ひとりぼっちのウォークマン -9ページ目

エドガー・ドガ「踊り子たち、ピンクと緑」

印象派の中にあって「踊り子の画家」

 

と呼ばれたドガを取り上げる。

 

 

この絵は、本番を前に出番を待っている情景を

 

描いた「踊り子たち、ピンクと緑」である。

 

 

柔らかいパステルカラーに包まれたような

 

優しい絵だ。

 

 

踊り子の衣装はピンクと緑で、

 

なんて素敵なのだろう。

 

 

特にスカートの柔らかく繊細な質感は、

 

見事なまでに描かれている。

 

 

これは油彩ではなくパステルを使ったようだが、

 

パステルだからこそ、

 

出せる質感なのかもしれない。

 

 

ドガの踊り子は白い衣装のものがほとんどだが、

 

この様に「ピンクと緑」の衣装は珍しい。

 

 

ドガがよほど気に入った

 

色の組み合わせなのかもしれない。

 

 

そしてこの場面は、出番を待つ舞台裏。

 

 

トウシューズを立てて、

 

舞台の袖から身を乗り出して

 

今か、今かと、待っているのか、

 

 

また、右端にいる踊り子に手で制止され、

 

「静かに!」と注意を受けているのか、

 

 

いろいろと想像できる。

 

 

それにしても、踊り子たちの

 

腕や背中の筋肉は素晴らしい。

 

 

日頃の厳しい練習の積み重ねで、

 

ここまで、鍛え上げられたのだろう。

 

 

ドガがバレエの一場面を

 

このように描いてくれたことで、

 

とても興味深く眺められる絵だ。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマンの」の旅は、

 

 

あまり見たことのない、

 

このバレエ本番前の舞台裏へ・・・・・

 

 

 

 

 

モネ「ジヴェルニーのモネの庭の小道」 

これは本当に絵なのだろうか、

 

ワァッと、感嘆のため息が出てしまう。

 

 

でも、これは絵画。

 

 

とても腕のいいカメラマンが、

 

精度の高いカメラで撮った写真のような・・・・・

 

見事な絵だ。

 

 

これはモネが描いた

 

「ジヴェルニーのモネの庭の小道」なのだ。

 

 

 

奥に見える白い家が、

 

ジヴェルニ―のモネの家のようだ。

 

 

モネはこんな素敵なところに住んでいたのだ。

 

 

この小道の両脇には、

 

好きな花を植えたのだろう。

 

 

紫、オレンジ、赤、白、などの花が咲き乱れている。

 

 

そして、何より光を感じる。

 

 

陽の光が木々の間から漏れて、

 

この小道を照らしている。

 

 

明るいところと暗いところの陰影が作る

 

自然の模様が面白い。

 

 

この小道は睡蓮の池の方へと通じている。

 

モネが何度通ったことか。

 

 

モネの絵を観ていると、

 

季節や時間の変化とともに

 

変わっていく自然の姿を見逃すまいと、

 

 

一生懸命にキャンバスに向かっている姿が

 

浮かんでくる。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマンの」の旅は、

 

このモネの庭の小道へ・・・・・

 

 

 

 


 

モネ「ポプラ並木、夕日」


モネは1891年の春から秋にかけて、

 

精力的に「ポプラ並木」の連作に取り組んだ。

 

 

その場所はジヴェルニーの自宅近くの

 

エプト川沿いの景色で、

 

一気に23点も描いたとか、

 

この場所がよほどお気に入りだったようだ。

 

 

この絵はその中の一枚

 

「ポプラ並木、夕日」である。 

       

         

 

夕日というが、空は美しい青色、

 

 

赤みがかった雲が、

 

青地に描かれた模様のように

 

点々と浮かんでいる。

 

 

ポプラ並木はエプト川に沿うように、

 

緩やかなカーブを描いて並んでいる。

 

 

ポプラ並木と川べりは、夕日の影になり、

 

ほぼ黒に近く描かれているが、

 

 

ポプラ並木の隙間と、川面と空が

 

それに反比例するかのように

 

とても明るさを出している。

 

 

モネならではの光の陰影の描き方

 

なのかもしれない。

 

 

また、エプト川の透明度はかなりの高さなのだろう。

 

ポプラ並木が見事に映しだされている。

 

 

そして、なんといってもこの空だ。

 

青く、高く、澄みわたっている

 

 

私は、たくさんある「ポプラ並木」の連作の中でも

 

 

この連日の暑さに、

 

一時の爽やかさを与えてくれる

 

この絵が一番気に入っている。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマンの」の旅は、


この夕日に照らされたポプラ並木を見に・・・・・

 

 

 

 

 

ゴッホ「蝶とけし」

ゴッホと言えば日本好みで有名だが、

 

こういう絵もあった。

 

 

なんと可愛らしい絵なのだろう。

 

 

この絵はゴッホの描いた「蝶とけし」である。

 

 

 

もっと奥の方には

 

たくさんの花が咲いていたのだろうに、

 

大きな花は2輪しか描かれていない。

 

 

でも、グニャグニャと入り組んだ茎や葉の動きが、

 

力強い生命力を感じさせる。

 

 

そしてその色も、

 

緑色のクラディーションであらわされ、

 

何ともいえない深みを与えている。

 

 

ゴッホは、花よりも

 

この茎や葉に魅せられたのかもしれない。

 

 

そして2羽のモンシロチョウが戯れている。

 

グニャグニャとした

 

茎や葉の間を飛び回っているのか、

 

その白い可愛い姿が、とてもけなげだ。

 

 

ゴッホがこの絵を描いたのは、

 

大分、心が病んでいた時期だったことなど、

 

色々なことを想像しながら、観てしまう。

 

 

それは、私の深読みかもしれないが・・・・・。

 

 

また、この絵は

 

日本画のような雰囲気をかもし出している。

 

 

それはなぜなのか?

 

 

考えてみると、

 

「花と蝶」の組み合わせからかもしれない。

 

 

これは日本人に

 

なじみのある組み合わせなのだ。

 

 

ゴッホが、ここまで日本を愛してくれていた

 

と思うと嬉しくなる。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

このけしの花の咲く庭に・・・・・

 

 

 

 

 

ゴッホ「ポプラ林の中の二人」


ここはフランスのオーヴェール・シュル・オワーズ。

 

 

この絵はポプラの林を散策する男女を描いた

 

「ポプラ林の中の二人」である。

 

 

ゴッホが亡くなる1ヵ月前に描いたという。

 

 

 

季節はいつだろう。

 

 

ポプラの下には、白や黄色の草花が

 

うっそうと咲き乱れている。

 

 

たくさんのポプラの幹は、

 

縦に並んだ薄い紫色だが、

 

どんな色の葉をつけているのか、

 

 

もう枯れてしまっているのか、

 

それとも、まだ緑の葉をつけているのか、

 

とても静かな場所のようだ。

 

 

ここで気になるのはゴッホが亡くなる

 

1か月前に描いたということだ。

 

 

その時のゴッホの体は元気だったのか、

 

何か大きな悩みを抱えて落ち込んでいたのか、

 

 

そして、どんな心境で

 

この場に立ったのだろう。

 

 

さて、ここに立つ二人だが、

 

ポプラの林の中を、腕を組み、

 

寄り添って歩いている。

 

 

いったい、どんな話しているのだろう。

 

 

いや、話は無い、

 

きっと無言だ、

 

 

素敵な男女だから、

 

ロマンティックなことを

 

想像しない訳でもないが、

 

 

この二人は少し違うような気もする。

 

 

いろいろなことを想像してしまう。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

このポプラの林の中へ・・・・・

 

 

 

 

 

ゴッホ「タラスコンの乗合馬車」


今回はフィンセント・ファン・ゴッホを取り上げる。

 

 

ゴッホは1888年、パリを離れ、

 

南仏アルルへと向った。

 

 

アルルの少し北にある小さな街タラスコンを

 

訪れた時、描いたのが、

 

この「タラスコンの乗合馬車」である。

 

 

 

二台の乗合馬車がくっきりとした線で

 

描かれている。

 

 

南仏の強い光の下で、とても印象的だ。

 

 

どんなお客が乗るのだろう。

 

乗り込むお客を一目見たい気持ちになる。

 

 

馬車の奥の建物は宿屋のようだ。

 

ゴッホはその中庭からこの馬車を見ている。

 

 

真っ青な空、

 

黄土色の壁、

 

その中の緑色の鎧戸付きの窓。

 

 

中庭の白い砂、

 

そして真ん中に馬車の赤、

 

 

鮮明なコントラストだ。

 

 

この強い光だからこそ、いっそう感じる。

 

 

そして、馬車の下には薄い紫色が・・・・・

 

これは馬車の影だろう。

 

白い砂の中で、薄紫色の影が涼しげで心地いい。

 

 

この可愛い乗合馬車も

 

近代化の波で、そろそろ終わり・・・・・

 

という時期だったのかもしれない。

 

 

ゴッホはこの馬車を

 

名残惜しむ気持ちもあったのだろう。

 

 

もし、今、この馬車が南仏を走っていたら

 

どんなにか楽しいだろうに。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

タラスコンの乗合馬車に・・・・・

 

 

 

 

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ハーバート・ドレイパー「オデュッセウスとセイレーン」

前回の「セイレーンを探しに・・・」の旅だが、

 

 

旅先ではいろいろな人に出会い、話を聞き、

 

情報を得ることができた。

 

 

セイレーンとは、なんと恐ろしいことに、

 

航行中の乗組員を美しい歌声で呼び寄せ

 

遭難させる海の怪物だということだった。

 

 

そこで、この絵、

 

ハーバート・ジェイムズ・ドレイパーの描いた

 

「オデュッセウスとセイレーン」を見せられた。

 

 

 

船の上で何が起こっているのだろう。

 

 

肌も露わな美しい女性が3人、

 

そして、恐れおののく男たち。

 

 

空の色からして明け方なのだろうか。

 

セイレーンの突然の襲撃によって、空気は変わった。

 

 

荒れた海、うねる波、

 

帆は風を一杯にはらんで、はためいている。

 

 

船の上には、裸の女性が乗り込んできた

 

女性たちはそれぞれに薄い布を、海藻を、

 

そして魚のウロコの姿で現れた。

 

 

これがまさにセイレーンなのだ。

 

 

こんな美しい怪物がいるだろうか?

 

 

話を前に戻すと、

 

前回キルケーと別れをつげたオデュッセウス一行は、

 

セイレーンの出現すると思われる

 

アンテモエッサ島に近づいた時、

 

 

キルケーの忠告通り、対応策を実行した。

 

 

乗組員は全員が蜜蝋の耳栓をして、

 

美声を聞こえないようにしたのだ。

 

 

しかし、勇者オデュッセウスは、

 

その美声を聞きたいがために、

 

彼だけ耳栓を拒んだのだ。

 

 

その代わりに、彼の身体はマストに縛りつけられた。

 

 

つまり、彼が美声に反応したら

 

セイレーンの影響を受けたことになる。

 

 

アンテモエッサ島に近づくと、

 

 

この絵のように、セイレーンが現れ

 

口を大きくあけ、美声で歌いながら近寄ってきた。

 

 

船べりによじのぼる彼女たちの姿は

 

なんと艶めかしいのだろう。

 

 

美しい歌声は船上の人を魅了する。

 

 

耳栓をしなかったオデュッセウスは、

 

この魅力に憑りつかれ狂乱し、

 

海へ飛びこもうと身をもがくのだった。

 

 

やがて、船が島から遠ざかると、

 

彼も反応しなくなり、静かになった。

 

 

セイレーンの歌声が聞こえなくなっていたのだ。

 

そして、無事にこの魔の海域を突破できたのだった。

 

 

そういえば、お馴染みのスターバックスの

 

ロゴマークはセイレーンだとか。

 

 

今晩の  

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

覚悟を決めてセイレーンに逢いに・・・・・

 

 

 

 

 

ウォーターハウス「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー」

今回はイギリスの画家で、

 

神話や文学作品に登場する女性を描くことで

 

知られているジョン・ウィリアム・ウォーターハウス

 

を取り上げる。

 

 

この絵はギリシャ神話の一場面で、

 

「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー 」である。

 

 

 

女性が獅子の玉座に座り、右手に杯を持ち、

 

左手には杖をもっているようだが、

 

何と勇ましい姿なのだろう。

 

 

そして、身に付けているものは

 

なんと大胆に、

 

透き通った、頼りない薄い洋服だ。

 

 

そして偉そうなこの態度。

 

 

この女性は男を酒杯で歓迎すると見せかけ、

 

魔術で動物に変えてしまう恐ろしい魔女なのだ。

 

 

その美貌と右手の酒杯は

 

男たちを油断させるためのものだった。

 

 

さて、この物語の

 

 

女性キルケーは

 

アイエイア島に流れ着いた

 

オデュッセウスと船の乗組員を祝宴に招待し、

 

ワインをふるまった。

 

 

それを飲んだ乗組員達は

 

なんと、ブタに変身させられてしまったのだ。

 

 

このワインには人間を動物に変身させてしまう

 

妖薬が入っていたのだ。

 

 

可哀相にブタに変身させられた乗組員が

 

キルケ―の足元にいる。

 

 

ところが、オデュッセウスは、

 

動物にならずに済んだのだ。

 

 

なぜなら、事前にエルメス(ギリシャの神)から

 

キルケーの妖薬から身を守る薬を貰っていたからだ。

 

 

オデュッセウスは、

 

キルケーの後の鏡にちゃんと映っている。

 

 

立場が逆転して勇者オデュッセウスが、

 

今度は剣を抜いてキルケ-を脅すと、

 

 

キルケーは許しを乞い、

 

乗組員の魔術を解き、人間に戻した。

 

 

さて、キルケーとオデュッセウスは

 

その後どうなったのか・・・・・。

 

 

二人は愛し合い生活を共にしていたが、

 

乗組員からの忠告もあり

 

1年で分かれることになったという。

 

 

オデュッセウスは島を去る時に、

 

キルケーから、いわれた。

 

 

「セイレーンには気をつけなさい」 と。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

セイレーンを探しに・・・・・

 

 

 

 

 

ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」

今回はフランスのポール・ドラローシュを取り上げる。

 

 

あの夏目漱石がロンドン留学中、

 

とても衝撃を受けた絵だったようだ。

 

 

なぜなら、彼の作品『倫敦(ろんどん)塔』の中にも

 

取り上げられているから。

 

 

この絵はイギリス初代王女ジェーン・グレイが

 

処刑されようとしている光景を描いた

 

「レディ ・ジェーン ・グレイの処刑」である。

 

 

 

なんと恐ろしい絵なのだろう。

 

 

これから何を始めようというのだ。

 

 

若く美しい王女が目隠しをされ

 

断頭台の前に導かれている。

 

 

右には斧を持った男が・・・・・

 

 

この絵の背景を調べてみると、

 

この王女ジェーン・グレイは、

 

この時16歳だった。

 

 

ヘンリー8世の親族として生まれたばかりに

 

政争に巻き込まれてしまった。

 

 

それは王女になって、わずか9日後の出来事、

 

理由も分からないうちに

 

その座から引きずり降ろされてしまったのだ。

 

 

そして反逆者として夫と共にこのようなことに。

 

 

なんと恐ろしいことだ。

 

 

16歳でこのような残酷な形で

 

生涯を閉じなければいけないなんて・・・・・

 

 

この悲劇のジェーン・グレイは

 

「9日間の女王」と呼ばれている。

 

 

ジェーン・グレイは王家の血筋に生まれ、

 

その麗しさと聡明さは

 

イングランド随一といわれていた。

 

 

しかし、イギリスでは古来から、彼女のことを

 

「クイーン・ジェーン」 (ジェーン女王)とは呼ばずに

 

「レディー・ジェーン・グレイ」 (ジェーン・グレイ令嬢)

 

と呼んできたという。 

 

 

こんな可哀相なことがあるだろうか。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は  

 

夏目漱石が衝撃を受けた倫敦塔へ・・・・・

 

 

 

 

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ベラスケス「アラクネの寓話(織女たち)」 

前回の作品に続きベラスケスを取り上げる。

 

 

この絵は彼の最後の作品で、

 

「アラクネの寓話(織女たち)」である。

 

 

 

ベラスケスはとても意味深な絵を描くが、

 

今回の絵もなかなか難解なようだ。

 

 

でも、少しづつ見ていこう。

 

 

この絵は2つの場面から構成されているようだ。

 

 

先ず、前面の場面では、

 

スポットライトを当てられように

 

右側の白いブラウスの女性が目立っている。

 

 

濃い緑色のスカートから足が見えるが、

 

力を入れてリズミカルに糸を紡いでいるようだ。

 

 

指先まで力が入り熟練された織女のように見える。

 

 

次に目立つのは

 

左側の白い布で頭を覆った年配の女性だ。

 

 

糸車を回しているようだが、まさに今、

 

グルグルと回っているかのように描かれている。

 

 

そして奥の場面では、何かが行われている。

 

 

実は2枚の絵が

 

タペストリーの中に合成されて入っているのだ。

 

 

この2枚の絵はとても有名だが、

 

何だと思いますか?

 

 

そうです、1枚はティツィアーノの「エウロパの略奪」、

 

もう1枚は、ルーベンスの「パラスとアラクネ」なのです。

 

 

ベラスケスはティツィアーノとルーベンスを、

 

とても崇拝していたとは聞いていたが、

 

 

この様に自分の絵の中に取り込んでしまうとは・・・・・

 

驚き。

 

 

タペストリーを見つめている3人の女性も気になる。

 

 

一人はチェロを持っている、もしかすると音楽の精霊?

 

となると、他の二人も芸術の精霊かもしれない。

 

 

この精霊は女神パラスの使いであることから、

 

ギリシャ神話の「パラスとアラクネの戦い」が

 

想像される。

 

 

すると、前面の二人の女性は

 

女神パラスとアラクネということになり、

 

 

まさに、これから「パラスとアラクネの戦い」が

 

始まるところなのかもしれない。

 

 

ますます、興味がそそられる。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は 

 

この戦いを見届けに・・・・・