あなたの心と身体を傷付ける人の、 いいところを探してはなりません。 いいところを見てはなりません。
あなたにとって、悪い人は悪いのです。 あなたが悪いわけでは、決してないのです。 犯人は、そいつです。 多少の世話をしてくれていたって、 原因は、そいつです。 そいつが悪者です。 人間は、未熟ですから、完璧ではありません。 良いところ、悪いところ、両面あるのが人間です。 仮に性格などが100あるとします。 100すべて、いい人なんていませんし、 100すべて、悪い人ということもありません。 自分にとっては、99悪く、残る1だけであっても、 そこが素晴らしいと感じる人ならば、 人間関係を維持出来ます。 人間は、 100のうちのいくつ良いのか という基準で判断しているのではなく、 100のうちのそれぞれ個々の中身が、 自分にとってどうか、ということで、 人間関係を継続しているものです。 100のうち、よいところが99ある人であっても、 残る1がひどければ、その人を否定してしまうのです。 殺人鬼だって、いいところはあるかも知れません。 例えば、 動物には優しかったということや、 自分にとっては優しかった、 ということもあるでしょう。 しかし、 それをもってその人をすべて肯定は出来ないはずです。 繊細な人は、 他の人を否定出来ずに、自分を否定します。 自分の心と身体を傷付ける相手であっても、 「自分が悪いから…」と考えてしまいます。 でも、 「このままではいけない」と思います。 なんとか、それを改善しようと試みます。 自分を苦しめる人の、いいところを探そうとします。 そしてまた、傷付けられ苦しみます。 悪循環です。 これが、心の蟻地獄です。 |
母親らは、小学校4年生の女の子に
躾と称し、殴るけるの暴行を繰り返し、寒空の下、ベランダに閉め出し、眠らせないようにしていました。
そして、寒空のベランダで衰弱死です。
ですから、逃げることも出来ないのです。
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