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↓前回の話はこちら。
その7 2日目その5 ~バチカンのサン・ピエトロ広場でカウントダウン~
↓最初から見るときは、こちらの「2007年12月 冬のイタリア縦断旅行」からどうぞ。
過去記事インデックス1 (旅行記)
2008年元旦の朝です。
冬のヨーロッパにしてはまあまあの天気です。
ホテルの食堂からは、バチカンのサンピエトロ大聖堂を眺めることが出来ました。
朝食を取った後、荷物をまとめてチェックアウトします。
本日は元旦の早朝ですが、これからイタリア国鉄の特急(ユーロスター)に乗って、フィレンツェに移動します。
イタリア国鉄の特急券は、日本にいたときに既に予約をしていました。
イタリア国鉄は、結構早い段階からインターネット予約のシステムを構築しており、2007年時点で事前割引制度もありました。
しかしながら、その割引制度も2~3年ごとに変更されていますので、今予約を行おうと思っている方がいましたら、最新の情報を確認することをお勧めします。
イタリア国鉄の割引制度の主な変遷は以下の通りです。
1.AMICA(アミーカ):事前に予約を行うと一律20%の割引。
2.meno15、meno30 :事前に予約を行うと15%の割引、または30%の割引
3.MINI(ミニ) :事前に予約を行うと、列車や区間によって適用される割引率も様々です。(70%offから20%offくらいまで)
現在、イタリア国鉄では、3.のMINI(ミニ)が適用されています。
イタリア国鉄の予約についてはこちらも参考にしてください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
・「MINI」「Same-day return offer」イタリア国鉄の新しい割引運賃
・ユーザーIDとパスワードの登録方法
・オンラインでの予約の方法
・オンラインでオーダーをキャンセルする方法
・メールで届かなかったPDFチケットを印刷する方法
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ホテルからタクシーで乗り、30分ほどでローマ・テルミニ駅に到着です。
予約した列車は朝9時ごろのユーロスターです。
一等車を予約していましたので、座席の配置は1-2の3節になっています。
定時となり、出発です。
さすが、ローマ。
線路沿いにも遺跡があるのですね。
この当時のユーロスターの一等車は、無料のドリンクサービスと軽食の提供がありました。
元旦の朝と言うこともあり、乗車率は2割程度…。ガラガラでした。
2時間ほどでフィレンツェに到着。
一旦、宿泊予定のホテルに行きスーツケースを預けてから駅に戻ります。
これから先は、普通列車でピサまで向かいます。
ピサまでのキップは、自動販売機で購入します。
尚、普通車に乗るときは、忘れないで刻印をするようにします。
(これを忘れると不正乗車扱いになることもあります。)
ピサ行きの電車は、フィレンツェ駅のはずれのプラットフォームから出発します。
フィレンツェからピサ行きの電車の様子です。
(あやあや妻の顔が写りこんでいたので、部分的にモザイクをかけています。)
一時間程乗ったでしょうか。
ピサ駅に到着です。
ピサ駅からピサの斜塔まではバスが出ていますが、このときは予約の時間まで余裕があったので歩いて行くとこにしました。
途中、細い路地に入ると商店街があります。
この日は元旦でしたので、残念ながら8割程度のお店が閉まっていました。
途中、大きな川を渡ります。
この地点で大体半分位の距離です。
さらに進むと、古いレンガ造りの建築物が見えました。
そして、彼方に見えてきました。
ピサの斜塔…。
(続く)
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