水素っち「ついに販売が決まりましたね!トヨタの燃料電池車」
酸素っち「僕達が水になる化学反応を使ってるんだね。」
水素っち「排出するのもほとんど水だから、人体や環境には無害ってことだね。」
水素っち「燃料電池と一口で言っても、幾つか種類があるんだけど、一番簡単な例では、
タンクから僕が送り込まれ、電極に付着したら電子を渡す。
タンクから僕が送り込まれ、電極に付着したら電子を渡す。
イオン化した僕は固体高分子膜を通って酸素っちたちが流入された電極側へ移動、電子を受け取って酸素っちと手をつないで水になるってとこかな。
最初に電極に渡した電子は電流として流れてエネルギーとして使われる。」
銅っち「実にシンプルだどう。中学校でも、僕と塩素っちが一緒になった塩化銅水溶液に電流を流したら僕が陰極に析出する・・・なんて実験をやるどう。その逆反応だどう。」
酸素っち「そうそう。同じように水の電気分解って言って、電気を流して僕と水素っちを分離させる実験もするよね。そこで水上置換とか上方置換とか習うの。」
ジルコニウムっち「でも、そんなに簡単なら、どうして今まで実用化しなかったのさ?」
鉄わん「仲を取り持って、早く水になるように仕向けてくれるわけだわん。で、触媒に使われた元素っち自身は変化しないから、また触媒として働いてくれるんだわん。」
窒素っち「人間界の結婚相談所みたいだね!」
ゲルマニウムっち「水素っちや酸素っちじゃなくても、ほかに電気分解できそうな物質ならなんでもいいのでは?」
ナトリウムっち「何それ、ちょっと自慢だな」
水素っち「実はそうなの。僕は寂しがりやだから酸素っちがいると一緒に遊ぼうと手をつないで水ができる。
そのときに熱エネルギーが出るわけだけど、熱エネルギーを出してでも水になりたいってことは、僕はほんとに酸素っちと遊びたくてたまらないんだ。
クリプトンくん「ヒ素っちは怖いねえ。何事もない生活ってのも大事なわけだよ。」
スズにゃん「人間は技術をどんどん進歩させるから少し安心だにゃん。失敗もいっぱいするだろうけど、安全性も経済性もどんどん高まっていくのに期待するんだにゃん。」
水素っち「みんなありがとう、これからも燃料電池車の燃料として、人類の役に立つために、技術開発に協力するよ!」
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最初に電極に渡した電子は電流として流れてエネルギーとして使われる。」
銅っち「実にシンプルだどう。中学校でも、僕と塩素っちが一緒になった塩化銅水溶液に電流を流したら僕が陰極に析出する・・・なんて実験をやるどう。その逆反応だどう。」
酸素っち「そうそう。同じように水の電気分解って言って、電気を流して僕と水素っちを分離させる実験もするよね。そこで水上置換とか上方置換とか習うの。」
ジルコニウムっち「でも、そんなに簡単なら、どうして今まで実用化しなかったのさ?」
水素っち「簡単に言うと、僕たち元素っち同士が手をつなぎやすくなるように助けてくれる元素っちだよ。例えば、僕と酸素っちも出会ってすぐ水になるわけじゃなくて、恥ずかしがってなかなか相手と手を繋がない子もいるんだ。」
鉄わん「仲を取り持って、早く水になるように仕向けてくれるわけだわん。で、触媒に使われた元素っち自身は変化しないから、また触媒として働いてくれるんだわん。」
窒素っち「人間界の結婚相談所みたいだね!」
ゲルマニウムっち「水素っちや酸素っちじゃなくても、ほかに電気分解できそうな物質ならなんでもいいのでは?」
ナトリウムっち「何それ、ちょっと自慢だな」
水素っち「実はそうなの。僕は寂しがりやだから酸素っちがいると一緒に遊ぼうと手をつないで水ができる。
そのときに熱エネルギーが出るわけだけど、熱エネルギーを出してでも水になりたいってことは、僕はほんとに酸素っちと遊びたくてたまらないんだ。
地球の通常の温度だと、恥ずかしがってなかなか手を繋がないんだけど‥」
窒素っち「大気中には僕の次に酸素っちが多いわけだから、大気中に水素っちが漏れたら、熱源さえあれば、いたるところで酸素っちと反応して爆発しながら水を作るわけだね。」
水素っち「世に言う水素爆発ってヤツだね。
これがあるから、人間は僕が外に漏れることをとても嫌がるんだ。
あと、資源の面では、地球上では、僕は気体ではほとんど存在せず、水の状態で存在していて、もちろん、生き物の中にも高分子内に存在もしている。だから僕自身は大量にいるわけで燃料源には困らなそうなんだけど・・・。」
イットリウムっち「待って、もし、水素っちは水の状態が大好きってことは、水から水素っちと酸素っちを分離させること自体にもエネルギーがいるのでは??」
水素っち「そうなの。
現在は、石油を精製するときの副産物として僕が大量に発生するからそれを利用すればいいんだけど、今後は減っていく傾向になるし、
どうやって僕を単体で取り出すのかが大きな課題となるんだ。
燃料電池を搭載している車が事故を起こしても、僕が大気中に漏れないようにする密閉性の問題、
あとは気体状態では体積が大きくなってしまうから、僕を圧縮して保存するのにまたエネルギーが要る問題・・・。」
セレンちゃん「なるほどね。夢のエネルギー実用化といえども、まだまだ課題は山積みってことね。」
ガリウムっち「まあ、課題が全部解決するまで世に出せないというのも技術の発展を妨げる要因になるから、水素っちが漏れないような安全性だけは確実に確保すれば、あとの問題は実際に稼動させながら技術を高めて解決させるっていうこともあるよね。」
窒素っち「大気中には僕の次に酸素っちが多いわけだから、大気中に水素っちが漏れたら、熱源さえあれば、いたるところで酸素っちと反応して爆発しながら水を作るわけだね。」
水素っち「世に言う水素爆発ってヤツだね。
これがあるから、人間は僕が外に漏れることをとても嫌がるんだ。
あと、資源の面では、地球上では、僕は気体ではほとんど存在せず、水の状態で存在していて、もちろん、生き物の中にも高分子内に存在もしている。だから僕自身は大量にいるわけで燃料源には困らなそうなんだけど・・・。」
イットリウムっち「待って、もし、水素っちは水の状態が大好きってことは、水から水素っちと酸素っちを分離させること自体にもエネルギーがいるのでは??」
水素っち「そうなの。
現在は、石油を精製するときの副産物として僕が大量に発生するからそれを利用すればいいんだけど、今後は減っていく傾向になるし、
どうやって僕を単体で取り出すのかが大きな課題となるんだ。
燃料電池を搭載している車が事故を起こしても、僕が大気中に漏れないようにする密閉性の問題、
あとは気体状態では体積が大きくなってしまうから、僕を圧縮して保存するのにまたエネルギーが要る問題・・・。」
セレンちゃん「なるほどね。夢のエネルギー実用化といえども、まだまだ課題は山積みってことね。」
ガリウムっち「まあ、課題が全部解決するまで世に出せないというのも技術の発展を妨げる要因になるから、水素っちが漏れないような安全性だけは確実に確保すれば、あとの問題は実際に稼動させながら技術を高めて解決させるっていうこともあるよね。」
クリプトンくん「ヒ素っちは怖いねえ。何事もない生活ってのも大事なわけだよ。」
スズにゃん「人間は技術をどんどん進歩させるから少し安心だにゃん。失敗もいっぱいするだろうけど、安全性も経済性もどんどん高まっていくのに期待するんだにゃん。」
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