去年くらいからでしょうか!?
大学入学したばかりの1年生さんが、私の元へ真剣な表情で訪れて、こんな質問が投げかけられることがあります。
「就職のために、何をしておいたらいいですか?」
「何か資格を取った方がいいですか?」
「サークルには入っておいた方が有利ですか?」
、、、不安なんですよね。
でも、
いざ就活!となって慌てないために、準備しておいて欲しいのは、何も特別なことなんかじゃないんです
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たとえば、2010年03月12日 読売新聞に掲載された特集でも、こんな記事がありました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/dkf/rensai
要するに、
「企業が求めるのは、資格や技能ではなく潜在能力。学業に取り組む中で、その潜在能力としての主体性やコミュニケーション力が高められる」と言う内容です。
私も全く同感です
新卒に企業が求めるのは、採用後の伸び代と成長スピード
だから、潜在能力が大切と言う訳です。
ですので、
社会人基礎力とも呼ばれているような「基本的な力」を、通常の学生生活の中で、磨いていっておくことが、引いては就活の際にも役立ってきます。
2010年2月16日に発表された楽天リサーチ株式会社の調査結果にも、こんなものがありました。
http://research.rakuten.co.jp/report/20100216/
経済産業省の社会人基礎力の中で、企業が新卒新人に求める力のTOP3は、「主体性」(62.1%)、「実行力」(46.4%)、「柔軟性」(40.9%)と言う結果が出ています。
企業が求めているのは、特別な資格でもなければ、何か特殊な経験でもないのです。
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大学低学年のあなたへ
学業でもいい、サークル活動でもいい、趣味でもいい、ボランティアでもいい、アルバイトでもいい、資格取得でもいい、
何か一つ「これだけは、全力でがんばった」と言える経験をしておいてください。
全力で何かに一生懸命取り組むと、壁にぶつかることもあります。人とぶつかることもあるでしょう。
そんな経験を通して、主体性や実行力・柔軟性と言うような基礎力が、自然と磨かれていくのです。
成功したり失敗したりする中で、目標に向かう力・成功や失敗から学ぶ力・次へ活かす力が、養われていくのです。
あなたは、今、何に全力で取り組んでいますか
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幸せな就職~キャリアカウンセラー木村典子(のり)