18話、面白さてんこ盛りだった。


①エスカレーターでパスされたメモが砂になる

このメモどうすんのかな、字が消えるのかなとか思って見てたら、砂になって驚いた。

その発想はなかった!


②音楽ハメがカッコ良い

地下鉄での回想シーン、最後にジャミーンを抱きしめたときに乃木の表情がじわっと別班員に変わって地下鉄のシーンに戻るんだけども、その表情変化のタイミングに合わせて、音楽が転調してVIVANTのテーマに変わるのがカッコ良すぎて思わず拍手したw


③同時通訳機

なんかすごい機材出してきたが、やってることはテルマエ・ロマエ。


⑤訓練

ベニヤ板で再現されたシャキ城での訓練おもしろ。

ずっと見ていたい。

しかし敵役の人、ほんとに襲われてないか?


⑥手裏剣

手裏剣ですと?

・・佐助?


⑦チョッキーが有能すぎる

作戦の全てがチョッキー頼みすぎ。

チョッキーの全てが新城頼みすぎ。


⑧漁師が目立つ

アゼルバイジャンの漁師の服装、新城目立つぞおいwww

乃木はそこまで目立たないのだが、変装のたびに絶妙に居心地悪い違和感出してくるの最高。

特に砂漠の変装がひどかったなあ〜


⑨アリ大丈夫か?

アリに長野専務の名刺・・危険しか感じないw


⑩リウミンシェン

壊れっぷりが想像の斜め上。

ジャミーンにリウの写真見せてほしいw



リウもヤバいが、実は乃木も同じかそれ以上にヤバいやつだし、司令(というか別班)もヤバいし、もちろんテントという組織もノコルも、誰1人善悪なんていう常識では動かない、という世界線で。


佐野部長だけは普通にまともな気がして妙に胸熱なんですけど、そんな感想で大丈夫なんでしょうかw

VIVANTシーズン2、快調に視聴中です。

世間では考察が人気みたいですが、私は先のことは考えずにただただ楽しく見てます。

今後書き続けるつもりではないんですが、ちょいと気が向いたので17話で楽しかったところをいくつか。


①中国式のハンドサイン

リウミンシュエンが円周率をいう時の手の動きが中国式。

学生の頃、中国語の授業で習って、みんなでめっちゃ練習した。

特に「9」が大好き

でも一度も役に立ったことはないw


②ドラムのご飯

やたらおいしそう。

でも野崎が10人前って言ってたのに、6人前くらいにしか見えない。

絶対ピンハネされてると思うので、乃木パイセンにご飯の重量チェックしてもらった方がいい。


③リウがメロい

尋問の後、裏に回ってからのリウの表情が良すぎる。

彼は野崎と通じてそうな気配があるけども、そこはぶっちゃけどちら側でも良くてw

ついさっきまでキレ散らかしてたエキセントリックなキャラが、裏では少し心配そうに野崎を見てたり、お役御免を言い渡されて一瞬動揺したりと、ちょいちょい本音っぽい隙を見せてるのが、娘の言葉を借りれば「メロい」。

堺雅人、セリフのない時に一瞬の表情(と首)で見せる演技が推せる。


④昔の映画ネタ

このドラマ、時々映画ネタぶっ込んできますよね。

前回の「バックトゥーザフューチャー」、今回の「引き裂かれたカーテン」はそのまんまセリフで出てきましたけど、第一シーズンでは、ジャミーンが砂漠で治療を受けた洞窟の中が、まんま「イングリッシュ・ペインシェント」で、ストーリーにもこの映画のモチーフがいくつか組み込まれてましたっけ。


こういう、昔の映画(ドラマ)のモチーフを色々積み重ねてる作品だなというのは随所に感じていて。

セリフや音楽より映像を主体にしているあたりも、海外ドラマっぽいアプローチだなという印象。

ハッカーの太田は、まんま「24」のクロエだしw


ただ、第二シーズンは少し説明が多いなあ。

特にハヤト、AIなんだから、せめて半分に要約して喋ってくれんかなw

娘は「コナンうるせえ!」って叫んでます。

ごめんなコナン。


⑤規律規律

本社からゴミ命令が来るたびに皆で唱和しようと思います。


⑥シャキ城の地形がほぼ沼田

群馬人なのでナチュラルに

「沼田城だ!」

と大爆笑しました。

実在の城なのかネタなのかw

来週は真田丸界隈が盛り上がりそう。

お久しぶりです



VIVANT第一シーズンはリアルタイムで見た私ですが、第二シーズンはちょっと忙しくて未見のまま録画が溜まっており。
そろそろ見ようかな、と思った8月半ば。

私、そういえば現代日本の常識たる2010年代の堺雅人主演ドラマを全くの未履修なのでは?
ということに気づきまして、急遽履修しました。

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まずはアマプラで真田丸を攻略。
おもしろすぎた。
前半はひたすら沼田を取り合う話。
なぜ沼田w(いや沼田良いところだけども)
後半は上司やめんどくさい老人たちにひたすら振り回され、不条理に耐えながら立ち回り代替案を出し続けるも、無能な人たちのせいでプランがことごとく失敗する中、それでも目覚ましい成果を上げていき、しかし最後は功績も虚しく全てを背負って責任を取る中間管理職サラリーマン・・
を描いた現代ドラマじゃん。

次にU-NEXTで半沢直樹1、2を攻略。
え、↑真田丸とまんま同じじゃんw
(いやこちらが先なのか。)
むしろ半沢直樹のほうが、大江戸捜査網ばりの勧善懲悪時代劇ムーブかましてるのが面白かった。

次に、ドラマ「大奥」を攻略。
いにしえのドラマって感じの緩いテンポだけども、何はさておき堺雅人が嫉妬に苛まれるさまが最高すぎる!!

とにかく首の演技が秀逸すぎませんか。計算された絶妙な角度と捻り具合、からの背中の佇まい。
お顔も(特に若い頃は)端正ではあったのだけども、それ以上に首との兼ね合いのアンバランスさに、なんとも言えない美と狂気が宿るんですよね・・
NHK版も好きなんですけども、家光編についてはこの演技をもって堺雅人版を推したいと思いました。
(綱吉編はどっちかというと山本耕史版推しw)
というわけで

2010年代の堺雅人を履修した私の感想
①首で美青年を演じられる稀有な中年
②正義の味方もいいが、嫉妬に狂う拗らせキャラが絶品

ーーーー
さて。
そんなこんなで録画してあったVIVANT2を11〜15話まで一気見しまして。
正座待機して今週の16話をリアタイしました。

嫉妬に狂う美しい拗らせ堺雅人キター

リウミンシュエン
若干予想とはテイスト違うけど最高www

あまりにイキイキしていて、見ているこっちも楽しい。
そして相変わらず首の演技の美しさが際立つ。

ーーーーー
実は先週まで、彼の首の演技の面白さだけじゃなく、細身で目立たないけど体幹すげえとか、これ絶対めちゃめちゃ鍛えてるよね、など、色々語ろうと思ってたんですけども、リウの登場で吹っ飛びましたw

ので、とりあえずこのへんで。

錬士審査を受けてきました。

初めて一次を通過できたのですが、二次では2本とも当たらず、不合格w

通過者のほとんどが合格された中、なかなかの倍率での不合格w

間抜けすぎて笑いしか出ない。


というわけで今日、久々に県の講習会に行ってきました。

ここ数年、仕事でご無沙汰していたのですが、朝イチで先生方に


「二次どうした!」

「そこは当てるところだろう」

「何外してやがるんだ」

などなどの、激励というより野次?を次々と食らい、ある先生には蹴りを入れられるなどして・・

間抜けは無事成仏しました。


もし、「この人はまだ無理だな」と思われてたら、こうは言われなかったでしょうからね。

自分が錬士の審査なんか受けてて本当にいいのかな、という気持ちが少なからずあったんですが、ちょっと安心しました。


今年中にリベンジするぞ。

弓道やってる人の多くが使ってる風呂敷。

色柄にその人らしさが現れていることが多くて、いいなあ、面白いなあと思う。

いろんなものがあるけども、個人的な感想を。


〇サイズ

90センチ(二四巾)か100センチ(三巾)


着物は90センチ、袴が入ると100センチ。

70センチはちょっと小さい。

110センチ以上はちょっとデカい。


〇素材

綿。

ポリエステル、ナイロンも使える。

レーヨンはちょっと・・

絹・・じゃなくてもいいかな。


◯生地


ブロード

おしゃれではないが一番使いやすい。

100センチでも110グラムくらいで、薄くて嵩張らない。

道着袴セットを常に包んで車に積んでいる。


一口にブロード風呂敷といっても、糸から織りから仕上げまで、風呂敷という用途を考え抜いた真面目な製品もあれば、シーツ用の生地を転用したような、実用に耐えないものもある。


ブロード風呂敷三種

上 昔の無銘の風呂敷。染料によっては色落ちするが、しっかりした良い生地で、使いこんでも洗うとハリが戻る。

中 最近のもの。デザインは綺麗だけど、一度洗うと糊が抜けてペラペラになる粗悪な生地。プリントなので裏面は白っぽい。

下 ナフトール染(堅牢染)。これも昔からあるが、マジで堅牢。絶対色落ちしない。裏表もない。

おしゃれではないが、とにかくめっちゃ使いやすい。有能。



天竺(シーチング)

厚地で丈夫で、やや伸縮性がある。

布同士がぴたっと吸い付くので、結ばなくてもまあまあ包めるし、たくさんの着物を包んでも雪崩を起こしにくい。

色は大抵、可愛くない。


写真は羊毛を扱う会社の社名入り風呂敷。

これは可愛い。



シャンタン

現代の綿風呂敷といえばこれ。

パリっとしてサラッとして頑丈。

まとわりつかず、シワにもなりにくく、多様なプリント柄があって楽しい。

ブロードよりは重いけど、まあまあ軽い。(90cmで120グラム強)

ほぼいいことづくめだけども、プリントなので裏表があり、高確率で色落ち・色泣きするのはデメリット。




綿ローン生地

うっすい。

なんで夏のワンピースみたいな薄布を風呂敷にしようと思ったのか謎だけど、使ってみると、吸い付きすぎず、色落ちもなく、案外いい。

何より軽くて嵩張らない。

毎日使う実用品としてはやや安心感に欠けるものの、予備として持っておくには重宝。



高級感ある織の生地

複雑な織で、空気を含んだようなしなやかさがあって、しっかり厚みがある割には軽い。

重さはシャンタンと同じくらい。プリントなので裏表がある。色落ちは未確認。

よくある渋い連続柄じゃなくて、おおらかで雅味のあるカラフルなものが多い。

けっこう好き。



通風織

かなり好き。

二重の綿織物なんだけど、意外と薄くて軽く、同サイズのシャンタンと全く同じ重さ。

先染めなので、プリント特有の、インクのゴワつきがなく、しっとり、ふんわりしてる。

ブロードやシャンタンみたいなパリっとした捌き感ではないけども、糸の質が良いのか、さほどもたつかない。色落ちも見受けられない。

織りで表された柄がまた雅で良い。

普段使いにはちょっと高級だけども、これは納得。




その他の素材について


ポリエステル
ポリエステルのザラっとした風呂敷は、けっこう使いやすい。
ツルツルはだめ。

ナイロン
すごく使いやすい。薄くて軽くて丈夫。惜しげなく使える。洒落た柄のもある。
昔、引き出物なんかを包んであったようなやつは道着を包むには小さいけど、今も作られてるらしいので、新品を探して買うってのはアリかもしれない。

縮緬

伸びる。垂れる。濡れると縮む

私には使いにくいけど、上手に使いこなせる人はおしゃれだなあと思う。


紋織

軽い。パリッとしてカッコ良い。

ただしサラッとしすぎててホールド感が足りない。

審査会場とかでもし使ってる人がいたら「かっこよ」と思って二度見すると思うw


ーーーーー


田舎の庶民なので、いわゆる「海外の凄いオケ」を生で聴いたことがなかったんですが・・


コンセルトヘボウが地元に来てくれたので、行きました。


ブラームスピアノ協奏曲1番

カッコよかった!


バルトークオケコン

めっちゃ楽しかった!


コンセルトヘボウ×マケラ×カントロフ

この凄い布陣でただ「カッコ良かった」「楽しかった」ってバカすぎる感想ですけど、それしか言えないwww

っていうか、「美しい演奏だったな」とか「感動した」みたいなのはよくあるけど、ここまで純粋に音楽が楽しいってこと、そんなに多くない。


こんな田舎に来てくれてありがとうコンセルトヘボウ様、そしてマケラ様カントロフ様。


ちなみに私、普段は主に端っこか2階席でしか聴かないので、たまにS席に座ると「クリアさに欠けて物足りない」と思っちゃう貧乏耳。


今回奮発して1階席真ん中にしたものの、その音響に自分が馴染めるかがちょっと心配・・だったんですけど、コンセルトヘボウ様は格が違った。


さすがに一曲目冒頭は、やはり曇ったような、音が遠くにいて届いてこない感覚があって、やっぱりS席は自分には分不相応だったのかな・・と思いましたよ。

でもそこにピアノが入ってきたら途端にグイっと音が近づいて、しまいには自分がステージにいるような感覚にさえなりました。


で、とにかくカッコ良い演奏でした。

カントロフ熱い!

左足で地面を踏ん張りながら右足と両手でピアノをものすごい強打するのに嫌な音がしない。


ピアノと低音の掛け合い、それからホルンのコラールが素晴らしかったなあ。



後半のバルトーク

こちらはもう最初から没入感。

メインの楽器が右に左に目まぐるしく動くけど、あまりにシームレスなので、どこから楽器が変わったかわからない。

ヴァイオリンなんて、もはや弾いてたかどうかを思い出せないw

(でもヴィオラはなんか凄くて二度見した)


個々の楽器じゃなくて、オーケストラという媒体がアメーバみたいに変幻自在に形を変えて、目の前に作品を作って見せてくれている感じでした。

特に管楽器は驚異的で、この音何?クラリネット?・・ホルンかよ!

みたいなわけのわからない瞬間が100回はあったと思う・・

そうそう、ホルンが変幻自在すぎてなんなんですかねあれ。


そしてピッコロの音が面白かった。

鈴虫のような涼しい音。

ピッコロとしてあの音アリなんですか、、?

笛方の能楽師であんな感じの音を出す方はいるけども、ピッコロでは聴いたことがない。


とにかく皆が凄腕の超一流の演奏家なんだろうなということが伝わっただけじゃなく、超一流の音楽家だということを、目の前の音楽のためにいともやすく捨ててしまえるようなプロフェッショナルなんだなということも感じて、そこに感動。

なんというか、どの演奏家も霧のように細かい粒子の単位で存在していて、お互いが切れ目なく混ざって一つの集合体になってる感覚。(伝われ)


そうそう、噂の指揮者マケラ様のこと、演奏中はすっかり忘れてました。

腰を低くしたりジャンプしたり、けっこう大きなアクションをしていた気がするし、若くて姿形もあんなに綺麗で、クラッシック雑誌の表紙を総ナメする大スターだから、きっと目が離せなくなるほど素敵なパフォーマンスだろう、などと始まる前まで思っていたのに、なぜか演奏中、私の意識から彼の姿は消えていて、音楽だけが見えてました。

よくわからないけど、思った以上に凄い人なのかもしれない。


アンコールはなぜかシュトラウスⅡ。

さっきは鈴虫みたいだったピッコロが、ここでは普通にピーヒャラ言っててちょっと笑っちゃいました。

そういやウィーンフィル来日中でしたね・・ふふふ。


さて終演後、駅に行くと、もう楽団の皆様が集合してました。(はやっ)

関西公演の合間にグンマー公演ねじ込んでくださって、こんな強行スケジュールなのにあんなに凄い音聴かせてくれて、本当に本当にありがとうございます。(合掌)

演奏家の方も楽しんでくれてたらいいな・・

昨夜8時ごろに終了したRTA in Japan  summer2025、羽生氏も見てましたかね。

ラストはFFⅩだったので絶対見てたと思うんですけども。

今年は任天堂ゲーム抜きの一週間で、一体どうなる?と思ってましたが、オタクみ溢れる以前の雰囲気に少し戻った感じで楽しかったです。個人的に面白かったのは

ET

古明地さとりの情操教育

ウィンドウキル

マインスイーパー

サイ

スムシカムホーム

アメリカ横断ウルトラクイズ

クライミングインバレル

リズムドクター

スゴイツヨイトウフ

ケツバトラー

などなど。


パソコンにゲームを打ち込んで遊んでいた世代なので、シンプルなゲームは無限のイメージが感じられてけっこう好きです。

ーーーーーー

さて。

羽生氏、メンテナンス期間に入るとのことで、おつかれ様です。

今までよく走り続けましたよねえ。

メンテナンスって、それ自体けっこうキツい努力が必要だと思うので、まずは不調を取り除くことを第一にしてね、と思いました。

アップグレードだとかインプットだとかはその後でいいと思うんですよ。


というわけで。

メンテナンス期間中にやってほしいこと。


⚪︎みやかわくんとスマブラ配信(ボロ負け可)

⚪︎エストポリス伝記ⅡのいにしえRTA走者デビュー&自己解説配信


メンシプらじおで、羽生氏がエストポリス伝記ⅡのいにしえRTAに挑戦中、との話がありました。

(全然反響ないけどw)


エストポリス伝記Ⅱといえば、2022年夏のRiJで、通常RTAカテゴリで状況再現(全ての挙動を完全に再現することで過去のプレイを完コピする)でクリアする超人プレイを見ました。

いにしえRTAカテゴリの詳細知らないんですけど、ニコニコのえびてんこさんの解説を参考にしてるっぽいので、この際羽生氏も走者デビューしていただきたいなと思います。

比較的過疎なカテゴリっぽいので絶対いける。

(ただし羽生ファン界隈で私以外に需要があるかどうかは知らない)

封切り前から楽しみにしていたけど、仕事の都合で今更に。

主演俳優と、歌舞伎の話、ってこと以外は何にも知らずに見たけども、久々に物凄い映画を見た。

これは今週もう一回行かないと。

以下めっちゃネタバレ。


いろんな見方、切り口で楽しめるんだろうけど、とりあえず吉沢亮の美しさにびびった(月並)

女形が異次元に美しいのはもちろんのこと、地の顔もあらゆるシーンが全て美しくてちょっと狼狽える。


それから冒頭の任侠シーンがやばい。

ついぞ見かけなくなった任侠映画のカッコ良さと、ズッシリ腹に響く重みを本気で再現する心意気。

任侠だけじゃなく、時代劇とか花街ものとか日活ロマンポルノだとか、活気に満ちていた往時の日本映画のエッセンスが一堂に会して3本立てを見た満足感だし、ストーリーが進むにつれてそれが歌舞伎の舞台一本に集約されていく流れにも何か象徴的なものを感じる。

で、歌舞伎の松竹じゃなく、アイドルを本格ミュージカル俳優に育て上げてブイブイ言わせてる東宝が映画化したというのも個人的にちょっと興味深かったりする。


あと、人間国宝役のじいちゃんw

かつての歌右衛門を思い出すバケモノっぷり。

手招きするしわくちゃの手がこの世のものと思えないほど美しい不思議。

そして引退後の晩年、ドヤ街で死の床にいて、「ここには美しいものが何もないのがいい」的なことを言うのがまた美しいのは、「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ」よ。藤原定家よ。

(ここで吉沢亮に手渡される扇子が、新品のように硬そうで使い込まれてないのが気になると娘が言っておりましたが、そこに何か意図はあるんだろうか。)


そして吉沢亮だってば。

裾捌きとか所作とか、ウチの娘もお稽古で色々苦労してたあれこれをピタっと決めてる(少なくともそう見える)のはもちろんのこと、その上での目の演技・・歌舞伎のというより主人公キクオとしての?目使いの一つ一つが良すぎて、もしこんな歌舞伎役者が実在したら絶対沼る自信がある。


対する横浜流星は男っぽくて、終始「うまいけど、ぶっちゃけ女形としてはゴツい」「渡辺謙が代役に選ばなかったのも納得」なオーラを出し続けているんだけど、それが最後の最後で大化けして吉沢亮を完全に食ってくるという反則っぷり。


ちょっとだけ違和感あったのは、キクオがことあるごとに「血が」「血が」って言うこと。

キクオのモデルでもあると思われる坂東玉三郎のように、梨園の出じゃない役者さんが大出世するケースも実際にはあって、もちろん、同い年の実子を差し置いて、というのは異例中の異例だとしても、キクオが抱える問題は「血」だけじゃなくない?って思いながら見てました。

でも映画の最後の最後、スタッフロールの最後に「李相日」という監督名を見た時に、この「血」についての一連のドラマは、監督自身の生きた実感なんだろうな、と符合しました。

少なくともキクオの目線で目た時に、梨園は血縁が全ての世界だったということなんだと思う。

映画では俊ちゃんのエピソードがほとんど描かれていないんだけども、それは監督から見れば私たちのほとんどは「俊ちゃん」であって、あえて描く必要がなかったから、なのかもしれないな。


まとまらないまとめ

主人公は、雪の中で極道の父親が殺された場面を「美しい」と思ってしまったわけですよね。

で、彼はその感覚に一種の躊躇いや罪悪感を持ったんだろうと思われるんですけど、彼を迎え入れた歌舞伎の世界は、そういう陰惨で残酷で非道でグロテスクなものを、美しいと手放しで言い切って肯定するから、彼はそこに居場所を見つけ、その価値観や死生観に自ら進んでズブズブと取り込まれていってしまう。


このあたり、「オペラ座の怪人」とか「ブラック・スワン」に似ていて、天才芸術家であるゆえに芝居の中に真実を見てしまって、だんだん虚実の境がなくなっていく感じ。

だから何の悪気もなく残酷で非道なことをやらかしていくし、何をやっても、あの美貌と芸で全てを黙らせてしまうという理不尽なんだよね。


一方横浜流星演じる俊ちゃんにとっては、芝居は生まれた時からそこにあるもので、それが真っ赤な虚だというのは自明のことなわけですよ。

芸は芸と割り切ってるから役者としては並なんだけど、でも一瞬で自分と役を切り変えられるし、ぼんぼんゆえの人の良さ、要領の良さもある。血統がどうという以前に、どの世界でも、実際に世の中に重宝がられるのはそういう人だよね。


ただ、渡辺謙もわかってたし、国宝のじいちゃんもわかってたし、俊ちゃんもわかってるんですよ。本物の芸術というのはこんなもんじゃないと。

で、キクオとの舞台で、とうとう芝居の虚実がピタリと一致する経験をするわけなんですよね。

一方でキクオは、これまで一人で見てきた景色を俊ちゃんと一緒に見てしまったことで、もう後戻りできない高みというか、良くも悪くも芸の権化ともいうようなステージまで行ってしまう。

で、実際、そういうものを、人は「芸術」って言って尊ぶんだよ。たぶん。


芸術も因果なら、それを見るのもまた因果な行為だなと、それは私自身も常々思うんだけど、でもやっぱり美しいものは美しいと思っちゃうんですよ。

彼の生き方が善なのか悪なのか、幸せなのか不幸なのかは他人にはわからないし、主観や時代の価値観でいくらでも変わる。

でもこのような域に達した芸術が時代の価値観で揺らぐことなんて、たぶんないんじゃないのかな。


少なくとも彼らはそう信じて人生を芸に捧げているんだと思うし、だからこそ観客は、その内情を知っていようが知るまいが、黙ってその覚悟と美に拍手を送る。

キクオの幼馴染の態度に象徴されると思うんですけど、観客が優しい気持ちで役者自身の人生に入り込めるうちは、その芸は「一時の花」であって。

本物の芸は、演じる人間と見る人間を残酷に切り離して、ただそこに景色として人生を散らす極道なのだということを描いた任侠映画なのかもしれないな、と思いました。



最後に。

お涙頂戴じゃない、正しさを説かない、説明的な音楽がない映画が日本映画(実写)として存在できていることにびっくりしてます。

特に音楽が視点をガイドしていないと、「話はわかった、で、結論は?」ってなる人もいると思うし、不道徳な内容に疑問を持つ人もいると思うんです。

でも、たとえ映画そのものが腑に落ちなくても、この映画は美しい吉沢亮や横浜流星や、なんか知らんが凄い田中泯の舞台を見た満足感でスクリーンを後にできるし、歌舞伎って凄いなと思うし・・

結局、深く理解しようがしまいが、最後はそこに行き着いてしまう、そこが素晴らしいと思いました。



仕事中、なんかわからないけど羽生氏がオタ全開でデュフデュフしてるセルフ実況がメンシプに流れてくる。


うるせえ羽生氏www


と思ってたらバレてました。

とりあえず幸せそうでよかった、と、生暖かく見守っております。

ほんと、良かった。

羽生氏曰く


僕は厨二病をこじらせているので

できれば夜鷹純みたいに前髪が目にかかっていたいですよね


ーーー

そうか!そうなのか!


羽生結弦の前髪については長年、スッキリ分けてる方がいいと思う派だったんですが、ご本人の美意識ならもはや言うまいw

厨二病いいぞもっとやれください。


むしろオタクの矜持で夜鷹純にとことん寄せに行ってくれたらファン冥利に尽きます。

羽生結弦なら夜鷹純でさえ美しく再現できる。


と思いましたw

(夜鷹純は好き)


ーーー

最近のインタビューなど、全部は追いきれてないと思うんですけど、個人的には銀次さんとの対談が好きでした。

もう一度聞きたい。


あと萬斎さんのラジオ

けっこう踏み込んだ話をしてるんだけど、二人ともすっと飲み込みやすい言葉で何気なく話しているのが素晴らしい。

萬斎さんはいうに及ばず、プロになってからの羽生氏の対談やインタビュー、どうでもいい質問をするような人がいなくて本当に面白いですよね・・

まだ後半しか聞いてないけど、再放送あるらしいので楽しみにしてます。


さて改めてメンシプラジオについて少し。

羽生氏のヘッドホンとイヤホンの銘柄はタゴスタジオ、ですってええ?


10年くらい前、音楽の町を標榜する高崎市の肝煎りでできたレコーディングスタジオ。

一般市民にとっては「2階におしゃれなジェラート屋があるんだって」くらいの認識だったんだけど、ジェラートだけじゃなくヘッドホンも売ってたんだねえ。

(そこじゃない)


なんにせよ、羽生氏が買うくらいの知名度があるとすれば、私も税金の払い甲斐があるというものです。

高崎市、いいことにお金使った!


ちなみに羽生氏のヘッドホン、一般モデルは確かにリーズナブルでいい感じなんだけど、羽生氏が持ってるという10周年記念の金箔モデルは・・w

でも羽生氏が相変わらず金箔好きらしいのが、なんか嬉しい。


いつかタゴスタジオで清塚さんとレコーディングしてくれたらいいな。

ピアノはファツィオリが入ってるんですよ・・