◆白血病からの社会復帰52~そして、骨髄移植前の一時退院中ずっと・・・ | 幸せな就職転職・働く人生(キャリア)~大阪のキャリアコンサルタント木村典子

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就転職・仕事の悩み解決7000人以上、キャリア関連セミナー・研修の実績2000件以上。指導者レベルの国家資格1級キャリアコンサルティング技能士も所持し、5雇用形態と20職種・白血病克服のキャリアコンサルタント木村典子が、「幸せキャリア」のヒントを綴ります

幸せな就職~キャリアコンサルタント木村典子です♪

※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「シリーズ連載への想い」を先にお読みくださいひらめき電球

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前回(第51話) の続きです。

「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。

※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 目次2

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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へどうぞ♪

2001年9月11日、急性骨髄性白血病で緊急入院以来、山あり谷ありの命の危機。

無菌室での抗がん剤治療(第23話) を進める内に、幸い、骨髄バンクでドナーさんが見つかり、骨髄移植を決意しました(第33話)

そして、移植時のリスクを減らすため、「もしかしたら、歩けなくなるかも?」と言う懸念もある中、2002年春、右足の手術へチャレンジ(第46話)

右足の手術が終わってみると、右足の中はゾクッとするような状態でした(第47話) 。手術して良かった・・・。

さらに、念を入れて、右足の状態を確認したいと言う主治医の提案に従い、改めて抗がん剤を投与(第48話) 。結果、手術の効果が見られ、右足は腫れあがらずに済みました(第50話)

そして、2002年6月、骨髄移植前に、約9か月ぶりの一時退院となりました(第51話)

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(今日のお話)

2002年6月。

「ケガはしないでくださいね。風邪も引かないように。移植できなくなりますから。」

主治医からそう言われての一時退院の直前、何だかノドが痛くなり、不安を感じていました。

2001年9月の緊急入院以来、医師の転勤で主治医が2002年4月から代わっていました。

当時の主治医に、「ノドが痛いんです。何となく、いつも風邪をひく時に感じが似てるんです。」そう訴えた私でしたが、

医師は、私のノドの状態を見て、「そんなに赤くなってないから、大丈夫です。薬は出しません。」と。

それでも、どうしても不安だった私は、看護師さんに相談して、医師を説得してもらい、もしも風邪になった時に備えて、お薬を出してもらうことができました。


そして、2002年2月の移植を悩んでいた時の二泊三日の外泊(第32話) 以来、4カ月ぶりに自宅へ。

不安は的中でした。

一時退院時に、痛くなりかけていたノドは、さらに痛みを増し、いわゆる風邪の症状が出てきました。

幸い、お薬を出してもらえていたので、電話で主治医へ指示を仰ぎ、そのお薬を服用。

まだ骨髄移植前で、白血球数は一時退院できるレベルにまで上がっていたので、風邪自体は大ごとではありませんでした。

ただ、移植へ向けて再入院するまでに、完治させておくこと。それが、私の一時退院中のミッションになりました。ひらめき電球

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待ちに待った一時退院でしたが、結局、ずっと風邪で寝ていましたあせる

「せっかく一時退院できたのに・・・。せっかく何でも食べられるのに・・・。移植したら、しばらくは、普通の生活ができないのに・・・。」

そんな風に思っていたことを、今も覚えています。

骨髄移植が、ハンパじゃなく大変なことを聞いていたので、心の栄養補給をしておきたかったんでしょうね。


お陰さまで、2010年の今、こうして生きていて、働けるくらいの健康な体があって、、、本当にありがたいですラブラブ

一時退院の約3週間を、風邪で過ごしたことも、今となっては、”過去”の出来事になりました。

生きるって、いいですね音譜 働けるって、幸せですね音譜

こちらへ つづく・・・

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【シリーズ目次】

◆白血病からの社会復帰【目次1】 発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病

◆白血病からの社会復帰【目次2】移植するのかしないのか~

【あらすじ】
◆白血病からの社会復帰(あらすじ1)第1話~第45話

【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)

【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】

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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)


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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。