【帚木65-①】さて、世にありと人に知られず…
【古文】
「さて、世にありと人に知られず、さびしくあばれたらむ葎の門に、…」
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世にありと人に知られず、
訳)この世にいると人に知られず、
さびしくあばれたらむ 葎の門に、
【古文】
「さて、世にありと人に知られず、さびしくあばれたらむ 葎の門に、…」
【訳】
「…ところで、この世にいると人に知られず、寂しく荒れたような 草深い荒れ果てた家に、…」
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■【さて】
■【世にあり】
※【世(よ)】
■【ず(連用形)】
■【あばれ(あばる→荒る)】
■【たら(たり)】
■【む(婉曲)】
■【葎の門】
※【葎(むぐら)】
※【門(かど)】
☆重要古語一覧 ☆
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