傷つくならば、それは「愛」ではない
チャック・スペザーノ (著) 大空 夢湧子 (翻訳) ヴォイス(出版社) ........................................................................................................................................................................................
お知り合いの女性は、 幼い頃からのモラハラ(言葉や態度等によって行われる精神的な暴力) によって、うつ病となりました。
その原因となっているお母さんと同居していることが、 好転するどころか日に日に悪化していることが問題として、 主治医である精神科の先生のご尽力によって、 シェルターに行かれました。
お母さんの理解を得ようと、 蔑まれても、毎日毎日、一生懸命に、頑張って来られたのですが、 頑張れば頑張るほど、傷つけられ苦しめられて来たのです。
精神的虐待を受け続けてこられたのですが、 そのことを認識出来ないのです。 親しい人だと思いますものね。
まさに、心の蟻地獄に陥ってしまっておられたのです。 蟻地獄は、動けば動くほど、深い谷底に沈んでしまうものなのです。
やさしい人ほど、繊細な人ほど、 この心の蟻地獄から逃れられないのです。
この方からしばらく連絡がなかったのですが、 ちょうどアジサイの咲いている頃にご連絡があって 私はそのことを知りました。
これは、まさに主治医の先生のご英断だと思います。 身内のことに踏み込むのは、 医師としても大変リスクのあることです。 それを乗り越えられたこの先生は、 とてもとても素晴らしい方だと思います。
その苦しみの原因を断ち切ることが必要だとわかっていても、 そこに踏み切ることには、 とてつもないエネルギーが必要となってくるものです。
ただ、やはり、 傷つくならば、それは「愛」ではない と思わずにはおれません。
※この本の内容ではなく、このフレーズを使わせて頂いたに過ぎません。
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【DVシェルター】
DVシェルターとは、DV(ドメスティックバイオレンス)またはGV(ジェンダーバイオレンス)に遭った被害者を、加害の原因たる配偶者等から隔離し、保護するための施設。
【あなたを苦しめる人のいいところを見てはなりません☆心の蟻地獄】
【心の波☆ちょっぴりよければそれでよし☆つらかった昨日より…】
【心の病弱な人は生きているだけで偉い】
【泣いてもいいのですよ☆雨のせいにして…】
【昨日も、悲しかったですね、笑顔なんて忘れちゃいましたね…】
【「明けない夜は無い」って言葉、キライなんですよね…】
【わからない人には、わからない☆あきらめることが自分を守る】
【人の心を殺しても罰せられないのですか?☆DV・パワハラ・セクハラ・モラハラ・いじめ】
【「人と人は、支え合って生きている」という嘘☆『人』という字】
【八方丸く、なんてありません…】