営業改革コンサルトの活動日誌! -11ページ目

コダックの経営破綻原因は、それではない。

コダックといえば、フィルムの代名詞みたいな会社ですが、


その会社が先日、経営破綻してしましました。



その原因は、


衰退するフィルム産業に固執し過ぎたこと


だ、そうです。


確かに、富士写真フィルムさんなどは、見事に多角化に成功されています。




しかし、コダックの経営破綻の原因として、かように言われていることは


結果からみて、そういわれているに過ぎない


のです。結果が出ているのですから、もっともらしいことは誰でも言えます。



一方で、軸がぶれずに本業に特化して、成功している企業も世の中には

たくさんあるじゃないですか。


衰退産業においてでさえ、です。


逆に、多角化しておかしくなった企業も数えきれません。

むしろ、経営破綻の原因としてはこちらの方が多いのではないでしょうか。



つまり、多角化or本業特化、いずれもが経営の成否の最大要因ではない

ということ。


では何がコダック破綻の原因か?


・・・そんなこと私のような部外者に、わかるわけがないじゃないですか。



世に出ている成功事例、失敗事例も、その多くは、こういう傾向の指摘が

多いように感じます。


この辺りを見極める嗅覚は常々持っておきたいものです。




ザクセスコンサルティング







マルマンの「INSPIRATION」というノート

私は仕事用のノートを数種類使い分けをしています。



クライアント先や商談などで使うノートは、様式は普通のノート。


それとは別に、いろいろとアイデアを書き留めていくためのノートは、

マルマンが出している「INSPIRATION」 という名前のノートを愛用しています。



営業改革コンサルトの活動日誌!  マルマンHPより転載


なぜかというと、


アイデアを出すときっていうのは、直線的な思考ではなく、

いわゆるマインドマップ的に、空間に自由に文字や絵を配置しながら

それらを結び付けながら、考えていくものです。


するとまず、上から下へ順番に書いていくための普通のノートだと

使いにくい。しかも、罫線も邪魔になる。


だから自由度の高い、白紙の紙が望ましい。


だから、コピー用紙の裏紙なども使いますが、それだと散逸しやすいですし、

いつでもどこでもというわけにもいきません。



「INSPIRATION」 はA5サイズでいつでもカバンの中に入れておけるのと、

意外とこのサイズは、アイデア出しにはちょうど使いやすいサイズだったりします。


普通のノートと比べるとかなり高いですけれど、

デザインが気に入っていますし、書きごごちも良い(私は万年筆をよく使う)

ですから、気持ちよくアイデアを出すための費用だと思えば、

全然高いとは思いません。





ZACCESS Consulting












CSR名刺としてキセキノメイシ順調♪

当社が始めた社会福祉プロジェクトキセキノメイシ。


知的障がいを持つ子供の書く文字を生かして、

世界で一つだけの手書きオリジナルの名刺を作成するサービス。


少しずつ、お客様の声と制作事例を掲載できつつあります。



お客様の声


年末年始は、YAHOO!ニュースで紹介されたこともあり、

忙しかったんですが、まだまだじっくり育てていきたいと

思っていますので、


心に響く名刺、伝わる名刺を作りたいとお考えなら、

ぜひ、こちらのサイトに遊びに来てください!


キセキノメイシ





成熟市場でもチャンスもある

先日、あるクライアントにおいて私がお話したことを少し。



前回少し記事にしたjinsの詳細や、ほかにも2社ほどの事例を


お話し、その結論として述べたことは、



成熟市場、衰退市場においても、


考え方ひとつで、いくらでも自社の成長余地がある


ということ。



”頭のよい”コンサルタントならば、


眼鏡市場への新規参入なんて、奨めません。


収益性はがた落ち、市場規模も伸びそうにないのですから・・・


営業改革コンサルトの活動日誌!



経営理論でいえば、PPMなどが最たるものでしょうか。



でも、経営なんてそんなものじゃありません。


実際にそこで成長している企業があります。





一方で、日本の大企業の多くが、そうした戦略的にといいますか、


市場規模が伸び、収益性も期待できる分野に多角的に進出し、


企業本来の持つパワーを失ってしまいました。


ソニーなどもその典型ではないでしょうか?


銀行、音楽、エンターテイメント・・・・・・。






一見魅力のないマーケットであっても、


工夫次第、魂の入れ方によって、大きく可能性が開けます。


身近にそうした企業をたくさん目の当たりにしています。


結局は、市場の問題ではなく、自分たちの中に問題がある、


ということになりますね。




ザクセスコンサルティング


JINSで眼鏡を買いました

最近かなり店舗が増えてきましたね、JINS


先日こちらで初めて、試しに眼鏡を作ってみました。



私は度数が高いので、これまでどの眼鏡屋さんでも作るまでに

数日を要していました。


しかしJINSでは、即日、しかも30分ほどで完成。


しかもレンズ代は追加料金なし。


これも従来の眼鏡屋さんではなかったことです。


デザインは豊富だし、このスピードと、低料金。




眼鏡というと、昔からあるものだし、


大手も頑張っているし、こういう新しい店が出てくるなんて


なかなか想像できないことですが、現実にJINSは


急成長しています。



JINSの経営的な特徴はいろいろと語ることができる


と思いますが、私たちにとって大事なことは、


いつでも、どこにでも、チャンスは眠っている


このことを、理解することではないでしょうか。




ということで、今年も頑張っていきましょう!




ザクセスコンサルティング










情報管理規定を作成

大手企業では、結構しっかりとした、情報管理規定を作成していますけど、


中小企業ではまだまだ、というところが少なくありません。



今はメモリスティックで32GBとかでも、1万円を切って出回っているので、


その気になれば、会社のデータをそっくり盗むことも不可能ではありません。




万が一のことがあってからでは、遅いですし、


企業の規模にかかわらず、しっかりとした規定を作り、それに基づく運用を


しておくべきと考えます。



ただ、なかなか、ちょうど良い規定のサンプルって見つからないんですよねえ。


規定類って、どうしても、オーバースペックというか、面倒な内容になってしま

いがちですから。


もちろん、「絵に描いた餅」の規定では意味がありませんし。




・・・ということで、今回、あるクライアントのために、1から、情報管理の規定を


考えてみました。


いや~結構時間がかかってしまいました。



ところでなぜ営業のコンサルタントがそんなことまでやるのか?


それは、そのような規定がきちんと備わっていることも、お客様の信頼を得る


ための重要な要素になるからです。




単に売れればよいとか、そういうレベルではなく、経営的な視点から


営業を考えて、改革していかねばなりません。




ザクセスコンサルティング













他力本願とは

このブログでも紹介しています、


知的障がいのある子供の書く文字を生かした名刺を作る


プロジェクト 「キセキノメイシ」 


について、先日、ライターの今一生さんの取材を受け、


その内容を


YAHOO!ニュース


に掲載していただくことができました。



そして、その内容を、


知らない間に、FACEBOOKやTWITTERで、


いろんな人が拡散してくださっており、


おかげさまで、いろいろな方面から反響をいただいております。



つくづく思うんですが、人間一人の力でやれることなんて、


たいしたことない。


人様のお力添えを頂くことなしに、何も成就などできない。


もちろんそれは、人に頼るとか、おもねるということではなく。



真の意味での 「他力本願」。


そのことを、今回も、ものすごく実感しています。



一人一人に直接お礼を言えないけれど、


この場を借りて、情報拡散してくださった皆さんへ。


本当にありがとう。





商談力強化セミナーでやっていること

先日、足利銀行さん(あしぎん総研)でのセミナー講師を

務めてきました。


テーマは「商談力強化」


交流分析を、営業現場で使いこなすためのセミナーです。


今回も、多くの方に参加いただけ、主催者の方にも


喜んでいただけました!





ちなみにこのセミナーの中で私は、


「みなさんは、たとえ初対面であっても、

相手の性格を見抜くことができるようになります。」


と自信たっぷりに、のたまいます(笑)。



それができるようになると、営業としては、というか人間として、


すごく役に立ちますよね。




で、このセミナーではその場で実際に、参加者同士(=初対面)で、


そのためのワークをやってもらいます。




先日も、何人もの方が、「かなり正確に」わずかな時間で、


初対面にもかかわらず、相手の性格をとらえていました。


ま、私がすごいんじゃなくて、参加している皆さんと、交流分析が


すごいんですけどね^^




そして最後に、互いの性格を踏まえた上での、


やり取りの改善方法についてお話を進めていきます。


おそらくここまで実務に即して交流分析を使いこなすやり方を


教えてくれるセミナーは他にはない!


・・・と自負しています^^





ザクセスコンサルティング


今日は久しぶりの白熱カフェ開催

このブログでは告知しておりませんでしたが、


本日は久しぶりに、営業白熱カフェ!を開催します。


本日は、ある経営者の方の新規事業展開をテーマに


語り合う予定としています。




考えてみると、経営者同士、


しかも業界内とか、知人とか、そういう枠を超えて、


事業についての相談ができる場があるか?と言われると、


なかなか無いというのが実際のところかと。



現在、ほかのところでも依頼を頂いて、


試験的に、経営者同士で、お互いに相談ができる会を


スタートさせましたが、やはり「意欲的な経営者」同士が


お互いの事業に対して、自分の経験や知恵を出し合う


という場は、とても新鮮で、互いに刺激、勉強になります。



そこには、後ろ向きの話や、愚痴はありません。


すごい先生に教えてもらう、というのも良いですが、


身近な経営者同士で、知恵を出し合う、


というのも、なかなかのものです。


しかも、業種が限定されていないと、


いろいろな視点からアイデアが飛び出すので、


面白いですね。




さて、今日もどうなるか?とても楽しみです。









坂の上の雲を観て:旅順攻撃と長篠の戦い

NHKで「坂の上の雲」の第三部が始まりました。


今、中1の息子に無理やり?坂の上の雲を読ませているところですので


昨日は一緒に息子と観てみました。


いわゆる旅順攻撃のくだりだったのですが、


息子にいろいろと話をした中で、ここでも記事にしておきたいと思ったのは、



「なぜあのような無謀な正面攻撃を繰り返し、甚大な被害を出したのか?」




そのちょうどよい例として、最近は製紙会社の元会長のギャンブルがありましたね。


負けを取り戻そうとすると、さらにそこにつぎ込んでしまう心理・・・。


でもそれはまったくもって他人ごとではなく、誰にでも起こりうるもの。



この心理に関しては、以前、このブログでも、


長篠の戦  について書いています。



ところで堅牢な要塞や城攻めに関しては、秀吉はかなりその手腕を発揮しましたね。


備中高松城の城攻めなどなど。



相手が堅牢で守りを固めている場合に、どう攻略すべきか?


あるいはやってはいけないことは何か?



私たちは歴史の中から、リアルな感覚をもって学んでおかねばなりません。