『□らーめん まる玉・レビュー／☆3』

くりーむしちゅーが出るTV番組の「サプライズ」のアンケートで、
ラーメン評論家が一押しするラーメン特集があり、
石神秀幸さんの一押しが、「らーめんまる玉」でした。

ラーメンと言えば、この人ってくらい有名ですよね～。
そんな、ラーメン評論のカリスマが、
込み上げてくるような勢いとテンションで、
第五のスープ！鶏白湯ラーメンと力説していたので、行くしかないだろって！！

それまでにも、お店の存在は、本や、雑誌で知っていて、
何より、何度も前を通っていたのです。
でも、ラーメンのビジュアルから美味しさが伝わらない感じだし、
自分が食べたいと思うのは、醤油オンリーで、
冬場に味噌ラーメンをたまに食べたいなって感じなので、
スルーしていまいました。

でも、このお店の本店は、地元両国なんですよね。
それと、今日の午前中に放送された、
林家正蔵さんと、西山喜久恵アナウンサーの
「スパイスTV どーも☆キニナル！」では、両国グルメ特集で、
このまる玉が出てたのでした。

と言う事で、

行くしかないだろ！！！

つーか、前振り長いだろ！！！

と、言う事で、とっととレビューします。

店に行ったのは、12時ちょうどくらいで、アウターは、３人でした。
自分が店に入る頃には、10人くらいならんでました。

店内の窓は簾で遮光してて、プレハブな小さな倉庫な感じ。

注文したのは、まる玉ラーメン。
650円です。

替え玉もあり、1玉100円で、博多ラーメンが基礎な作りかも。
替え玉を注文すると、塩ダレと薬味に揚げたニンニクと、オニオンが付きます。

スープは、白湯で、白湯とは、グツグツに長時間煮込む事でスープが濁り、
脂も水と混ざり乳化して、クリーミーな舌触りです。
鶏の臭みを出さないで、
鶏を煮た時に出る淡く香る上品なスープで、塩味です。

あおさのトッピングは、スープを邪魔しない上品な磯の香りで、
シュワシュワと溶ろける食感が良いです。

チャーシューは、醤油で煮てあり、このラーメーンでは、
その醤油の味が引き立ちアクセントになってます。

でも、感想は、普通かな～。
石神秀幸さんの力説が、コレだと思うと、ギャップで拍子抜けな感じでした。
でも、普通に美味しいですが・・・

鶏をメインに出汁を採ってるのですが、
鶏だけの味で出せる限界がこのスープかなって。
鶏だけなら濃厚だけど、ラーメンとしては、濃厚ではなく、上品なスープ。

そのスープを、ラーメーンに絡めても耐えられる麺は、
博多ラーメンな細麺で、でも、縮れています。
で、鶏を使うと鶏の臭みが出るのですが、それは無いです。
なので、素材や、技術が素晴らしいのは分かるのですが、
ガツンとしたインパクトまでは無いかな～。

ここのラーメンを食べて、
相乗効果で引き出されているラーメンスープを覚えるのですが、
やっぱ、ラーメンは難しいなって・・・・
素材が良くないと、臭みが出るし、
お店でも臭みを抜く為に、野菜を加え甘さを足したり、
みりんや日本酒を加えたり、
ニンニクや生姜の香味野菜で味を整えたりと、大変だな・・・と・・・

と言う事で、鶏のラーメンの難しさを知った味かも。

でも、何回か食べる事で、病み付きになる味かもなって。
そういう意味では、ファーストインプレッションかも。

■まる玉
【住所】　東京都墨田区両国2-11-1
【電話】　070-5201-5690
【定休日】　日曜・祝日
【営業時間】 11：30～14：30／17：30～21：00
【アクセス】 JR総武線両国駅下車。

浅草橋寄り改札口を出たら、目の前の通りを左に行き、
突き当りの国道14号線を右折して、少し歩いた次の
路地の角にある。徒歩3分。