【帚木65-③】「ね」の文法的説明☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木65-③】「ね」の文法的説明☆

こんばんはラブラブあいです。

 

ちょっと今日最後の更新遅くなっちゃいましたぁ^^;

 

↓今日の古文単語はこちら↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■【さて】…ところで

■【世にあり】…この世に生きている

※【世(よ)】…世間

■【ず】…打消の助動詞「ず」の連用形

■【あばる(荒る)】…荒れている

■【たら】…存続の助動詞「たり」の未然形

■【む】…婉曲の助動詞「む」の連体形

■【葎の門】…草の生い茂った荒れ果てた家

※【葎(むぐら)】…ツル草の総称

※【門(かど)】…家の門、ここでは家のこと

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

今日は、「ね」の文法的説明についてです☆

ーーーーーーーーーーーーーーー


センター問2において、助動詞の文法的説明が出題されることがあります。


 

なにがしが及ぶべきほどならば、…

     ↑

この「ね」の文法的説明として、正しいものを選べ。

 

1.完了の助動詞「ぬ」の已然形

2.完了の助動詞「ぬ」の命令形

3.打消の助動詞「ず」の已然形

4.打消の助動詞「ず」の命令形


 

完了: な / に / ぬ / ぬる / ぬれ /

打消: ず・ざら / ず・ざり / ず / ぬ・ざる / ・ざれ / ざれ

 


訳出したら、「ないので」って訳すクセに、


こういう式別問題(ほとんどが組み合わせ)が出てきた時、

最近覚えた、「な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね」に引かれてしまったりしませんかぁ?

(;゚;∀;゚;)


 

「已然形+ば」は、分かりやすいですけど、

係り結びの法則などで、文末に「ね」がある時なんかは、

引っかかりやすいです。


 

22年度入試は、品詞分解のみの出題でしたが、

20年度入試は、文法的意味が出ました。


 

21年度入試の敬語の識別のように、

かなり詳しい説明が出題される場合もあります。


 

上の答えは、です。


 

こういうカンタンな問題で、確実に得点できるよう、

今日の問題を間違えたあなたは、

この年末に、きっちり復習しておいてくださいね♪

(o^-')b

 

ーーーーーーーーーーーーーー

今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、イラスト訳や他の重要語句を復習してね♪

    ↓

【今日の源氏物語】

「…なにがしが及ぶべきほどならねば、上が上はうちおきはべりぬ。…」
・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

【帚木65-①】イラスト訳

【帚木65-②】イラスト解釈

ーーーーーーーーーーーーーー

 

重要古語一覧

なにがし

べし①  べし②  べし③

ほど(程)

ば(接続助詞)

はべり

ぬ(助動詞)  ぬ(識別)

ーーーーーーーーーーーーーーー

あいでしたラブラブ

今日もご愛読ありがとうございました(●´エ`●)ノノ