※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みください
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連載「白血病からの社会復帰」シリーズ、第46話~第54話のあらすじです。
★あらすじ1(第1話~第45話)は、こちらへ
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【白血病からの社会復帰(第46話~第54話)あらすじ】
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロの日の急性骨髄性白血病で緊急入院。それ以来、山あり谷ありの命の危機 が私に襲いかかりました。
入院中の2002年1月ドナーが見つかり、骨髄移植を決意。
しかしながら、抗がん剤を投与して白血球数が下がる度に、腫れあがった右足に、大きな懸念が発生しました。
わずかな感染も命取りになる骨髄移植にとっては、命にかかわる大きなリスク
![ドンッ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/280.gif)
移植前に、右足の手術に踏み切ることにしました。
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2002年3月、いよいよ右足の手術の日がやって来ました(第46話) 。
事前の検査で、何も見つかっていない中での手術。私は、まな板の上の鯉状態で、ただ医師を信頼し、身を任せるしかありませんでした。
いざ右足の手術が終わってみると、、、腫れあがっていた右足の中は、悲惨な状態でした。
やはり何かの感染が起こっていて、白血球の死骸(ウミ)でいっぱいだったそうです。
もしも、右足の手術をせずに、移植に突入していたら、、、ゾクッとせずにはいられませんでした(第47話) 。
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「これで、次は骨髄移植だ!」と思いきや、、、そう言う訳にはいきませんでした(第48話) 。
主治医は、私にこう言いました。
「これ以上 筋肉を取ってしまうと歩けなくなるギリギリの所まで、取りました。しかし、感染源を全てを取り切れたかどうかわかりません。このまま、移植に踏み切るのは危険です。」
、、、、、念には念を入れて、もう一度、移植前に、抗がん剤を投与して、右足の状態を確かめることになりました。
その頃、ドナーさんは、「二つの命」の責任を感じながら、過ごしてくださっていたことでしょう(第49話) 。
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2002年春、右足の状態の確認のため、再び、抗がん剤を投与。
2001年9月の入院以来、抗がん剤を投与して、白血球数が下がる度に腫れあがった右足は、、、、今度は、腫れあがらずに事なきを得ました(第50話) 。
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「これで完璧!」とは言えないものの、「移植に向けて、できることは全てやった!」と言える状態を整えることができたのです。
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そして、移植前に、9か月ぶりに一時退院できることになりました(第51話) 。
骨髄移植のタイミングで、ケガや風邪や厳禁。一旦、白血球数ゼロ状態になる骨髄移植は、わずかな傷や感染で、命を失いかねません。
ノドの痛みに不安を覚えながらの一時退院。
予感は的中
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一時退院中ずっと風邪引き状態。せっかくの一時退院だったにも関わらず、風邪を治すことだけで過ぎていってしまいました(第52話) 。
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2002年7月。
一時退院期間も終わり、骨髄移植に向けて再入院。
検査の連続の中、移植に向けて、もう一つの大切な準備は、生まれて初めての丸坊主でした(第53話) 。
一旦、抗がん剤の副作用でスキンヘッド状態になったものの(第15話) 、せっかく生えかけていた髪。
移植の際は、また全て抜けてしまうので、”清潔重視”で、女性でもバリカンで丸坊主にする必要があったのです。
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こんな風に、着々と、骨髄移植に向けて準備が進む中、二つの迷いが私の中にありました(第54話) 。
一つは、移植前に、骨髄バンクを通してドナーさんへお手紙を書くかどうか。
もう一つは、もしもの時に備えて、遺書を書いておくかどうか。
考えた末、結局、どちらも書きませんでした。
「必ず生きて、元気になるんだ!そして、ドナーさんにお礼のお手紙を書くんだ!」
私のこだわりでした・・・。
第55話へ つづく・・・
※あらすじ3は、こちらへ
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【シリーズ目次】
◆白血病からの社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
◆白血病からの社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~
【あらすじ】
◆白血病からの社会復帰(あらすじ1)第1話~第45話
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものでは ありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。