元号が変わって初めての文化の日。
例年通り、尼崎の本興寺さんで催される虫干会へ。
年に一度、文化の日だけ、本興寺の宝刀である天下五剣の一振、「数珠丸恒次」が一般公開される。
2019年の文化の日は日曜日。
ということは、前日は土曜日。
毎年、文化の日の前日は仕事帰りに新幹線で大阪に向かっていたのだけれど、
今年はのんびりまったり東京を出発。
この日は 3連休の初日。
朝の新幹線は混雑するだろうと11時過ぎに東京駅に向かったものの、ホームの自由席車両の列はえげつないことになっていた。
お昼過ぎには落ち着くだろうと、新幹線を眺めて時間を潰すことに。
これは700系のぞみ。珍しい…!
3連休で、使える車両はフル稼働なのかな。
鉄道ファンと思しき方々や親子連れが、先頭車両で撮影をしているのに混ざって、何枚か撮影。
コンセントがない車両ということもあり空いているようだった。
11時半には長蛇の列ができてきた自由席も、12時発の新幹線はすんなり乗ることができた。
いつもの1号車。
富士山側の窓側席を確保してお昼ご飯。
駅弁屋さんも大混雑だったので、確実に固定の位置に常備されている「鮭のり弁」を買ってきた。
安定の美味しさ。
「冷めても美味しい」が計算されたミニ駅弁。
もぐもぐしながら眺める富士山。
晴天ではあるものの、 残念ながら雲がかかっていた。
名古屋駅を過ぎた頃に車内販売がやってきたので、ハイボールを購入。
「よっ、大将。俺っちだぜ。」
JRの車内販売が縮小されつつある中、なぜか最近グレードアップされたのが、東海道新幹線のアルコール関連。
ハイボールを購入すると、プラカップと氷が貰えるようになった。
これは嬉しい付加価値。
京都駅に到着し、近鉄線に乗り換え。
京都タワーがある方の京都駅から、近鉄京都駅は徒歩20分(迷うと30分以上)かかったのだけれど、
新幹線の中央改札からはすぐ近くでびっくりした。
秋の京都は観光客でごった返すため、少し足を伸ばして奈良に向かうことにした。
目的は、鹿さんと、柿の葉寿司と、奈良国立博物館の正倉院展。
近鉄京都線の急行・天理行に乗り、京都駅を出発。
車内はかなりの混雑具合。
大和西大寺駅で近鉄奈良線の近鉄奈良行に乗り換え。
京都駅を出た時には混雑していた車内も、奈良方面に向かうにつれ空き、途中から座席に座ることができた。
ロングシートだけれど、意外とフカフカで、ついウトウト。
人が動く気配に目を覚ましたら、そこは乗り換え駅の大和西大寺駅。
慌てて電車を降りて、向かいのホームの電車に乗り込んだ。
車窓から平城京跡を眺めて近鉄奈良駅に到着。
網棚に乗せたバッグを取ろうとしたところ……
そこにあるはずのものがなかった。
あああ、ああああ!!!
網棚に荷物を置いたのは、大和西大寺駅で乗り換えた、京都発、天理行きの列車だった。
寝不足でねむねむだったため、全く気がつかなかった。
青くなりながら奈良駅の駅長室へ。
天理行きの列車の網棚にバッグを忘れたことを伝え、捜索依頼。
お財布もメイクポーチも充電器も単眼鏡も全部バッグの中。
以前にも旅先でやらかしているので、
スマホケースに諭吉さんを仕込んでいて、プラスPASMOのチャージが10000円ちょい。
宿泊費と、高速バスの復路の費用はある。
けれど、食費や、博物館の入場料などを考えると絶望的。
そしてお財布の中のクレジットカード…!
旅行の際はメインバンクのカードは抜いてきているものの、なくした時の手続きが本当に面倒。
この記事の文章量が普段に比べて多いのは、
調べてもらっている間に、気を紛らわすために書いたので。
待つこと十数分。
無事にバッグはみつかり、終点の天理駅で保護されたとのこと。
ああああ……よかった……本当によかった……!
ということで、近鉄の天理駅に向かうことに。
バッグが見つかってよかった!
けれど、天理まで行って奈良に戻って国立博物館に行く元気はきっとない。
大人しくホテルに向かおうかな…と乗り換え検索を始め、はた。と思い出し、ドラクエウォークを起動した。
乗り換えの電車までに少々時間があったので、改札内を散策。
思いのほか広くて栄えている駅で、改札内でお買い物や飲食を楽しめる構造。
たこ焼きに明石焼きに柿の葉寿司にプリンに立ち飲みにお洒落なカフェに……
……帰りにここに寄ろう。
大和西大寺駅から天理行きの列車に乗り換え、天理駅に到着。
次回、宗教都市・天理編へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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