どうする家康、面白かったです。

最初の3話くらいはマジで

 

どうすんのコレw

 

って感じで先行き不安しかなく、岡田信長の強烈さと松山ケンイチ頼みで見てたんですけど、築山殿事件のあたりから、がぜん面白くなってきました。

「このまま鎌倉殿の義時みたいに真っ黒になるのか?」

と思ったら、それを巧みに回避して・・まあ血みどろの戦いは全然回避できてないんだけどもw、有能な陣営が徒党を組んで、あくまでも平和のためと言ってしまう力技がすごい。(褒めてる)

 

信長の死後に彼を体現していく茶々が素晴らしかったなあ。最後はどの武将より壮絶だったw

そして松山ケンイチが最後まで良かった。

「平清盛」、最初の2話で挫折してすまんかったな・・

 

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さて来年は平清盛以来久々の平安時代、しかもガチ平安中期ということで期待と不安でいっぱい。

とりあえず私の注目ポイントは

 

◯女性の座り方

◯うさんくさい安倍晴明

◯柄本佑のイケメンすぎない絶妙なセクシーさ

◯橋爪淳が時代劇にカムバック

 

でございますね。

特に語りたいのは橋爪淳。

若かりし頃、私の最推しでしたのよ。

「期待の新人」というざっくりしたキャッチコピーがよく合う鷹揚な美形で「若大将天下御免」やってたり、TBSの「源氏物語」で頭中将(若い頃)やってたり・・

超久しぶりの時代劇、かつ、えらいイケおじっぷりにちょっと興奮しております。

 

 

 

 

そして毎回気になってる女性の座り方。

鎌倉殿の時も書いた気がするし、ネット上にいくらでも情報が落ちてると思うので詳細は控えますけど、江戸時代中期くらいまでは女性もあぐら(もしくは立膝)だったわけですよね。

まして平安時代、貴族は袴、庶民はしびら、ひらみ、と言われるスカートを装着していて、当時はおそらく全日本人があぐらをかいても安全な状況だったはず。しらんけど。

 

でも70年代、平安初期を題材とした「風と雲と虹と」が放送された時、時代考証に則って女性が立膝で座ったら「みっともない」ってお茶の間からクレームがきたという笑い話(笑い話なのか?)がありました。

30年前にそれを知って

「昭和40年代の人ヤバくないですか」

ってなったけど、聞けば数年前の「麒麟が来る」でさえも荒れたというから令和の人も大概だわね。

一体誰がそんなクレームを・・?

アナタにどんな利害があるっていうのよ・・

 

板の間に正座するのは痛い。(実感)

人体の理屈にあわない(実感)

膝壊さないように時々整体行かなきゃいけない(現実)

だから板の間に正座するの、いいかげんやめませんか弓道連盟様、と思ってるダメ弓道人の私が言いますけど、趣味でやってる弓道はともかく、ぜったいあぐらかいてた戦国時代の女性役にわざわざ正座させるの、ほんとやめたげて欲しい。

来年は女性が主人公なので、そろそろ正座しない風習を浸透させていただきたいところです。

 

そして

ユースケサンタマリアによる、微塵も爽やかさの感じられない(褒めてる)安倍晴明も楽しみですw

もちろん、萬斎様はもちろん、我らが羽生晴明様の透明感と美しさが脳裏に焼き付いているからこそのあの不透明感(だから褒めてる)が生きるのだと思いますけどね。