成熟市場でもチャンスもある
先日、あるクライアントにおいて私がお話したことを少し。
前回少し記事にしたjinsの詳細や、ほかにも2社ほどの事例を
お話し、その結論として述べたことは、
成熟市場、衰退市場においても、
考え方ひとつで、いくらでも自社の成長余地がある
ということ。
”頭のよい”コンサルタントならば、
眼鏡市場への新規参入なんて、奨めません。
収益性はがた落ち、市場規模も伸びそうにないのですから・・・
経営理論でいえば、PPMなどが最たるものでしょうか。
でも、経営なんてそんなものじゃありません。
実際にそこで成長している企業があります。
一方で、日本の大企業の多くが、そうした戦略的にといいますか、
市場規模が伸び、収益性も期待できる分野に多角的に進出し、
企業本来の持つパワーを失ってしまいました。
ソニーなどもその典型ではないでしょうか?
銀行、音楽、エンターテイメント・・・・・・。
一見魅力のないマーケットであっても、
工夫次第、魂の入れ方によって、大きく可能性が開けます。
身近にそうした企業をたくさん目の当たりにしています。
結局は、市場の問題ではなく、自分たちの中に問題がある、
ということになりますね。