なんとかクハ85-100番台の形が整いました。


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昨日、バラバラでした窓ガラスパーツを車体に仮装着し、位置関係を確認しながら2液混合形の接着剤(エポキシ)で窓ガラスパーツを接合しました。
 

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今まで外してあった前面窓とヘッドライトレンズを装着してから、加工の終わった側面窓ガラスを嵌めることで、床板・床下の装着が可能な状態になりました。ピッタリ嵌っています。

この写真を見てから、運転台寄りの客用扉(デッキ部)の屋根上に角形ベンチレーターの移設と信号炎管の取付を忘れていることに気付きました。また車両番号もサハ87315のままです。後日処置することにします。

 

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手前側が今回加工したクハ85-100番台、向う側が製品のクハ85-300番台です。

次に、製品のヘッドライトにはオレンジ色LEDが使用されており、点灯時の色が気になります。また点灯状態が暗く、テールライトに至ってはかなり高速走行(高い電圧を印加)をしないと点灯していることが判らないのも気になります。そこで、ヘッドライト用は電球色LEDに、テールライト用には高輝度の赤色LEDに交換します。

 

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ライト基板は製品のままの状態を、中程が交換用の電球色LED、手前が交換用の赤色LEDです。LEDはリード線の長い方がアノード(+電位を印可する側)で、写真の方向で交換すれば所定動作をします。

交換用LEDは愛用しているエルパラ製のφ3mmの製品で、高輝度電球色:LP-3HSAと高輝度赤色:LP-3HRを使用しました。ライト基板に装着するLEDは、リード線の複雑な折り曲げ加工も必要なく簡単に交換できました。電流制限抵抗は製品のまま(560Ω)で、交換していません。

 

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左側(クハ85-300番台)が交換前の点灯状態、右側(クハ85-100番台)が交換後の点灯状態です。LEDを交換したことにより、ライト関係で気になっていた点は飛躍的に改善できました。

 

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ヘッドライトと同電圧でテールライト点灯すると、製品のままでは点灯が殆ど判りません。

 

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最大電圧印可(12V位)になれば、変更前でも点灯が判るようになります。変更後は、写真では橙色に見えていますが、目で見ると明る過ぎる位の鮮明な赤色です。

一応形にはなりました。しかし、加工した側板の継ぎ目を無くす処置がまだで、その後で再塗装が必要です。実は、3週間位前に風邪を引き、せき込みが取れず(気管支炎状態で)息苦しいため、塗料の臭気(シンナー臭)が耐えられません。このため、体調が回復してから改めて塗装作業をすることにさせて頂きます。

 

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