緊急事態宣言が解除され、県外への移動が可能になった週末。
3ヶ月近く自宅の最寄り駅から一度も出ないという引きこもり生活に鬱になりかけていたので、
週末パスで山形へ向かうことにした。
旅の始まりは上野駅から。
上野駅で朝食のお弁当を確保し、
8:00、特急ひたち3号仙台行に乗り、上野駅を出発。
暦の上では梅雨なのに、この日は快晴。
2020年3月14日、東日本大震災から9年ぶりに全区間の運転を再開した常磐線。
E657系特急列車「ひたち」は、始発駅である上野駅から終点の仙台駅まで、363.5kmを4時間半かけて走る。
乗車料金6380円+特急料金2900円で合計9280円。
上野駅-仙台駅を新幹線はやぶさに乗ると、乗車時間は1時間半もかからず、
乗車料金6050円+特急料金5150円で合計11200円。
2000円多く支払うだけで所要時間が3分の1に短縮される。
早く向かいたい人なら新幹線を使うし、
安く向かいたい人なら高速バスや在来線の普通列車を使う。
約3ヶ月ぶりの旅行は、乗り鉄として最高に贅沢な無駄遣いをすることにした。
県をまたぐ移動の自粛解除に伴い、車内販売も再開されたようで、
上野駅を出発後ほどなくして車内販売のワゴンが回ってきた。
8:27、柏駅に到着。
利根川を超えて、茨城県へ。
本日の朝ごはん。
上野駅で買ってきた「エキュート上野限定 人気セレクション」なるパンダちゃん弁当。
土浦駅手前の桜川。
この川が注ぐ先は、日本で2番目に大きい湖である霞ヶ浦。
9:18、水戸駅に到着。
ここで降りる人が多いのだろうと予想していたのだけれど、降りる乗客はほとんどおらず、
新たに乗車してきた乗客で、車内は結構な乗車率になった。
9:24、勝田駅に到着。
ここでお休み中の燭台切に遭遇!
こんなところで偶然遭遇できて嬉しい。
次はいつ乗れるかなぁ。また乗りたいな。
私が乗った車両は、上野→仙台の下りでは、偶数番号の座席が窓割のいい席だった。
奇数番号の席だと、このように窓枠が……
(※あとで確認したけれど、これは車両によって異なったので参考にならない)
下り列車では、進行方向右側が海側の席だけれど、
午前中の下り列車の場合は右から日差しがくるので眩しい。
日焼けしたくないので、今回は敢えて左側の席を予約。
海が近くなったらデッキに出ることにした。
例のアレの群れ。
磯原駅から大津港駅までの区間は海の近くを走行するのだけれど、意外と車窓から海は見えない。
海がよく見えるのは大津港駅から勿来駅までの区間。
そしてこのあたりから福島県に突入。
10:24いわき駅に到着。
ここで抹茶ミルクに遭遇。
最近乗れていない抹茶ミルク。
これに出会うと、東方まで旅に出てきた!という気分になる。
それにしてもいい天気…!
後ろの席のおじいさんが、起きている時はずーっと鼻を啜っていて、
寝ている時はずーっと大音量のいびきをかいていて、
それが2時間も続き気分が悪くなってきたので、通りかかった車掌さんに許可をもらって座席移動。
しばらく進むと、東日本大震災の被害が色濃く残る区間に……
遠くに車が見える程度の何もない草原を走り、熊川を超え……
11:48、相馬駅に到着
相馬駅から先は、40分以上停車駅がなく、
終点の仙台駅には12:31に到着。
ここから先は、JR仙山線に乗り換え。
次回
https://ameblo.jp/yuridenn/entry-12621957341.html
へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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