恐怖のネズミーランドの前に告知!
明日は待ちに待ったチキン五巻の発売日だぜ!
月刊チャンピオンも発売したばかりだし、あわせて是非手にしてくれい★
ちなみに俺は毎回営業先に行くたびに配っている。
知ってもらう事から始まるからな。
手渡された相手の社長はいつも困った顔をしてるけどな(笑)
しかし、中には気に入ってくれて小説のチキンのポスターを貼ってくれたりする会社もあってさ、一歩ずつ夢に向かって歩いているよ。
チキンを置いてくれているラーメン屋さん、車屋さん、なかには家の前の壁に貼ってくれた人もいた。
ありがとう。まじで。
そして、名前も顔もしらない多くの読者の人達に大感謝。
井口達也のことは知らなくてもいいからさ(笑)、チキンと、そしてこれから始まるアウトをよろしくな。
それにしても今月号のチャンピオン、やばかったなー。
そして、チキン五巻、これまたやばい。
コレクションしてなー★
あと、緊張しない方法を教えてってコメントがあったけど、そんなのは、無い(笑)
やりきった自信があっても緊張はするもんだ。
その緊張が楽しめるのも、その場所に挑戦しにいったからこそだろう。
素晴らしいことじゃん。
気合いだ。
ってことで、恐怖のネズミーランド、いってみよーぜ。
(初めての方はコチラ↓から)
チキン番外編①
ヒロシは無言で立っているだけだ。
俺は、口を開けば苛立ちが抑えられなくなってヒロシを殴ってしまいそうだった。
今日の喧嘩を今日の内に終わらせられなかったのはヒロシのせいではないのに、だ。
それ位今日は苛立ちしか残っていなかった。
ヒロシはわざとらしく音を立てて座った。
きっと俺に何か言って欲しいのだろう。
煙草に火をつけたヒロシはまだ一言も話さない。
俺はイヤラシ本をわざと大きな音を立てて閉じた。
バンという音に驚いて、ヒロシの肩はビクンとなり、俺を見た。
ヒロシは憎めない男だ。
俺はさらに、大袈裟に、そして素早く体を起こし、今にも飛び出しそうな勢いでベッドから片足を下ろした。
ヒロシからしたら、殴られると思ったのかもしれない。
案の定ヒロシは身をすくめた。
その様子がおかしくて、思わず笑ってしまった。
しかし、おかげで俺も少し落ち着いた。
「なぁにしに来たんだよ」
「…なんでもねーよ」
「じゃあ帰れよ」
「なぁ達也…」
「なんだよ」
「ナンパ、成功したのかよ」
喧嘩の話と思いきや、ナンパの話しだった。
やっつけてくると言いながら、見事に返り討ちにあった事を思い出した。
「あぁ!?」
俺は眉間にしわをよせてヒロシを睨んだ。
「わりぃわりぃ、失敗したって事か?」
ヒロシは俺の家にきて初めて笑った。
俺がナンパを失敗したと思ったのだろう。
「んな事言いにきたのかよ」
俺がそう言うと、ヒロシはまだ笑っていた。そして笑いながら、何気ない口調で聞いてきた。
「今日やりあった高校さ、大阪だよね」
「ああ」
「大阪かぁ。遠いな」
「ああ」
「どうすんの」
「何が」
「だからさ、どうすんのよ」
「おめーはどうしたいんだよ、ヒロシ」
するとヒロシは、へらへらした顔から、俺の部屋に入ってきた時の目になった。
言わなくても、ヒロシの目を見たらどうしたいかは分かった。
どちらかというとトラブルは避けて通りたいヒロシにしては珍しい決断だった。
「ヒロシよぉ、わりぃ。行くならお前一人で行けよ」
するとヒロシは煙草をむせた。
「い、いかねーの?」
~つづく~
井口達也
SNSも宜しくね
■井口ブログFACEBOOK
■井口ブログTwitter
夢の扉をぶち開けるのは、今年が勝負!
(-∀-管)
■スコップ団、団長ブログ~『天国にぶっ放せ。』
* 毎日1クリック1円、クリック募金で協力する
http://www.clickbokin.ekokoro.jp/139.html
あしなが育英会
http://www.ashinaga.org/
* 壁紙を買って災害募金
http://bokin.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
がんばっています東日本!
http://shinsai.yahoo.co.jp/listing/support_eastbiz/
* 被災者の皆様への応援メッセージを集めています
http://www.shomei.tv/project-1711.html
各企業・関係各所ご参考まで
http://www.ipodlover.jpn.org/donation_volunteer.html
* 東日本大震災、わたしたちにできることまとめ
http://greenz.jp/2011/03/12/jishin/
*クリック募金を広める