皆さま、おばんです！
すっご～く、今更な感じではありますが、
本日、平成27年５月末に内陸移転したばかりの
仙石線・野蒜（のびる）駅に行ってきました。
野蒜駅は昭和３年に開業した駅で
元々は野蒜海岸に近い場所にあったのですが、
６年前に発生した東日本大震災による津波で被災。
（震災前の野蒜駅の様子もチェックくださいね）
復旧し際し、被災した区間（陸前大塚駅-陸前小野駅間6，4キロ）は
約500メートルほど内陸側に移転されることになり、
野蒜駅も、新たに造成された高台に移設されたのです。
そんな野蒜駅に、移設直後の一昨年６月に訪れたのですが…
この時は駅前広場がまだ完成しておらず、
駅舎も半分がフェンスで囲まれてる状況。
どうしても野蒜駅の全景が撮りたくて、
本日、万を期して野蒜駅に行ってきたのですよ。
構内の写真は一昨年６月に撮影したモノばかりですが、
新しくなった野蒜駅の様子、ぜひ見てくだされ。
まずはエントランスから。
新駅舎も旧駅舎同様に地上駅で、自動券売機や改札口は１階に集約されてます。
業務委託駅ですので、入場の際は入場券を購入くださいね。
駅舎とホームは跨線橋で結ばれていて、もちろんバリアフリー対応です。
新駅開業とともに開通した仙石東北ラインの緑青のサインが目新しいかな？
階段を上がってホームへ。
こちらも旧駅同様の、列車交換が可能な島式ホーム１面２線構造でした。
ホームに注目！
先にも書きましたが、仙石線の全線復旧に合わせて仙石東北ラインが開通、
４ドア車（仙石線）と３ドア車（仙石東北ライン）の両列車が停車するために
ホームの乗り場案内がとても賑やかな状況でしたの。
ちなみにこの島式ホーム、どちらが何線という区分は無くて、
仙石線・仙石東北ラインの両列車が供用してました。
それにしても、ハイブリッド車とはいえ、
まさか仙石線に気動車が定期運行される時代がくるとは…
野蒜駅と仙台駅を最短で結ぶ列車の所要時間は34分。
野蒜でまったり暮らして日中は仙台市内で仕事をする、
全然ありな話だと思いません？
ホームから、旧線時代の野蒜駅の駅舎が見えました。
こちらは１階にファミリーマート東松島野蒜駅店と、
２階部分とプラットホームが
震災メモリアルパークの「震災伝承館」に変った模様です。
こちらも近々見に行かなきゃ！
…って何で今日スルーしちゃったのよ、自分？
…以上が、一昨年６月にチェックした新野蒜駅の様子でした。
そしてここからが本日の話。
以前の野蒜地区にお住まいの方が、新しくなった野蒜駅を利用する場合に、
駅前に直接入ることが出来ない（遠回り必至）ので
すごい不便さを感じていたのですが、
ここを結ぶ自由通路が駅前に完成したようです！
東松島の住民でもないくせに、嬉しくて、自由通路を駆け抜けてみました！
おっ、意外に奥深くて薄暗い。
そして通路が異常に長い（深いので当然ですね）。
その通路を抜けると…
広い公園に出ました！
ここ、大きなロータリーがありますので、
野蒜駅のもうひとつの駅前広場（東口広場？）として整備されたのでしょう。
ここからも旧野蒜駅が見えましたよ。
地上からだと見えない海も、ここからだとバッチリですね。
自由通路から野蒜駅を見る。
この自由通路ももちろんバリアフリー対策が施されてます。
空を見るとブルーインパルスが訓練飛行中。
野蒜駅周辺は空も地上も賑やかでいいっすね。
駅前には観光物産交流センターも完成しましたし、
見どころの多い、高台に移転したばかりの野蒜駅でした。
でもやっぱり、見ていて一番楽しかったのは…
仙石線と仙石東北ラインが行き交うホームの様子だったかな？
仙台駅
榴ヶ岡駅
陸前原ノ町駅
多賀城駅（平成２１年１１月７日） ・新駅舎（平成２５年１１月１７日）
陸前富山駅（平成２１年８月１６日） ・新駅舎（平成２７年６月２９日）
陸前大塚駅（平成２１年８月１６日） ・新駅舎（平成２７年６月２９日）
東名駅（平成２１年８月１６日） ・新駅（平成２７年６月２９日）
野蒜駅（平成２１年９月２０日） ・新駅（平成２７年６月２９日）
陸前小野駅（平成２１年９月２０日） ・新駅舎（平成２４年４月２９日）
陸前山下駅（平成２１年９月２０日） ・新駅舎（平成２４年４月２９日）
↓（石巻駅方面）
