ゴッホ「タラスコンの乗合馬車」 | ひとりぼっちのウォークマン

ゴッホ「タラスコンの乗合馬車」


今回はフィンセント・ファン・ゴッホを取り上げる。

 

 

ゴッホは1888年、パリを離れ、

 

南仏アルルへと向った。

 

 

アルルの少し北にある小さな街タラスコンを

 

訪れた時、描いたのが、

 

この「タラスコンの乗合馬車」である。

 

 

 

二台の乗合馬車がくっきりとした線で

 

描かれている。

 

 

南仏の強い光の下で、とても印象的だ。

 

 

どんなお客が乗るのだろう。

 

乗り込むお客を一目見たい気持ちになる。

 

 

馬車の奥の建物は宿屋のようだ。

 

ゴッホはその中庭からこの馬車を見ている。

 

 

真っ青な空、

 

黄土色の壁、

 

その中の緑色の鎧戸付きの窓。

 

 

中庭の白い砂、

 

そして真ん中に馬車の赤、

 

 

鮮明なコントラストだ。

 

 

この強い光だからこそ、いっそう感じる。

 

 

そして、馬車の下には薄い紫色が・・・・・

 

これは馬車の影だろう。

 

白い砂の中で、薄紫色の影が涼しげで心地いい。

 

 

この可愛い乗合馬車も

 

近代化の波で、そろそろ終わり・・・・・

 

という時期だったのかもしれない。

 

 

ゴッホはこの馬車を

 

名残惜しむ気持ちもあったのだろう。

 

 

もし、今、この馬車が南仏を走っていたら

 

どんなにか楽しいだろうに。

 

 

今晩の 

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

タラスコンの乗合馬車に・・・・・

 

 

 

 

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