KATO製のサハ85-300番台のボディと、クハ85-300番台の前頭部を切り継いでクハ85-100番台に改造したボディに、黄かん色の塗装を行いました。
 

切継ぎ箇所の隙間埋め作業を済ませた状態です。

 

反対側の側面も同様です。
 
黄かん色を塗装するために、マスキングを済ませた前日の状態です。
 
元の塗装は切継ぎ箇所を境に塗り分け高さが異なりますが、ボディ後半のサハ87-300番台の塗り分け高さに合わせて、改めて塗装します。
 
塗料は、前日に記述した(→こちら)ように、異なる2社の黄かん色を準備しました。それぞれの色具合は、手前に置いた色見本の左右方向の色で、双方を混ぜ合わせて調色したのが色見本の縦方向の色になります。サハ87-300番台の色に合わして調色を行うことにして、最初の調色が最上段で、少しずつ明るい色を増やすことで、下方に修正していきました。最終的に、GM製の朱色1号(No.11;羽衣線のサハ103-758に使用した大阪環状線の色)を少々と、GM製の朱色4号(No.31;国鉄DLの朱色)を微量加えて出来上がった最下段の色で塗装することにしました。
 
前面と切り継いだ箇所を重点的に塗り、ボデイの中間位までエアブラシでグラデーションとなるように塗装してみました。未加工の後ろ半分は元の塗装のままです。
 
元の塗装で運転台付近の塗り分け高さに段差があった箇所は、段差が判らなくなるまで重ね塗りしました。
 
強引な塗装方法ですが、肉眼では色の差が殆ど気にならないレベルで仕上がりました。
 
こちらの側面も上手くいきました。
 
前面は塗分け完了です。塗分け境界線の部分の粗も、肉眼では気にならないレベルです。
 
黄かん色の塗装は、想定外ですが一発で上手くいきました。側面の緑色も同様に塗ってみることにします。(続く)
 

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【こちらは現行製品です。10-1385の6両セットに、クハ85-108が入っています】