。」と言う診断に。
原因がGVHDとなると、その症状が、いつまで続くのか、いつ治るのか、医師にもわからないようでした。
・・・・・・・・・・
耳全体にガーゼを当てて、枕に当たる痛みを少しでも和らげるものの、、、、
(吐き気も無くならないし、38度以上の熱も毎日出るし、おまけに、ゆっくり横になることも許されないの・・・)
さすがに、気持ちはブルーに
・・・・・・・・・・
働いていて、なんとなく楽しめずモヤモヤしている時、その理由や原因がわかるだけでも、少しスッキリするものです。
そして、それがわかれば、解決に向けて、何か手を打つこともできるかもしれません。
自分では、解決できないモヤモヤ、、、それを、会話を通して整理して、解決へ向かうお手伝いをするのも、キャリアコンサルタント(キャリア・カウンセラー)である私の仕事です。
移植後の、あの頃の原因不明の症状の不安感を思うと、少しでも、働く中のモヤモヤ・お仕事探しでのモヤモヤを解決するお手伝いがしたい!と、心から思います。
こちらへつづく・・・
**********
【シリーズ目次】
◆白血病からの社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
◆白血病からの社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~右足の手術
◆白血病からの社会復帰【目次3】骨髄移植直前~
【あらすじ】
◆白血病からの社会復帰(あらすじ1)第1話~第45話
◆白血病からの社会復帰(あらすじ2)第46話~第54話
◆白血病からの社会復帰(あらすじ3)第55話~第62話
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
*********
最新の記事一覧へ
ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。