妊婦さんは、お腹が張る原因を考えてみよう①

妊婦さんのお腹が張る原因②冷えてませんか?


つづいております

妊婦さんのお腹が張る原因

単なる筋力不足だったりします

大きくなるお腹は、骨盤底筋で下から支え、骨盤内の筋肉で補強します

ここの筋肉で支えられないと、重みはどんどん下のほうにかかり

お腹はつっぱります

これが、お腹の張り


羊水と合わせれば、妊娠後期には軽く5kgくらいのものを支えなくてはいけないわけです

5kgを支え続ける筋力、ありますか?

「なんか、お腹下のほうにない?」とか言われる方は、筋力がないことが多いです

といっても、はじめから5kgなわけではないですから、だんだんと筋力を鍛えていけばいいわけですが

え?つわりが終わったら切迫で安静指示されたので、筋力とか鍛えられませーん?

そういう方、多いのです


だけど、横になっていても、お尻の穴に力を入れるくらいはできますね


肛門をぎゅっと締めたり緩めたり、膣を閉めたり緩めたり

これは、ほんとに外側に近い筋肉に効きます


運動としてもっと効果的なのは、肛門よりもっと上の直腸あたりのところ

つまり、肛門から腰の方にかけてのちょっと深いお尻の穴

ここに、ゆっくりふんわり力を入れます

そうすると、骨盤の中の大きな筋肉に伝わります

ここは、赤ちゃんを支えるにも、子宮をあっためるにも大事な筋肉です

ここを意識したことがない人は、感覚が育っていないので、はじめはよく分からないかもしれませんが、

何回か繰り返してみてください

だんだんと感覚が目覚めてきます


これは、腰の後ろ側の筋肉を使うことになりますが

今度は、お腹の前のほうの重要な筋肉


これは、お腹を支えると同時に、息を深く吐くときに使う筋肉でもあります

そして、排便のときに押し出す筋肉でもあり、お産で「いきんで!」と言われたときに力を入れる筋肉でもあります

さらに、産後ぽっこりお腹にならないためには、ここの筋肉が必要です


なので、妊婦さんがここを鍛えておくのはとっても大事な感じしますよね


寝たままでもできること、それは深呼吸

身体の中の空気を全て吐きります

お腹のほうの空気もですよ、そうしようと思ったら、おへその下の広い部分に力が入りますね

その筋肉が大事なのです

空気を全部吐ききったら、自然に新しい空気が入ってきます

大事なのは、吐くを意識すること

深呼吸をすると、赤ちゃんに酸素をたくさん送れますし、身体はよりあたたかくなります

自律神経も整う(副交感神経が優位になる)ので、落ち着くし、よく眠れるようになり、身体もほぐれます

妊婦さんにとっては、ほんとに一石何鳥にもなる深呼吸

ぜひ意識してやってみてくださいね

え?お腹の赤ちゃんがつぶれそう??

つぶれませんから!大丈夫です!
赤ちゃんをマッサージするような気分で、声をかけながら深呼吸してくださいね





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