こんにちは、常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。
常磐津ってどんなのもの?
一言でまとめてください、とリクエストされたときにご回答しているのは
「江戸歌舞伎と一緒に発展してきた浄瑠璃音楽の一つですよ」というご説明です。
浄瑠璃音楽ってどんなもの?
三味線音楽のジャンル分けとしては「唄もの」と「語りもの)」とに分ける考え方があります。
常磐津は「語りもの」⇒「浄瑠璃系統」の音楽に分類されます。
セリフ・語り・唄によって成り立っているのが特徴です。
ミュージカルみたいな感じの構成、といったら想像しやすいでしょうか。
ミュージカルってセリフがあったり歌があったり、ダンスや芝居があったり、いろいろな要素が一つの演目の中にバラエティ豊かに詰まっています。
その中の音楽的な要素をとりだしたようなかんじです。

常磐津を聴ける場所はどこ?
一般の方がおそらく最も気軽に行きやすいのは歌舞伎。
歌舞伎では、いろいろなジャンルの三味線音楽が使われています。
いつも同じジャンルの三味線音楽がひたすら流れているわけではなく。
歌舞伎にいったら「常磐津が使われていることも」あります。
歌舞伎のチラシに注目してみると。
「その月に何をやるか」書いてある下に「〇○連中」と記載されていることがあります。
「常磐津連中」と記載されていたら、その部分では常磐津が聴けるんだ!ってわかります。
常磐津は歌舞伎のみにとどまらず。
日本舞踊の会や演奏会などでも聴くことができますよ。

常磐津は、江戸で流行した音楽だったのです
常磐津は、江戸で流行った音楽です。
江戸の町内には各町内に一人は常磐津の師匠がいる、という風に。
たくさんお師匠さんもいらしたのだそうです。
江戸時代、三味線の女師匠は女性の仕事の一つだったと。
謎解き!江戸のススメというテレビ番組に出演させていただいたときに改めて教えていただきました。
江戸時代から続いているお仕事をしているんだ~!と実感。
感慨深かったです。

江戸時代だけではなく、今でも楽しまれています
常磐津は、曲の内容・テーマも多岐にわたっています。
当時の人々に親しまれた音楽だったこともあり。
うきうきしたお祭りの曲、合戦の曲、恋に一途な女性の曲…。
江戸の人々の生活や、体温がつたわってくるような音楽です。
現代に生きながら、江戸の庶民の気持ちや感情を味わえるのが、常磐津の魅力、とわたくし自身は感じています。
銀座の三味線教室!初心者ができる常磐津三味線レッスン常磐津齋櫻(ときわずさいおう)三味線教室
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